決算発表記事情報一覧

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アイリッジは23年3月期予想下方修正だが24年3月期収益拡大期待

(決算速報) アイリッジ<3917>(東証グロース)は2月10日の取引時間終了後に23年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。減収減益だった。デジタル地域通貨プラットフォーム事業の収益が本格化してきたが、リアルプロモーション関連がコロナ禍の影響を受けて想定を下回った。そして通期予想を下方修正した。デジタルマーケティング関連において人材採用による開発体制強化が想定まで進んでおらず、新規開発案件受注や開発進捗の遅延が発生したことも影響する。ただしFANSHIP導入アプリのMAU..

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フライトホールディングスは23年3月期3累計赤字縮小だが通期予想を下方修正

(決算速報) フライトホールディングス<3753>(東証スタンダード)は2月10日の取引時間終了後に23年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。サービス事業における前期の大型案件の反動などで減収だったが、コンサルティング&ソリューション事業の堅調な推移などで赤字縮小した。通期予想については下方修正した。サービス事業において、マイナンバーカードを用いた公的個人認証サービス向けの「myVerifist」の立ち上げ遅れなどが影響する見込みだ。ただし有望案件が目白押しであり、24年..

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生化学工業は23年3月期3Q累計減収減益、通期減収減益予想据え置き

(決算速報) 生化学工業<4548>(東証プライム)は2月8日の取引時間終了後に23年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。LAL事業が伸長したが、国内における薬価引き下げの影響、前期計上のロイヤリティーの剥落などで減収減益だった。そして通期減収減益予想を据え置いた。第3四半期累計の利益は通期利益予想を超過達成の形となっているが、第4四半期に海外子会社における受託試験サービスの売上減少、研究開発費の集中発生、燃料費高騰に伴う費用の増加、半導体不足に伴って抑制していた工場定期..

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協立情報通信は23年3月期通期実質増益予想据え置き

(決算速報) 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は、2月8日の取引時間終了後に23年3月期第3四半期累計(22年4月~12月)連結業績を発表した。決算期変更で13ヶ月決算だった22年3月期第3四半期累計(21年3月~11月)と対象期間が異なるため増減率は非記載だが、ソリューション事業とモバイル事業の融合による法人向けサービス強化などを推進して概ね順調のようだ。そして通期の実質増益予想を据え置いている。DX関連や5G関連の本格化も背景として収益拡大を期待したい。株価は..

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アルコニックスは23年3月期3Q累計減益、通期減益予想据え置き

(決算速報) アルコニックス<3036>(東証プライム)は2月8日の取引時間中に23年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。売上面は一部商材の取扱数量増加や非鉄市況の上昇などで増収だったが、利益面は調達コストの上昇や販管費の増加などで減益だった。そして通期減益予想を据え置いた。ただし第3四半期累計の進捗率は順調だった。積極的な事業展開で第4四半期の挽回、さらに24年3月期の収益拡大を期待したい。株価は小幅レンジでモミ合う形だが、徐々に下値を切り上げている。第3四半期累計業績..

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加賀電子は23年3月期通期業績予想を3回目の上方修正、配当予想は2回目の上方修正、さらなる上振れの可能性

(決算速報) 加賀電子<8154>(東証プライム)は2月7日の取引時間終了後に23年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。第3四半期累計として過去最高業績だった。主力の電子部品事業が伸長して大幅増収となり、販売ミックス良化に伴う売上総利益率向上も寄与して大幅増益だった。そして通期連結業績予想を3回目の上方修正、配当予想を2回目の上方修正とした。第3四半期累計の上振れ分を上方修正して第4四半期の計画を据え置いた形であることを勘案すれば、通期会社予想はさらなる上振れの可能性が高..

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インテージホールディングスは23年6月期2Q累計減益、通期予想は売上高と営業・経常利益を下方修正

(決算速報) インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は2月7日の取引時間終了後に23年6月期第2四半期累計連結業績を発表した。前回予想を下回り、減益着地した。主力のマーケティング支援(消費財・サービス)を中心に売上高が計画を下回り、利益面は前期の投資・経費執行遅れの反動増やSCIの刷新に向けた投資拡大なども影響した。通期予想は売上高と営業・経常利益を下方修正し、前期比営業・経常利益横ばい予想とした。親会社株主帰属当期純利益については繰延税金資産を計上するため従..

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クリナップは23年3月期3Q累計減益だが進捗率順調、通期上振れの可能性

(決算速報) クリナップ<7955>(東証プライム)は2月6日の取引時間終了後に22年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。原材料価格高騰の影響で減益だった。ただし売上面はシステムキッチン「STEDIA」の好調や価格改定効果などで2桁増収だった。そして通期の小幅増収増益予想を据え置いた。第3四半期累計の進捗率が順調であり、下期からの価格改定効果なども勘案すれば通期会社予想は上振れの可能性が高いだろう。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は22年12月の昨年来高値圏か..

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クレスコは23年3月期3Q累計2桁営業増益と順調、通期上振れの可能性

(決算速報) クレスコ<4674>(東証プライム)は2月6日の取引時間終了後に23年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。営業外費用でのデリバティブ評価損や特別損失でのコーポレートロゴ変更費用などで経常・最終減益だが、ITサービス事業の受注が高水準に推移して増収・2桁営業増益と順調だった。通期予想は据え置いて増収増益・連続増配予想としている。第3四半期累計の売上高と営業利益の進捗率は順調であり、年度末にあたる第4四半期の構成比が高くなる特性なども勘案すれば、通期会社予想は上..

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TACは23年3月期3Q累計減益だが、通期営業・経常増益予想据え置き

(決算速報) TAC<4319>(東証スタンダード)は2月6日の取引時間終了後に23年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。売上面では法人研修事業が堅調に推移したが、個人教育事業において学生を主な受講生とする講座の申し込み状況が低調に推移し、出版事業における巣ごもり需要の減少も影響して減収減益だった。ただし通期営業・経常増益予想を据え置いた。生活様式の多様化への対応などの取り組みを推進する方針だ。通期ベースでは積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は反発力が鈍く昨..