決算発表記事情報一覧

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朝日ラバーは24年3月期2Q累計減収減益、通期は経常・当期純利益を上方修正

(決算速報) 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は、11月9日の取引時間終了後に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。減収減益だった。主力の自動車向けASA COLOR LEDの受注回復が遅れた。通期予想については、売上高と営業利益を下方修正したが、営業外収益の増加により経常利益と当期純利益を上方修正した。自動車向けの受注は回復傾向であり、積極的な事業展開によって下期以降の収益回復を期待したい。株価は上値の重い形だが、一方では徐々に下値を切り上げている。高配当..

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神鋼商事は24年3月期2Q累計減益だが2Qは増益転換、通期上振れの可能性

(決算速報) 神鋼商事<8075>(東証プライム)は11月8日の取引時間中に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。自動車・半導体分野の需要低迷などにより売上高が横ばいにとどまり、各利益は販管費増加なども影響して減益だった。ただし四半期別に見ると、第1四半期が減収減益だったのに対して、第2四半期は増収増益に転じた。通期減益予想を据え置いているが、第1四半期がボトムだった可能性などを勘案すれば、通期会社予想に上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待した..

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インテージホールディングスは24年6月期1Q大幅減益だが通期営業・経常増益予想

(決算速報) インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は11月8日の取引時間終了後に24年6月期第1四半期連結業績を発表した。一部顧客の予算縮小などの影響で微増収にとどまり、経費や人件費などコスト増加をカバーできず大幅減益だった。ただし通期予想を据え置いた。成長戦略推進や需要回復などで営業・経常増益予想としている。NTTドコモとの資本業務提携によるシナジー効果も期待される。第1四半期の進捗率は低水準だが、積極的な事業展開により通期ベースで収益拡大を期待したい。株..

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加賀電子は24年3月期2Q累計減益だが社内計画を上回る水準で着地、進捗率順調で通期上振れ余地

(決算速報) 加賀電子<8154>(東証プライム)は11月8日の取引時間終了後に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。電子部品事業における前期のスポット需要の反動や顧客の在庫調整などの影響で減収減益だった。ただし社内計画を大幅に上回る水準で着地した。通期は一時的な需要減退により減収減益予想としている。不透明感を考慮して通期予想を据え置いているが、第2四半期累計の進捗率が順調であることなどを勘案すれば、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調..

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アルコニックスは24年3月期予想を下方修正、25年3月期回復期待

(決算速報) アルコニックス<3036>(東証プライム)は11月7日の取引時間中に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。自動車関連が回復基調となったものの本格回復に至らず、中国経済停滞によるスマホ関連を中心とする需要回復遅れ、コスト増加分の価格転嫁遅れなどにより減収・大幅減益だった。そして通期予想を下方修正した。経営環境について期初想定の「下期回復」を「来期以降の緩やかな回復」に修正した。需要回復時期が後ズレする見込みとなったが、積極的な事業展開で25年3月期の収益回..

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ジャパンフーズは24年3月期2Q累計が計画超の大幅増収増益で通期上振れ余地

(決算速報) ジャパンフーズ<2599>(東証スタンダード)は、11月6日の取引時間中に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。計画超の大幅増収増益だった。原材料費や人件費の増加などコストアップ要因があったものの、新製品受注などによって受託製造数が増加し、生産性向上(コスト改善)なども寄与した。そして通期の大幅増益予想を据え置いた。受託製造数増加、さらなる生産性向上効果を見込み、売上拡大・単価向上に向けて新製品受注、新規顧客獲得、新たな販売領域拡大にも取り組む方針として..

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クレスコは24年3月期2Q累計営業減益、ただし2Qが2桁営業増益で通期増収増益予想据え置き

(決算速報) クレスコ<4674>(東証プライム)は11月6日の取引時間終了後に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。受注が好調に推移して増収だが、営業利益は人件費や教育費の増加、複数の不採算プロジェクト発生により減益だった。経常利益と親会社株主帰属四半期純利益はデリバティブ評価損益の改善により増益だった。そして通期の増収増益予想を据え置いた。第2四半期累計の営業利益進捗率はやや低水準の形だが、不採算プロジェクトに関する損失引当が第1四半期に完了し、他の案件でのリカバ..

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TACは24年3月期2Q累計減益だが通期2桁営業増益予想据え置き

(決算速報) TAC<4319>(東証スタンダード)は11月6日の取引時間終了後に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。減収減益だった。法人研修事業は堅調に推移したが、個人教育事業では民間企業による若手人材の積極採用などに伴い学生の申し込みが低調だった。ただし通期の2桁営業増益予想を据え置いた。個人教育事業の早期回復、新たな事業領域への挑戦、株価資産倍率(PBR)改善施策などに取り組む方針としている。第2四半期累計は減益だったが、通期ベースでは積極的な事業展開により収..

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ソフトクリエイトホールディングスは24年3月期2Q累計大幅増収増益、通期は再上振れの可能性

(決算速報) ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)は11月1日の取引時間終了後に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。大幅増収増益だった。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも順調に拡大し、コスト増加を吸収した。そして通期も大幅増収増益予想(10月24日付で上方修正)としている。期末に向けてクラウドサービスの収益が積み上がる構造を勘案すれば、通期会社予想に再上振れの可能性があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化..

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ゼリア新薬工業は24年3月期2Q累計最終大幅増益、通期上振れの可能性

(決算速報) ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は、11月1日の取引時間終了後に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。売上面は医療用医薬品事業の海外の好調が牽引して増収、営業利益は販売促進費や減価償却費の増加などで減益、経常利益は為替差損益の改善で増益、親会社株主帰属四半期純利益は特別利益計上も寄与して大幅増益だった。そして通期の増収増益予想を据え置いた。第2四半期累計の利益進捗率が高水準であることなどを勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性があり、積極的な..