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キユーピー、家庭用28品目と業務用589品目を値上げ、26年春から段階的に改定

■原材料・資材・人件費の上昇が直撃、企業努力では吸収困難に キユーピー<2809>(東証プライム)は12月3日、家庭用商品と業務用商品の大規模な価格改定を実施すると発表した。家庭用は2026年3月2日出荷分から、業務用は同年4月1日出荷分から対象となる。原材料価格や包装資材費、人件費、物流費などの上昇が続く中、同社はこれまで合理化と経費節減に努めてきたが、企業努力のみでは吸収できない水準に達したと判断したためである。 家庭用商品の改定では、調理食品と素材食品の計28品目が対象..

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サイネックス、名証メイン市場への上場承認、東証スタンダードと重複上場へ

■IR強化で企業価値向上へ、対話の場拡充を重視 サイネックス<2376>(東証スタンダード)は12月3日、名古屋証券取引所メイン市場への上場承認を受けたと発表した。これにより同社は東京証券取引所スタンダード市場との重複上場となり、上場日は12月10日とされている。同社は地方創生支援事業を軸に、自治体連携やDX推進など多様なサービスを展開しており、社会貢献型企業を掲げて事業基盤の強化を進めてきた。 第一の柱は、地方自治体との官民協働事業やDX支援を通じた地方創生プラットフォーム..

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デジタルプラス、株主優待を大幅刷新へ、総額3000万円を按分配布に変更

■7単元以上一律3万円を廃止、対象株主で配布額を分配 デジタルプラス<3691>(東証グロース)は12月3日、株主優待制度の変更を決定したと発表した。今回の見直しは、株主への感謝を示しつつ優待還元額を固定化することで、持続的な株主還元体制を構築することが目的である。同社は従来の「7単元以上一律30,000円分」から、優待総額3,000万円を対象株主で按分するシェア型株主優待へ移行する方針を示した。 優待総額3,000万円は、2025年9月末対象の予定配布額約500万円の約6倍..

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サイバートラスト、Insignaryに出資、SBOM連携強化し国際規制に対応

■CRA・NIS2指令・AI規制に備え共同基盤を形成 サイバートラスト<4498>(東証グロース)は12月3日、ソフトウェア構成分析ソリューションを提供するInsignary Inc.への出資を行ったと発表した。同社は電子認証局の運用や国際安全基準に準拠した組込みOSの提供など、デジタルトラスト領域を中核事業として展開している。一方、Insignary社はバイナリ解析によるSBOM生成やOSS脆弱性管理を実現する「Clarity」、さらにAI・OSSコンプライアンス管理を統合..

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ALSOK、平和管財を子会社化、60%取得でFM事業を強化、ビルメン大手を傘下に

■クボタから60%を取得、FM事業の生産性向上と提供価値を底上げ ALSOK<2331>(東証プライム)は12月3日、ビルメンテナンス事業を手がける平和管財の株式60%をクボタ<6326>(東証プライム)から取得し、子会社化する契約を締結したと発表した。FM(ファシリティマネジメント)事業の強化を目的としたもので、建物設備管理や清掃、防災業務などを統合的に提供する体制を拡充する狙いがある。アルソックはブランドスローガンを「ALways Security OK」から「ALway..