特集一覧

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【妙味株テーマに資金集中】金価格最高値更新、資源・リユース・リサイクル株に連騰期待

■金先物史上最高値&為替の反転で「リスクオフ」から「妙味株」へシフト◆テーマ(1):金価格上昇に連動する産金・貴金属関連株 金先物価格が1トロイオンス=4137ドルと史上最高値を更新する中、産金や貴金属の回収・再資源化関連銘柄が強い関心を集めている。中核となるのは、国内外で産金活動を展開する住友金属鉱山<5713>(東証プライム)や三井金属<5706>(東証プライム)、三菱マテリアル<5711>(東証プライム)といった資源大手で、業績上方修正後もさらなる利益上振れ期待が高まっ..

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ビットコイン急落の裏側――トランプ関税ショックと市場の過熱

■過去最大級の強制清算が発生、2,800億ドルが消失 2025年10月10日夜、米国のトランプ大統領が中国製品への「追加100%関税」を発表した直後から、市場はリスク回避へ傾いた。仮想通貨市場はこれを皮切りに急落。ビットコインは直前の高値約12万6,000ドル(約1,900万円)から一日で10%超下落し、12日時点では11万1,000ドル(約1,670万円)前後まで値を崩した。市場全体では2,800億ドル超の時価総額が吹き飛び、アルトコインも連鎖的に急落した。レバレッジ取引に..

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【株式市場特集】金先物価格が史上最高値更新、円高メリット株にも資金流入期待

■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目 週明けの東京市場は、米国株反発による「後門の狼」後退を受けてリスクオンムードで始まる見通しである。一方で、公明党離脱を契機とする国内政局不安という「前面の虎」への警戒感が根強く、投資心理は「リスクオン」と「リスクオフ」が交錯する展開となりそうだ。米国では13日のNYダウが10日の下落分の66%を回復し、SOX指数も73%反発するなど市場の底堅さが確認された。加えて金先物価格が1トロイオンス=4137.2ドルと史上..

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【株式市場特集】政策バランスの行方を見極め、金利敏感株と円高メリット株に上昇期待

■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派総裁のバランス・アンバラン、折り合いが続くなかで金利敏感株と円高メリット株を取り上げることにした。金利敏感株では、すでに中間決算発表に先立って業績を上方修正し増配した地銀株や、経営統合に一歩踏み出した業界再編株も出ている。円高メリット株は、これまで円高場面でやや不完全燃焼相場が目立ち、週明けのきょう6日の為替相場も、円安・ドル高に振れているが、いずれタカ派総裁の強力支援も期待され、新..

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【株式市場特集】一寸先の不確実性は金価格関連株と証券株で「光」期待のアプローチも一法

■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる 日本取引所グループ<8697>は9月24日、今3月期業績の上方修正と増配を発表した。背景には日経平均株価の最高値追いに伴う売買代金の増加があり、証券株全体の業績拡大期待が高まっている。一方、ニューヨーク金先物価格は9月22日に1トロオンス=3883.2ドルと最高値を更新し、FRBの利下げや地政学リスクを受けて安全資産需要が強まった。投資家は金関連株と証券株を「一寸先は光」のディフェンシブ銘柄として注視している。■主軸の産金株に..

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【株式市場特集】成長期待高まる東証スタンダード・グロース市場銘柄を精査

■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化 証市場は9月19日に主力株の急落と中小型株の逆行高が交錯している。急落した ファーストリテイリング<9983>(東証プライム)、TDK<6762>(東証プライム)、リクルートホールディングス<6098>(東証プライム)は逆張り妙味が注目される一方、東証スタンダード・グロース市場の上昇銘柄は低PERや高配当の有望株が多く、相場全体の押し上げ効果とともに中長期的な成長余地が期待されている。■値上り率ランキングの上位銘柄は業績..

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【株式市場特集】TOPIXコア30:主力株が地位を回復、割安感からステイタス復活へ

■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に 今週の当コラムでは、買い遅れカバーの候補株としてTOPIXコア30のバリュー株、コード番号の末尾2ケタが「01」の「01銘柄」の出遅れ株に注目することにした。いまや日本株買いの中心は、日経平均株価への寄与度の大きい超値がさ株となっているが、かつてはTOPIXコア30の大型株、その前の代表株といえば「01銘柄」であった。その往年の主力株が、コモディティ銘柄化して割り負け水準に位置しているのである。「日本株買い」の流..

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【株式市場特集】株式分割銘柄に注目集まる、地銀2行や日本製鉄も焦点

■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明 東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反落した影響に加え、石破茂首相の辞任表明による政局不安から下落圧力を受ける見通しだ。日米金融政策決定会合を控え不透明感は一段と増しており、投資家は株式分割銘柄を中心に動向を注視している。北國FHや第四北越FGといった地銀2行、日本製鉄やIHIなどの構造改革関連銘柄に加え、太平電業や高島など高配当利回りを誇る分割銘柄も対象となる。さらに西華産業やアズームなど業績修正や増配と絡んだダブル..

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【株式市場特集】産金株、金価格上昇で年初来高値更新、PBR1倍割れに投資妙味

■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す 東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来高値を更新し、リサイクルやリユースなど3R関連株にも関心が広がっている。投資採算面では一部に割高感があるものの、依然として収益拡大の余地を示す動きがみられ、今後の金先物相場をにらみながら投資資金の流入が続く可能性がある。さらに節約志向やインバウンド需要を追い風に、リユース株も割安修正や海外展開に動きが見られ、多様な銘柄群が市場で存在感を高めている。■金想定価格を上方修正もなお保守的..

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【AI格差時代の人材評価】生成AI普及で加速するスキルの二極化とリスキリングの必然

【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】■広がり始めた「AI格差」 生成AIの利用が急速に広がり、職場の風景も大きく変わりつつある。資料作成や情報整理が効率化される一方で、「AIを使いこなせる人」と「そうでない人」の差が目立ち始めた。こうした格差は、働く人の将来や会社の強みを左右する課題として浮かび上がっている。AIを前提としたスキルや知識をどう身につけるかが、今や避けて通れないテーマになっている。■新しいスキルに必要な力、人間だからこその役割 これから求められるのは、ただ..