編集長の視点一覧

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【編集長の視点】丹青社は株式売出し終了で業績・株主還元策の一段アップを期待

■万博関連受注で上昇機運 丹青社<9743>(東証プライム)は、前日5日に9円高の896円と6営業日ぶりに小反発して引け、今年1月14日に売られた直近安値879円からの底離れを窺った。同社株は、昨年12月13日に目下集計中の2025年1月期業績の上方修正と増配を発表し、歓迎した株価は、窓を開けて1027円まで急騰し、今年1月7日には株式売出しを発表し、今度は、需給悪化懸念で窓を開けて直近安値879円まで急落したが、この株式売出しの受け渡しを1月22日に終えイベント通過となった..

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【編集著の視点】ヨシムラ・フード・ホールディングスはWショックを織り込み連続最高純益更新が手掛かり

■昨年来高値から直近安値への調整幅の3分の1戻しの1296円が戻りメド ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東証プライム)は、前日4日に11円安の1004円と4営業日続落して引けた。ただこの日の取引時間中の安値996円からは小戻して引けており、下げ渋る動きも示した。同社株は、今年1月14日に今2025年2月期業績の2回目の上方修正を発表したが、市場コンセンサスを下回るとして株価はダウンサイド反応し、1月29日には子会社役員が、インサイダー取引で告発され株価が下ぶれ..

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【編集長の視点】アイザワ証券Gは3Q純益大幅増益着地で期末の普通配当増配を催促し続伸

■株主還元強化策で配当48円に増配、期末配当増配期待も アイザワ証券グループ<8708>(東証プライム)は、前日27日に25円高の1723円と続伸して引け、今年1月17日につけた直近安値1597円からのリバンド幅を拡大させた。同社株は、今年1月23日に今2025年3月期第3四半期(2024年4月~12月期、3Q)業績の速報値を発表し、純利益が、前年同期比2.43倍と大幅続伸し、同じく3Q業績速報値を発表した証券各社のなかでも最も大きな変化率を示したことを手掛かりに、まだ未定と..

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【編集長の視点】木徳神糧は増配・優待権利取り再燃を業績上方修正がフォローして反発

 木徳神糧<2700>(東証スタンダード)は、前日12日に10円高の5610円と変わらずを含めて4営業日ぶりに反発して引けた。同社株は、今2024年12月期の年間配当を100円(前期実績80円)と連続増配を予定しており、株主優待制度とともに権利取りの買い物が再燃した。その今年10月24日の増配・株主優待制度の変更の発表とともに今12月期業績を上方修正しており、またテクニカル的にも5日移動平均線が、25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現し、さらにその25日..

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【編集長の視点】清水建設は黒字転換拡大の業績上方修正などフルセット株人気を再燃させて反発

 清水建設<1803>(東証プライム)は、前日11日に15円高の1198.5円と反発して引け、取引時間中には1201.5円と1200円台に乗せて11月12日につけた年初来高値1247円を視野に捉えた。同社株は、今年11月12日に今2025年3月期第2四半期(2024年4月~9月期、2Q)累計決算の開示とともに、今3月期通期業績の上方修正と増配、自己株式取得を発表しており、今期純利益が大幅黒字転換することを手掛かりにフルセット銘柄人気を再燃させた。値ごろ的にも、スーパーゼネコン..

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【編集長の視点】貸倒引当金の一巡で黒字転換、過去最高純益を更新、成長期待高まる

■新規エージェントサービスが奏功、成長可能性に期待 サイバー・バズ<7069>(東証グロース)は、前日3日に1円高の745円と小幅ながら続伸して引け、今年11月20日につけた上場来安値707円を前に下値抵抗力を発揮した。同社株は、今年11月13日に発表した9月期決算で、前024年9月期業績が、大幅赤字転換し1株純資産が50.18円に急低下したことを嫌って上場来安値へ調整したが、この赤字転換は、貸倒引当金計上による一過性の財務内容の悪化で、今2025年9月期の純利益が、前期の大..

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【編集長の視点】日電子は大幅続落も業績上方修正・増配を手掛かりに突っ込み買い一考余地

 日本電子<6951>(東証プライム)は、前日13日に158円安の5570円と大幅に3営業日続落して引け、25日移動平均線へ下ヒゲを伸ばし下値を確認する動きを続けた。同社株は、今年11月8日の今2025年3月期第2四半期(2024年4月~9月期、2Q)累計決算の開示に合わせて、今3月期通期業績の上方修正と増配を発表した。その2Q累計業績は、10月29日に上方修正され株価は窓を開けて700円超高と急騰したが、今回の通期業績の上方修正幅が、2Q累計通期業績の上方修正幅より小幅にと..

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【編集長の視点】タイミーは上場来安値更新も相次ぐ悪材料を織り込み底固め最終ステージ入り期待

 タイミー<215A>(東証グロース)は、前日17日に48円高安の1073円と3営業日続落して引け、取引時間中には1065円まで下げ、今年10月8日につけた上場来安値1112円を更新した。同社株は、今年9月12日に今年7月16日の新規株式公開(IPO)後の初決算として発表した今2024年10月期第3四半期(2023年11月~2024年7月期、3%)業績が、今10月期通期予想業績対比では低利益進捗率にとどまり、さらに一部メディアが、同社のスポットワーカーへの罰則が厚生労働者の指..

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【編集長の視点】ブロードマインドは1Q減益業績を織り込み80円配当を手掛かりに下げ過ぎ修正の反発

 ブロードマインド<7343>(東証グロース)は、前日15日に5円高の1445円と小幅ながら4営業日ぶりに反発して引けた。同社株は、今年8月に突っ込んだ1250円安値から底上げ途上にあり、8月13日に発表した今2025年3月期(2024年4月~6月期、1Q)業績が、減益着地したことで調整が長引いているが、今期配当が、配当性向100%を続ける配当政策に従って年間80円(前期実績40円)に連続大幅増配を予定していることを手掛かりに下げ過ぎ修正期待の打診買いが入った。テクニカル的に..

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【編集長の視点】ミアヘルサHDは続落も需給悪化要因を織り込み最高純益肉薄、優待拡充に見直し余地

 ミアヘルサホールディングス<7129>(東証スタンダード)は、前日9日に5円安の1095円と変わらずを含めて3営業日続落して引けた。同社株は、大株主のマイルストーン・キャピタル・マネジメントの保有割合が、今年9月9日、9月30日と相次いで低下したことが大量保有報告書で明らかになり、需給悪化懸念で1072円へ下ぶれた。ただ、今年1月の年初来安値1000円を前に下げ渋っており、むしろ流通株式の増加で東証スタンダード市場の上場基準の流通株式時価総額の達成に一役買う可能性もあり、下..