編集長の視点一覧

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【編集長の視点】ミクリード、小規模飲食店向け卸売り好調、2ケタ増収増益で通期上振れ

■業績上方修正・増配を見直し売られ過ぎ修正 ミクリード<7687>(東証グロース)は、前日4日に14円高の470円と4営業日ぶりに反発して引け、前々日3日の取引時間中に売られた直近安値440円から底上げした。同社株は、今年10月30日に今2026年3月期第2四半期(2025年4月~9月期、2Q)累計決算の開示とともに、今3月期通期業績の上方修正と増配を発表したが、上方修正された通期利益が、市場予想を下回るとして材料出尽くし売りが続いた。ただ上方修正された通期純利益は、連続して..

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【編集長の視点】松田産業は過去最高純益へ増額修正、貴金属高騰で通期見通しを強化

■業績上方修正・増配見直して押し目買い交錯 松田産業<7456>(東証プライム)は、前日13日に15円安の4385円と変わらずも含め5営業日ぶりに反落して引けた。同社株は、今年11月4日に上方修正した今2026年3月期第2四半期(2025年4月~9月期、2Q)累計決算を発表したが、米国の政府機関閉鎖解除で米経済の下ぶれリスクなどの不透明材料が解消し、逆にニューヨーク商品取引所の金先物価格の安全資産買いが後退するケースも想定されるとして利益確定売りに押された。ただ、この日の取引..

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【編集長の視点】トーセイ、株式分割の権利取り再燃を業績再上方修正・再増配が支援

■区分マンション販売と賃貸収入増が利益押し上げ トーセイ<8923>(東証プライム)は、25日移動平均線を出没する三角保ち合いから上放れる動きを強めている。同社株は、今年11月30日を基準日に株式分割を予定しているが、今年11月に発表した今2025年11月業績の2回目の上方修正と今期配当の2回目の増配を手掛かりに株式分割の権利取りが再燃した。テクニカル的にも、9月30日につけた上場来高値3535円から相場全般の「AI(人工知能)株買い、バリュー株売り」の影響を受け高値調整を続..

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【編集長の視点】丸大食品、上方修正・増配を背景に上昇基調強まる、ブラックフライデーも後押し

■増益・増配で投資妙味高まる 丸大食品<2288>(東証プライム)は、前日11日に81円高の2092円と3営業日続伸して引け、取引時間中には2110円と買われ、9月25につけた年初来高値2104円を更新した。今年11月10日に発表した今2026年3月期業績の上方修正で、純利益が、期初の減益転換予想から増益となって連続して過去最高を更新し、配当も増配を予定していることを手掛かりにバリュー株買いが増勢となった。イオン<8267>(東証プライム)が、11月22日から展開する大規模セ..

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【編集長の視点】ニューテック、2Qで大幅増益達成、利益進捗60%超で上振れ期待

■通期業績予想据え置きで続落も2Q業績の2回の上方修正を見直せば押し目限界 ニューテック<6734>(東証スタンダード)は、前日9日に45円安の182円と3営業日続落して引けた。同社株は、今年6月26日に続き9月26日に今2026年2月期第2四半期(2025年3月~8月期、2Q)累計業績の2回の上方修正を発表し、株価は、年初来高値2115円まで買い進まれたが、その2Q累計決算発表時の10月6日には通期業績を期初予想の据え置きとしたことから、前2025年2月期業績も、2Q累計業..

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【編集長の視点】JPXは「高市トレード」のフル享受で今期業績の上方修正・増配を見直す

■過去最高益を更新へ、株式売買活況で業績上方修正 日本取引所グループ(JPX)<8697>(東証プライム)は、前日8日に81.5円高の1778円と急反発し、今年1月7日につけた年初来高値1835円を射程圏に捉えるとともに、2024年9月27日につけた株式分割の権利落ち後高値1966円を意識する動きをと強めた。10月4日の自民党総裁選挙で高市早苗総裁が選出されたことから、週明け6日に日経平均株価が2175円高と急騰するなど「高市トレード」が続いており、今年9月24日に発表された..

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【編集長の視点】積水化学、ノーベル化学賞受賞を先取りペロブスカイト太陽電池人気が増勢

■900億円投資の次世代電池が株価急伸の起爆剤 積水化学工業<4204>(東証プライム)は、前日6日に184.5円高の2889円と急続伸して引け、取引時間中には2903.5円と買われる場面があり、今年9月19日に付けた上場来高値2938.5円に肉薄した。東証プライム市場の値上り率ランキングの第41位にランクインする急伸となった。今週は、6日のノーベル生理学・医学賞を皮切りにノーベル賞の受賞者が相次いで決定・発表される「ノーベル賞・ウイーク」となっており、8日に受賞者が決定する..

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【編集長の視点】タメニーは黒字転換で事業成長加速、増資で財務改善し株価も底上げ

■債務超過解消の第三者割当増資価格で下値を確認 タメニー<6181>(東証グロース)は、前日17日に1円高の125円と2日間の変わらずを挟んで小反発して引け、今年2月10日につけた年初来安値103円水準からの底上げ幅を拡大させた。同社株は、今年8月25日払い込みで第三者割当増資を実施し、上場基準に不適合の債務超過を解消させており、この第三者割当増資の発行価格121円で下値を確認したとして売られ過ぎ修正買いが再燃した。今2026年3月期業績も、黒字転換を予想しており、合わせて見..

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【編集長の視点】ジェリービーンズG、大ヒット「クリーミーヨーグルトボール」が牽引し業績予想を上方修正

■業績上方修正・赤字縮小を手掛かりに底値買いが再燃 ジェリービーンズグループ<3070>(東証グロース)は、前日16日に4円高の122円と3営業日ぶりに反発して引け、取引時間中には135円と買われる場面もあり、9月4日に突っ込んだ直近安値118円から底上げした。今年9月11日に発表した今2026年1月期業績の上方修正・赤字幅縮小を見直し下げ過ぎ修正買いが再燃した。テクニカル的にも今年7月10日につけた年初来高値323円から、底打ち確認のアノマリーとされる「半値八掛け二割引き」..

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【編集長の視点】インフォメティスはAI電力可視化技術で通期大幅増益見通し、スマートメーター市場拡大で業績急回復へ

■信用残整理が進捗し業績予想レンジ上限値を手掛かりに下げ渋る インフォメティス<281A>(東証グロース)は、前日11日に60円安の1495円と円と3営業日続落して引けた。日経平均株価は、連日の上場来高値更新となり初めて終値として4万4000円台に乗せたが、東証グロース市場指数が、1.09%安と反落してフシ目の1000ポイントを割ったことから、ストップ高を交えて今年8月25日に上場来高値2185円まで約5割高していた同社株にも手仕舞い売りが続いた。ただこの日の取引時間中につけ..