決算発表記事情報一覧

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マーチャント・バンカーズは24年10月期大幅黒字転換・増配予想

(決算速報) マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は12月14日の取引時間終了後に23年10月期(決算期変更で7ヶ月決算)連結業績を発表した。計画を下回り営業・経常赤字(当期純利益は黒字)での着地となった。不動産売却益が計画を下回ったことに加え、計画を上回るペースで賃貸用不動産の取得を実行したため物件取得に係る費用が計画以上に発生したことなども影響した。ただし24年10月期(12ヶ月決算)は大幅黒字転換・増配予想としている。目標として掲げている年間賃貸料収..

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巴工業は23年10月期が計画超の増収増益で配当を上方修正

(決算速報) 巴工業<6309>(東証プライム)は、12月14日の取引時間終了後に23年10月期連結業績を発表した。化学工業製品販売事業の好調が牽引し、前回予想を上回る増収増益で着地した。24年10月期も増収増益予想としている。会社予想は保守的な印象が強く上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応方針、中期経営計画の最終年度業績目標値の上方修正、配当方針の変更と配当予想の上方修正、および株主優待制度の..

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ネオジャパンは24年1月期3Q累計増収増益、通期予想を上方修正

(決算速報) ネオジャパン<3921>(東証プライム)は、12月13日の取引時間終了後に24年1月期第3四半期累計連結業績を発表した。主力のクラウドサービスやプロダクト販売、さらにシステム開発サービス事業の好調が牽引して増収増益だった。そして通期予想を上方修正し、前回予想に比べて営業・経常減益幅が縮小(当期純利益は増益転換)する見込みとした。売上高が計画を上回ることに加えて、研究開発費等の費用発生が計画を下回ることも寄与する見込みだ。修正後の通期会社予想に対する第3四半期累計..

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ラバブルマーケティンググループは23年10月期黒字着地、24年10月期も伸長見込み

(決算速報) ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は12月13日の取引時間終了後に23年10月期(7ヶ月決算)連結業績を発表した。前回計画では決算期を3月から10月に変更することに伴う経過期間となり、利益の大半を計上する年末および年度末の需要期を含まないため赤字予想としていたが、主力のSNSマーケティング事業における新規受注の増加などにより、各利益とも一転黒字で着地した。そして24年10月期(12ヶ月決算)も順調に伸長する見込みとしている。積極的な事業展..

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アスカネットは24年4月期2Q累計減益、3Qより連結決算へ移行

(決算速報) アスカネット<2438>(東証グロース)は12月8日の取引時間終了後に24年4月第2四半期累計業績(非連結)を発表した。フォトブック事業の需要回復遅れなどで小幅増収にとどまり、フューネラル事業における人件費増加などの影響で減益だった。通期予想は据え置いている。フューネラル事業では2年続いた葬儀件数の増加が落ち着き、フォトブック事業ではBtoC市場の回復を保守的に想定し、さらに人件費増加などを考慮して減益予想としている。なお23年12月4日付でBETを子会社化した..

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カナモトは24年10月期2桁増益予想、自己株式取得も発表

(決算速報) カナモト<9678>(東証プライム)は、12月8日の取引時間終了後に23年10月期連結業績を発表した。売上面は堅調だったが、利益面は人財投資に加え、グループ内での吸収合併等に伴う減価償却費や販管費の増加などの影響で減益だった。24年10月期は、全体として建設機械レンタル需要の堅調推移を見込み、先行投資による費用増を吸収して2桁増益予想としている。レンタル用資産稼働率向上に向けた各種施策を推進する方針だ。災害復旧・防減災・老朽化インフラ更新など国土強靭化関連工事で..

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ベステラは24年1月期3Q累計大幅増収増益、通期黒字転換予想

(決算速報) ベステラ<1433>(東証プライム)は12月8日の取引時間終了後に24年1月期第3四半期累計連結業績を発表した。受注の増加、大型進行基準工事の順調な進捗、M&Aによる新規連結効果などにより大幅増収増益だった。通期予想は据え置いて黒字転換(23年1月期は赤字)を確保する見込みとしている。老朽化プラント解体工事の増加などで中期的に事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は反発力が鈍く安値圏でモミ合う形だが調整一巡感を強めている。第3四半期累..

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【決算記事情報】科研製薬は24年3月期2Q累計減益、通期の小幅営業・経常減益、最終大幅増益予想据え置き

 科研製薬<4521>(東証プライム)の24年3月期第2四半期累計連結業績は競合品や薬価改定の影響で小幅減収となり、研究開発費増加なども影響して減益だった。ただし通期予想を据え置いている。売上高はアルツやエクロックの伸長で薬価改定影響などを吸収して小幅増収、営業利益と経常利益は新製品発売に伴う広告宣伝費など販管費の増加(研究開発費は小幅減少の計画)で小幅減益、親会社株主帰属当期純利益は前期計上した特別損失の反動により大幅増益予想としている。■医療用医薬品・医療機器メーカー 医..

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アイフリークモバイルは24年3月期2Q累計営業赤字だが通期営業増益予想据え置き

(決算速報) アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は11月14日の取引時間中に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。コンテンツ事業におけるサービス改修費用やCCS事業におけるエンジニアのベースアップなどの影響で営業赤字だった。ただし通期営業増益予想を据え置いた。コンテンツ事業では既存サービスの顧客拡大や販路拡大など、コンテンツクリエイターサービス(CCS)事業ではエンジニア育成などを推進する方針だ。積極的な事業展開により、通期ベースで収益改善基調を期待..

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冨士ダイスは24年3月期2Q累計減益だが、通期は営業・経常増益予想

(決算速報) 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は11月14日の取引時間終了後に24年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。減収減益だった。半導体関連の超硬製工具類や自動車部品関連の金型などの需要が低調に推移し、原材料価格や電力燃料費の高騰、熊本工場冶金棟建設に伴う一時的費用なども影響した。ただし通期の営業・経常増益予想を据え置いた。拡販や販売価格への転嫁などによってコスト増加を吸収する見込みだ。第2四半期累計の進捗率はやや低水準だが、期初時点で下期偏重の計画である。下..