特集一覧

NO IMAGE

京都ヒューマノイドアソシエーションに3社が新規参画、純国産ヒューマノイドロボット開発の体制を強化

■日本発ロボ産業基盤づくりへ、住友重機・ルネサス・JAEが参画 一般社団法人京都ヒューマノイドアソシエーション(KyoHA)は12月3日、日本発の純国産ヒューマノイドロボット開発を加速するため、新たに住友重機械工業<6302>(東証プライム)、ルネサスエレクトロニクス<6723>(東証プライム)、日本航空電子工業<6807>(東証プライム)の3社が参画したと発表した。同団体は、急成長する世界のヒューマノイド市場に対し、日本の技術力を結集する産学連携組織として2025年に設立さ..

NO IMAGE

【株式市場特集】逆日歩300銘柄超が浮上、師走相場で「掉尾の一振」候補が台頭

■売り方手仕舞いで需給改善が後押し 師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用好需給株が投資家のアタック対象として浮上している。全市場で300銘柄を超える株不足銘柄の多くは、売り方の年内手仕舞いに伴う買い戻しが期待され、需給改善による上昇余地が意識される。とりわけ信用需給が大取組ランキング上位の銘柄や、投資採算的にバリュー株素地を持つ銘柄、さらに季節要因でシーズンストック人気が高まる銘柄が主役候補となり、「掉尾の一振」を狙う有力株として注目度が高まっている。..

NO IMAGE

【ガソリン暫定税率ついに廃止】半世紀の“暫定”に幕、家計・企業・財政を揺らす重大転換

■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立 ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税25.1円は2025年12月31日、軽油引取税17.1円は2026年4月1日に廃止されることが正式に決まった。1974年に導入された「一時的措置」は半世紀を経て終わる。政府は流通の混乱回避を目的に補助金を段階的に引き上げ、12月11日には1リットルあたり25.1円に達する見通しである。値下がりの実感には一定のタイムラグが生じるとみられるが、家計が実感できる水準の値下がりが期待される■..

NO IMAGE

【株式市場特集】地銀株に投資妙味広がる、上方修正と高利回りでバリュー色鮮明

■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視 今週の当コラムは、銀行株に注目することにした。銀行株は、年初来高値水準にあってもなおPER・PBR水準は市場平均を下回り、増配株のオンパレードでもある。もちろん長期金利がさらに上昇するかどうかは、12月18日~19日に開催予定の日本銀行の金融政策決定会合での政策金利の利上げ・据え置き次第となる。長期金利の上昇は、両刃の刃の側面も含んでおり、例え据え置きとなっても長期金利上昇のよる保有国債の含み損拡大を回避できるメリットとポ..

NO IMAGE

【株式市場特集】冬物需要回復でアパレル株再評価、厳冬追い風でバリュー株に妙味

■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し 今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口として厳冬需要を取り上げることにした。今年の天候は、記録的な猛暑が長期化し、秋を飛び越して気温が急低下する冬に突入する例年以上の異常気象となった。気象庁の「3か月予報」では、後半には平年並みは暖冬と予想しているが、このまま気温の上昇が限定的にとどまれば、ネガティブ・サプライズとして厳冬関連のシーズンストック相場が発進するとの先読みである。アパレル各社の月次売上高は、今年9月の猛暑の..

NO IMAGE

【株式市場特集】タマゴ・クマ・コメ関連株に異変、年末相場の注目テーマに浮上

■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」 2025年11月、師走相場入りを前に、市場では独自のテーマ株として「タマゴ・クマ・コメ」関連に注目が集まっている。「タマゴ」は高病原性鳥インフルエンザの再拡大で鶏卵価格が上昇し、関連株への追い風が期待される。「クマ」は過去最多の人的被害を背景に駆除関連や安全対策銘柄が浮上しており、来シーズンまでの継続テーマとみられる。「コメ」は価格高止まりのなか、木徳神糧<2700>(東証スタンダード)とヤマタネ<9305>(東証プ..

NO IMAGE

【株式市場特集】不動産株に割安&高配当の好機、業績上方修正銘柄が続出

■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄 今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリーをカタリスト(株価材料)とする「日銀トレード」関連の不動産株に注目することにした。30日に高値を更新した銀行株は、低PER・高配当利回りのバリュー株が中心となったが、不動産株にもいくらなんでも評価不足のPER10倍以下の超割安株が、ゴロゴロと目白押しであるからだ。業績を上方修正した銘柄、増配銘柄、不動産流動化関連株、不動産テック関連株などなかからお宝銘柄を掘り出す逆転のセオリー高も..

NO IMAGE

【株式市場特集】造船・舶用機器株が連騰、高市政権誕生で「経済安全保障トレード」本格化

■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に 日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の99.5%を支え、その60%を日本商船隊が担う現状から、経済安全保障上の中核産業と位置づけられている。造船業再生に向けて3500億円を投じ、2035年に建造能力を1800万総トンへ倍増させる政策支援が要望されており、自民党内でも1兆円規模の基金創設が検討されている。海運市況の回復や脱炭素化需要の高まりを背景に、造船株・舶用機器株には上場来高値を更新する動きが広がり、連立政権下での次の..

NO IMAGE

【株式市場特集(2)】10月決算期の高配当株に注目、希少な3%超利回りに資金集まる

■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上 株式市場では、高配当利回りを持つ10月決算期企業への注目が高まっている。権利付き最終売買日が10月29日に迫るなか、全市場1400社超のうち利回り3%以上の銘柄はわずか20社、比率にして1.4%にすぎない。希少な高配当株として資金効率の高い投資対象とみられている。クミアイ化学工業<4996>(東証プライム)は農薬事業の好調を背景に中間期業績を上方修正したが、通期で減益・減配に転じ、配当を34円から22円に引き下げた。それ..

NO IMAGE

【株式市場特集(1)】高市相場で高配当株に資金流入、10月決算企業が主役に

■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト 10月終盤相場は、「高市祭り」か「高市ショック」か「大ドラマ」含みであることは要警戒となる。そのなかでもまず週明けは、助川電気工業<7711>(東証スタンダード)の「金曜日の引けピン」が示唆する通りに「高市祭り」に果敢にチャレンジするのが主軸の投資スタンスになると想定される。その一方で、「大ドラマ」にリスクオン・リスクオフで振り回されるのを避け、より安定した高配当銘柄を選好する動きも強まっている。こうした中で、上昇期..