IR企業情報一覧

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いちご、取得上限1520万株・総額50億円の自己株取得を決定、株主還元を継続

■2026年5月まで取得、発行済株式3.68%を上限に資本政策を継続 いちご<2337>(東証プライム)は11月6日、自己株式の取得を決定したと発表した。取得上限は1520万株、総額50億円とし、発行済株式総数(自己株式除く)の3.68%に相当する。取得期間は11月7日から2026年5月31日までで、証券会社による取引一任方式で行う。同社は9期連続で自社株買いを実施しており、2026年2月期ではすでに約12,807,300株、50億円の取得を完了している。 自社株買いの目的に..

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abc、暗号資産AGF売却で約33億円の益計上へ、既に業績予想へ織り込み済み

■暗号資産ディーリング戦略が収益寄与、追加情報は適宜開示予定 abc<8783>(旧GFA)(東証スタンダード)は11月6日、保有する暗号資産「Nyanmaru GOLD Utility Token(AGF)」の売却により暗号資産売却益が発生したと発表した。同社グループはミームコインを含む暗号資産へのディーリング運用を行っており、今回は暗号資産「WOWBIT($WWB)」取得の対価として、自己勘定で保有するAGFを相対取引したことにより売却益が生じた。売却益は約22,032,..

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日本郵便、クマ出没で集配業務見合わせ、夕方以降の配達制限・窓口休止も

■クマ被害拡大受け郵便配達に影響、安全確保で一部業務停止 日本郵政<6178>(東証プライム)傘下の日本郵便は11月5日、全国的にクマの出没が急増している状況を受け、社員の安全確保のため集配業務を一時的に見合わせる場合があると発表した。対象となるのは、クマの出没が確認され自治体や警察から立ち入り規制などの指示があった地域、あるいは現場で集配継続が困難と判断された場合である。該当地域では郵便物やゆうパックの配達に遅れが生じる可能性があるとした。また、近隣にクマの目撃情報がある地..

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アスクル、ランサムウェア被害から段階復旧、第6報公表、12月に本格再開へ

■FAX注文で出荷再開、第2弾ではWeb注文も復旧へ アスクル<2678>(東証プライム)は11月6日、10月19日に発生したランサムウェア攻撃によるシステム障害について、第6報としてサービス復旧の進捗を公表した。同社は事業所向け「ASKULサービス」の再開を最優先とし、安全性と安定稼働を確認しながら段階的に提供範囲を拡大している。第1弾ではFAX注文による出荷トライアルを10月29日に開始し、コピー用紙など37アイテムを2拠点から出荷してきた。 11月12日からは、対象商品..

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エスプール、サイバーセキュリティ分野に特化した新会社「CyberCrew」を設立

■ホワイトハッカーが攻撃者視点で先手を打ち、企業・自治体の情報資産を守る エスプール<2471>(東証プライム)は11月6日、サイバーセキュリティ分野に特化した新会社「株式会社CyberCrew」を設立したと発表。■設立の背景 近年、ランサムウェア攻撃や情報漏えいなどのサイバー犯罪は急増・巧妙化し、社会全体の安心・安全を脅かす喫緊の課題となっている。従来の防御型セキュリティでは限界が見えつつあり、「攻撃者を知り、先回りして防ぐ」という新たなアプローチが求められている。こうした..

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日産自動車、本社ビル売却で特別利益739億円、再建策「Re:Nissan」に充当

■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持 日産自動車<7201>(東証プライム)は11月6日10時過ぎ、横浜市西区のグローバル本社ビルについて信託設定および信託受益権の譲渡、さらに賃貸借契約を締結したと発表した。これにより、2026年3月期に固定資産売却益約739億円を特別利益として計上する見通しだ。本構造はセール・アンド・リースバック方式によるもので、譲渡後も本社機能は引き続き同ビルで維持される。 今回の資産譲渡は、経営再建計画「Re:..

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FRONTEOのAI「KIBIT」、慶應大の難治がん研究に採用、新規免疫治療法の創出支援へ

■遺伝子改変T細胞療法など先端研究にAI活用、研究者の発想広げる FRONTEO<2158>(東証グロース)は11月6日、医学論文探索AIシステム「KIBIT Amanogawa(キビットアマノガワ)」が、慶應義塾大学薬学部病態生理学講座の難治がん研究に採用されたと発表した。同講座は去勢抵抗性前立腺がんや多発性骨髄腫など既存治療薬が効きにくいがんに対し、新たな免疫治療法の開発に取り組んでいる。特にがん細胞で高発現する抗原に特異的なT細胞受容体遺伝子を用いた遺伝子改変T細胞療法..

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QPS研究所、小型SAR衛星14号機打上げ成功・初交信も確認

■ニュージーランドから打上げ、約50分後に衛星分離・35分後に初交信成功 QPS研究所<5595>(東証グロース)は11月6日、小型SAR衛星「QPS‐SAR14号機(ヤチホコ‐Ⅰ)」が米ロケット・ラボ社のロケット「Electron」により打ち上げられ、衛星軌道への投入および初交信に成功したと発表した。打上げは日本時間4時51分にニュージーランドのマヒア半島から実施され、打上げ約50分後に衛星分離、さらに約35分後に正常な通信が確認された。衛星の各機器は問題なく作動しており、..

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ソフトバンクとOpenAI、合弁会社「SB OAI Japan」設立

■2026年に国内企業向けAIソリューション提供、初導入はソフトバンク ソフトバンク<9434>(東証プライム)とソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)、OpenAIは11月5日、共同で合弁会社「SB OAI Japan合同会社」を設立したと発表した。同社は、企業経営の高度化を目指すAIソリューション「クリスタル・インテリジェンス」を日本市場で独占的に展開することを目的としており、2026年に提供開始を予定する。OpenAIのエンタープライズ向け最新プロダクトを核に..

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川崎重工グループの川崎車両、ニューヨーク市に新型地下鉄車両378両供給へ

■R211と同仕様、2028年から納入開始・契約総額約15億ドル 川崎重工業<7012>(東証プライム)グループの川崎車両は11月5日、米国ニューヨーク市交通局(NYCT)向けに新型地下鉄電車「R268」378両の受注内定を発表した。契約金額は約15億米ドル(約2200億円)で、北米拠点で製造し、2028年から2030年にかけて納入する計画である。同型車両は、同社が現在製造中の「R211」と同一仕様であり、NYCTが進める地下鉄近代化および既存車両更新需要を支える。 「R26..