決算発表記事情報一覧

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TACは24年3月期1Q減益だが通期2桁営業増益予想据え置き

(決算速報) TAC<4319>(東証スタンダード)は8月4日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。減収減益だった。法人研修事業は堅調に推移したが、民間企業の採用意欲の高まりなどで特に学生を主な受講生層とする講座への申し込みが低調となり、出版事業における巣ごもり需要反動減も影響した。ただし通期の2桁営業増益予想は据え置いた。個人教育事業の早期回復、新たな事業領域への挑戦、株価資産倍率(PBR)改善施策などに取り組む方針としている。第1四半期は減益だったが..

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生化学工業は24年3月期1Q大幅増収増益、通期減収減益予想据え置きだが上振れの可能性

(決算速報) 生化学工業<4548>(東証プライム)は8月4日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。ロイヤリティーの増加、中国向けアルツや国内医薬品の販売数量増加などで大幅増収増益だった。通期減収減益予想は据え置いた。海外製品出荷時期の影響、医薬品原体・医薬品受託製造およびLAL事業の前期の反動、燃料費高騰、増産体制整備に伴う一時的な原価率悪化などを見込んでいる。なお第1四半期の各利益は通期予想を超過達成したが、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603の承..

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クレスコは24年3月期1Q営業減益、経常・最終増益、通期増収増益予想を据え置き

(決算速報) クレスコ<4674>(東証プライム)は8月4日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。受注が好調に推移して増収だが、営業利益は人件費や教育費の増加、複数の不採算プロジェクト発生により減益だった。経常利益と親会社株主帰属四半期純利益はデリバティブ評価損益の改善により増益だった。通期の増収増益予想は据え置いた。不採算プロジェクトに関する損失引当が第1四半期に完了しており、第2四半期以降は不採算プロジェクトの早期収束や他の案件でのリカバリーを目指す..

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科研製薬の第1四半期は営業利益が通期予想の43%に達す、前年対比では18%減だが実質好調

■関節機能改善剤「アルツ」、原発性腋窩多汗症治療剤「エクロック」好調 科研製薬<4521>(東証プライム)の2024年3月期・第1四半期(23年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比0.3%減の181億50百万円で、ほぼ前年並みとなり、営業利益は前年同期比18.8%減の32億93百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同13.7%減の25億10百万円だった。 営業利益は、研究開発費が28%増加したことなどにより減益率が大きくなったが、5月に開示した今3月通期の予想営業利益..

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ゼリア新薬工業は24年3月期1Q営業微減益だが経常・最終2桁増益、通期上振れの可能性

(決算速報) ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は8月3日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。医療用医薬品事業の海外の好調が牽引して2桁増収、研究開発費の増加などで営業微減益、為替差損益の改善で経常・最終2桁増益だった。不透明感を考慮して通期予想を据え置いたが、第1四半期の利益進捗率が高水準であり、上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は6月の年初来高値圏から急反落したが、調整一巡して切り返しの動きを強めている。..

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神鋼商事は24年3月期1Q大幅減益、通期減益予想据え置き

(決算速報) 神鋼商事<8075>(東証プライム)は8月3日の取引時間中に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。鉄鋼セグメントの海外子会社における金融収支悪化、非鉄金属セグメントにおける取扱量減少などで大幅減益だった。そして通期予想を据え置いた。取扱量の減少や販管費の増加などで減益予想としている。第1四半期の経常利益の進捗率は21%にとどまったが、積極的な事業展開で第2四半期以降の挽回を期待したい。株価は第1四半期業績を嫌気する形で戻り高値圏から急反落の形となったが、指標..

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加賀電子は24年3月期1Q減益だが社内計画を上回る水準、通期上振れ余地

(決算速報) 加賀電子<8154>(東証プライム)は8月3日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。電子部品事業における前期のスポット需要の解消などで減収減益だったが、営業利益は社内計画を大幅に上回る水準で着地した。通期予想は据え置いて、コロナ禍における需要増からの反動や顧客の在庫調整の影響など一時的な需要減退により減収減益予想としている。ただし第1四半期の営業利益進捗率は28%と順調だったため、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益..

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テンポイノベーションは24年3月期1Q減益だが売上順調、通期増益予想据え置き

(決算速報) テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は8月3日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。人件費、採用費、システム費の増加など先行投資の影響で減益だったが、売上面は転貸借物件数が増加して2桁増収と順調だった。そして通期の増収増益予想を据え置いた。第1四半期が減益となり、通期予想に対する進捗率も低水準の形だが、第2四半期以降もストック収益が順調に積み上がる見込みであり、積極的な事業展開で収益拡大基調に変化はないだろう。なお株主優待制度の..

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ラバブルマーケティンググループは23年10月期(7ヶ月決算)予想を公表

(業績修正速報) ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は8月2日の取引時間終了後に23年10月期(7ヶ月決算)連結業績予想を公表した。決算期を3月から10月に変更することに伴う経過期間となり、利益の大半を計上する年末および年度末の需要期を含まないため赤字予想だが、前年同期間との比較では増収・赤字縮小の予想となる。また12ヶ月決算となる次期の24年10月期は、23年3月期との比較で大幅増収増益の目標としている。積極的な事業展開で収益拡大基調に変化はないだろ..

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ソフトクリエイトホールディングスは24年3月期1Q大幅増収増益、通期上振れ余地

(決算速報) ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)は8月1日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。大幅増収増益で第1四半期として過去最高だった。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも順調に拡大し、コスト増加を吸収した。そして通期増収増益予想を据え置いた。クラウドサービスの収益が積み上がる構造を勘案すれば、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍くモミ合う形だが、好業績..