決算発表記事情報一覧

NO IMAGE

朝日ラバーは24年3月期1Q営業赤字、2Q累計および通期の純利益予想を上方修正

(決算速報) 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は8月8日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。減収で営業損益は赤字、経常利益と純利益は大幅減益だった。主力の自動車向けゴム製品が半導体不足による採用車種の在庫調整の影響を受けた。なお第2四半期に投資有価証券売却益を計上するため第2四半期累計および通期の純利益予想を上方修正した。営業利益と経常利益は期初計画を据え置いて減益予想としているが、第2四半期以降の回復を期待したい。株価は反発力が鈍くモミ合う..

NO IMAGE

シナネンホールディングスは24年3月期1Q営業損失拡大、通期大幅増益予想据え置き

(決算速報) シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は8月9日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。石油類と電力の販売数量増加などで小幅増収だが、前期好調だった石油事業の売上総利益が平年並みの水準に落ち着いたことに加え、電力事業において調達価格と販売価格が逆転する「逆ザヤ」が発生したことなどにより営業損失が拡大した。ただし通期の大幅増益予想を据え置いた。第1四半期は営業損失が拡大したが、期初より進めている電力事業の価格改定効果により、下期に..

NO IMAGE

協立情報通信は24年3月期1Q減収減益、通期大幅増益予想据え置き

(決算速報) 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は、8月9日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。ソリューション事業は順調だったが、モバイル事業における店舗来店客数の減少や法人ユーザーのリプレース一巡などで減収減益だった。ただし通期大幅増益予想を据え置いた。第1四半期の進捗率は低水準だが積極的な事業展開で第2四半期以降の挽回を期待したい。株価は徐々に下値を切り上げている。目先的には第1四半期業績を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが下値限定的..

NO IMAGE

星光PMCは23年12月期2Q累計減収減益、通期営業増益予想据え置き

(決算速報) 星光PMC<4963>(東証プライム)は8月8日の取引時間中に23年12月期第2四半期累計連結業績を発表した。原料価格上昇に対応して製品価格への転嫁を進めたが、国内外の軟調な需要環境に伴う販売数量の減少などで減収減益だった。通期の増収・営業増益予想は据え置いた。第2四半期累計の売上高と営業利益の進捗率は低水準の形だが、積極的な事業展開で下期の挽回を期待したい。株価は戻り一服となってモミ合う形だ。ただし第2四半期累計業績に対するネガティブ反応は限定的だった。1倍割..

NO IMAGE

シナネンHDの第1四半期は卸電力の利益悪化を受け営業損失7億円だが下期は電力価格改定による回復を見込む

■通期の業績見通しは期初予想を据え置きV字大幅回復を見込む シナネンHD(シナネンホールディングス)<8132>(東証プライム)は8月9日の15時に2024年3月期・第1四半期連結決算(2023年4~6月)を発表し、売上高は石油類と電力の販売数量増加により前年同期比0.3%増の713億93百万円となった。 一方、営業利益は7億18百万円の損失となり、、電力事業において卸電力の売上総利益悪化が影響した。経常利益も4億79百万円の損失となり、親会社株主に帰属する四半期純利益も3億..

NO IMAGE

インテージホールディングスは24年6月期営業・経常増益予想

(決算速報) インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は8月7日の取引時間終了後に23年6月期連結業績を発表した。前回予想を下回り、営業・経常減益で着地した。マーケティング支援(消費財・サービス)事業が主要顧客群である消費財メーカーのビジネス環境悪化の影響を受けた。24年6月期は中期経営計画で掲げた成長戦略の推進や需要回復などで営業・経常増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。なお配当方針の変更を発表した。第14次中期経営計画期間中(24年6..

NO IMAGE

イトーキは23年12月期通期利益・配当予想を上方修正

(決算速報) イトーキ<7972>(東証プライム)は8月7日の取引時間終了後に23年12月期第2四半期累計連結業績を発表した。オフィス移転やリニューアル案件を中心に需要が高水準に推移して増収、提供価値の向上による利益率改善も寄与して大幅増益だった。そして通期利益・配当予想を上方修正した。通常は第1四半期の構成比が高い季節特性だが、今期はワークプレイス事業のオフィス移転案件が期中に分散し、設備機器・パブリック事業では物流設備案件が下期に偏重するため、通常とやや異なる四半期構成に..

NO IMAGE

アルコニックスは24年3月期1Q大幅減益、通期は下期からの需要回復で利益横ばい予想を据え置き

(決算速報) アルコニックス<3036>(東証プライム)は8月7日の取引時間中に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。資源高などにより好調だった前年同期との比較で非鉄金属市況の下落、スマホ関連の需要減少、コスト増加分の価格転嫁のタイムラグなどにより減収・大幅減益だった。ただし通期の利益横ばい予想を据え置いた。下期に向けて自動車やスマホ関連の生産が持ち直す見込みとしている。経常利益は23年3月期第4四半期をボトムとして回復基調であり、積極的な事業展開で下期の収益回復基調を期..

NO IMAGE

クリナップは24年3月期1Q減益だが売上順調、通期大幅増益予想据え置き

(決算速報) クリナップ<7955>(東証プライム)は8月4日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。利益面は原材料・エネルギー価格高騰などの影響で減益だったが、売上面は高付加価値製品の拡販などで増収と順調だった。そして通期の大幅増益予想を据え置いた。高付加価値製品の拡販に加えて、さらなる原価低減・生産性向上を推進するとしている。第1四半期は減益だったが期初時点で上期は減益の計画である。積極的な事業展開により通期ベースでの収益拡大を期待したい。株価は地合い..

NO IMAGE

ジャパンフーズは24年3月期1Q増収増益と順調、通期大幅増益予想据え置き

(決算速報) ジャパンフーズ<2599>(東証スタンダード)は8月4日の取引時間中に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。増収増益と順調だった。原材料費や人件費の増加などコストアップ要因があったものの、新製品の受注などにより受託製造数が増加し、生産性向上(コスト改善)なども寄与した。そして通期の大幅増益予想を据え置いた。受託製造数増加、さらなる生産性向上効果を見込み、売上拡大・単価向上に向けて新製品受注、新規顧客獲得、新たな販売領域拡大にも取り組む方針としている。積極的な..