編集長の視点一覧

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【編集長の視点】ホクリヨウは上場来高値を更新、業績上方修正・増配を手掛かりにバリュー株買い増勢

■過去最高益へ上方修正、鶏卵高値と飼料安が追い風に ホクリヨウ<1384>(東証スタンダード)は、前日2日に90円高の2204円と続伸して引け、取引時間中には2222円と買われ、今年8月25日につけた上場来高値2217円を更新した。同社株は、今年8月13日の今2026年3月期第1四半期(2025年4月~6月期、1Q)決算とともに、今期通期業績の上方修正と増配を発表しており、これを手掛かりにバリュー株買いが増勢となっている。業績上方修正は、鳥インフルエンザの後遺症による鶏卵価格..

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【編集長の視点】日本創発グループは続落も高値から2割調整で4倍増配の権利取りに一考余地

 日本創発グループ<7814>(東証スタンダード)は、前日1日に7円安の884円と続落して引けた。同社株は、今年8月13日に今2025年12月期第2四半期(2025年1月~6月期、2Q)累計決算とともに、今期配当の増配を発表し、増配幅が期初予想の4.2倍となることがサプライズとなり、窓を開けて年初来高値1087円へ99%高したあと、信用取引規制も重なり利益確定売りが先行した。ただ同安値水準での配当利回りは、6.78%と東証スタンダード市場の高配当利回りランキングで第3位、全市..

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【編集長の視点】ホットリンクは主力事業が好調に推移し通期黒字転換へ、初配当も実施へ

■2Q業績赤字着地も下期回復予想 ホットリンク<3680>(東証グロース)は、前日12日に5円高の304円と変わらずを含め4営業日ぶりに反発して引け、25日移動平均線を出没する三角保ち合いに煮詰まり感を強めた。今年8月8日に発表した今2025年12月期第2四半期(2025年1月~6月期、2Q)累計業績が、赤字転落して着地したが、主力事業の新規クライアント受注が増加するなど下期に回復して12月期通期業績の黒字転換予想を据え置いており、初配当として中間配当3円を実施し、年間配当6..

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【編集長の視点】デジタリフト、2025年9月期業績を上方修正、株主優待制度導入で投資魅力向上

■V字回復鮮明化で年初来高値奪回へ デジタリフト<9244>(東証グロース)は、前日31日に47円高の1157円と急反発して引け一時、1178円と上値を伸ばす場面もあり、7月24日につけた年初来高値1300円を意識する動きを強めた。同社株は、今年7月23日に株主優待制度の導入を発表し、株価はストップ高のあと窓を開けて年初来高値まで291円高し、この時開けた窓をほぼ埋めて出直っており、高値調整一巡として下値で優待制度の権利取りが再燃した。優待制度導入に先立って今2025年9月期..

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【編集長の視点】SCAT、増配&記念優待で「高利回り銘柄」に浮上、V字回復期待で株価再上昇へ

■重複上場の記念優待策を手掛かりに総合利回り買いが交錯 SCAT<3974>(東証スタンダード)は、前日15日に1円安の473円と3営業日続落して引けた。東証スタンダード市場指数が、5.52ポイント安の1387.98と3営業日ぶりに反落したことから、7月11日に年初来高値486円をつけた同社株にも目先の利益を確定する売り物が増勢となった。ただ引け値が始値を小幅に上回る日足の陽線を示現しており、押し目買いも交錯した。今年7月14日に名古屋証券所のメイン市場上場が承認され、東証ス..

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【編集長の視点】エアトリは海外旅行回復と戦略的投資で業績好調、株価上昇に弾み

■夏休み旅行需要を先取り業績上方修正を見直し三角保ち合い煮詰まる エアトリ<6191>(東証プライム)は、前日8日に前日比変わらずの909円で引けた。ただ取引時間中には914円と上値を伸ばす一方、為替相場が、1ドル=146円台の円安・ドル高に振れたkとから898円と売られる場面があるなど25日移動平均線を出没する三角保ち合いに煮詰まり感も強めた。小中学校の公立学校の夏休み入りとともにバカンスシーズン入りとなるが、夏休み旅行の動向見通しで海外旅行者数が2ケタ増となりコロナ禍前の..

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【編集長の視点】丹青社は年初来高値に肉薄、業績上方修正を手掛かりに増配の中間配当権利取りが増勢

■キャピタル&インカム両取りの魅力で上値期待高まる 丹青社<9743>(東証プライム)は、前日2日に10円高の1340円と変わらずも含めて5営業日続伸して引け、取引時間中には1342円と上値を伸ばす場面があり、6月30日につけた年初来高値1345円に肉薄した。同社株は、今年6月13日に今2026年1月期第1四半期決算とともに、今1月期第2四半期(2025年2月~7月期、2Q)累計業績・1月期通期業績の上方修正と中間配当・期末配当の増配を発表しており、中間期末の7月相場入りとと..

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【編集長の視点】ZUUは大幅増収増益:フィンテックと経済界子会社化の相乗効果でV字回復

■V字回復業績を手掛かりに三角保ち合いに煮詰まり感 ZUU<4387>(東証グロース)は、前日30日に前週末比変わらずの701円で引けた。ただ寄り付きでは695円と700円を割る場面もあり、25移動平均線を出没する三角保ち合いを続けたが、この保ち合いに煮詰まり感も出てきた。同社の今2026年3月期の営業利益が、1億円と低水準ながら、前期比7.1倍とV字回復が予想されていることを手掛かりに売られ過ぎ修正の打診買いが交錯した。今年3月に経営者向け経済雑誌を発行する経済界(東京都千..

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【編集長の視点】Waqooは再生美容液即完売と2Q赤字縮小業績を見直す

■バイオベンチャー株評価高まる Waqoo<4937>(東証グロース)は、前日17日に7円高の1056円と3営業日ぶりに反発して引けた。今年6月5日に子会社のセルプロジャパンが、EC販売サイトで発売した再生美容液が、放送開始わずか11分で完売したことや、今年5月に発表した今2025年9月期第2四半期(2024年10月~2025年3月期、2Q)累計業績が赤字幅を縮小して着地したことを見直しバイオベンチャー株買いが再燃した。テクニカル的にも、トランプ関税による世界同時株安の影響で..

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【編集長の視点】monoAIは1Q赤字縮小業績が支援してゲーム・エンタメ関連株人気健在

■メタバースサービス好調で赤字幅縮小、ゲーム関連株として再評価の兆し monoAI technology<5240>(東証グロース)は、前日12日に5円安の349円と4営業日ぶりに反落して引けた。日経平均株価が、5営業日ぶりに248円安と反落したことから、今年5月の直近安値から20%超高している同社株も、目先の利益を確定する売り物に押された。ただ今年4月に任天堂<7974>(東証プライム)が、新型ゲーム機「Nintendo Switch2」の予約販売受付を開始して以来、ゲーム..