決算発表記事情報一覧

NO IMAGE

アルコニックスは24年3月期3Q累計減益、25年3月期回復期待

(決算速報) アルコニックス<3036>(東証プライム)は2月8日の取引時間中に24年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。自動車関連が回復基調となったものの、IT端末機器の需要低迷が続いたため全体として減収・減益だった。そして通期の減益予想を据え置いた。24年3月期は需要回復遅れの影響を受けるが、積極的な事業展開で25年3月期の収益回復を期待したい。株価は第3四半期累計業績も嫌気して戻り高値圏から反落の形となったが、高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価..

NO IMAGE

立花エレテックは24年3月期3Q累計2桁増益、通期は再上振れの可能性

(決算速報) 立花エレテック<8159>(東証プライム)は2月8日の取引時間終了後に24年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。2桁増益で着地した。主力のFAシステム事業の好調が牽引し、半導体デバイス事業、施設事業も利益貢献した。そして通期予想(23年11月7日付で上方修正)を据え置いた。不透明感を考慮して営業・経常利益横ばい予想としているが、第3四半期累計の進捗率が高水準であることなどを勘案すれば、通期会社予想は再上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう..

NO IMAGE

インテージホールディングスは24年6月期2Q累計減益だが通期営業・経常増益予想据え置き

(決算速報) インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は2月7日の取引時間終了後に24年6月期第2四半期累計連結業績を発表した。計画を下回り2桁減益で着地した。売上面では第1四半期に一部顧客の予算縮小などの影響を受け、利益面ではNTTドコモとの資本業務提携に関連する費用が発生したことも影響した。ただし通期の営業・経常増益予想を据え置いた。パネル調査が堅調に推移しており、消費財メーカーやヘルスケアのリサーチ事業も業績改善傾向としている。NTTドコモとの資本業務提携..

NO IMAGE

ジャパンフーズは24年3月期3Q累計大幅増収増益、通期上振れ濃厚

(決算速報) ジャパンフーズ<2599>(東証スタンダード)は2月7日の取引時間中に24年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増収増益だった。原材料費や人件費の増加などコストアップ要因があったものの、新たな販売領域を含めた顧客獲得なども寄与して受託製造数が大幅に増加し、生産性向上によるコスト改善効果なども寄与した。不透明感や検討中の先行投資などを考慮して通期予想を据え置いたが、第3四半期累計までの受託製造数量の大幅増加を勘案すれば、通期会社予想は上振れが濃厚であり、積..

NO IMAGE

加賀電子は24年3月期3Q累計進捗率順調で通期上振れの可能性

(決算速報) 加賀電子<8154>(東証プライム)は2月7日の取引時間終了後に24年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。電子部品事業における前期のスポット需要の反動、グループ会社での大口顧客との取引縮小、顧客の在庫調整などの影響で減収減益だった。ただし社内計画を上回る水準で着地した。通期は一時的な需要減退により減収減益予想としている。不透明感を考慮して通期予想を据え置いているが、第3四半期累計の進捗率が順調であることなどを勘案すれば、通期会社予想に上振れの可能性がありそう..

NO IMAGE

神鋼商事は24年3月期通期利益・配当予想を上方修正

(決算速報) 神鋼商事<8075>(東証プライム)は2月7日の取引時間中に24年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。自動車や半導体向けの非鉄金属の取扱量減少などで全体として売上高が横ばいにとどまり、各利益は販管費増加なども影響して減益だった。ただし通期利益予想を上方修正し、前回予想に比べて減益幅が縮小する見込みとした。鋼材価格の上昇や円安効果などに加えて、販管費の増加が想定を下回ることも寄与する見込みだ。なお期末配当予想も上方修正した。第1四半期がボトムとなった可能性があ..

NO IMAGE

クリナップは24年3月期3Q累計減益だが進捗率順調、自己株式取得を発表

(決算速報) クリナップ<7955>(東証プライム)は2月6日の取引時間終了後に24年3月期第3四半期累計連結業績(を発表した。厨房部門が堅調に推移して増収だが、原材料・資材価格高騰や人件費増加などの影響で減益だった。通期はプロモーション強化による拡販や原価低減を推進して営業・経常増益予想としている。第3四半期累計は減益だったが進捗率が順調であり、通期予想の達成は可能と考えられる。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。なお自己株式取得を発表した。株価は昨年来高値圏だ。高..

NO IMAGE

TACは24年3月期業績予想を下方修正、25年3月期回復期待

(決算速報) TAC<4319>(東証スタンダード)は2月6日の取引時間終了後に24年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。各利益は赤字で着地した。法人研修事業は堅調だったが、個人教育事業において大学生を主な受講層とする講座が低調だった。そして通期予想を下方修正して減収・赤字予想とした。個人教育事業に加えて、法人研修事業において地方の個人を主な顧客としている提携校事業が低迷しているため、全体として売上高が計画を下回る見込みだ。24年3月期は赤字予想となったが、積極的な事業展..

NO IMAGE

クレスコは24年3月期3Q累計営業減益だが通期増益予想、25年3月期は配当性向を40%に引き上げ

(決算速報) クレスコ<4674>(東証プライム)は2月5日の取引時間終了後に24年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。受注が好調に推移して増収だが、営業利益は不採算プロジェクトの影響、人件費や教育費の増加などにより減益だった。ただし通期増益予想を据え置いた。第3四半期累計の営業利益進捗率がやや低水準の形だが、第4四半期の構成比が高い季節要因に加えて、1件残っている不採算プロジェクトに関する受注損失引当が完了し、他の案件でのリカバリーを目指すとしている。積極的な事業展開に..

NO IMAGE

ミロク情報サービスは24年3月期3Q累計減益だが通期増益予想、配当予想を上方修正

(決算速報) ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は2月5日の取引時間終了後に24年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。先行投資となる新卒入社社員の積極採用やベースアップ・昇給による人件費の増加、広告宣伝・販売促進費の増加、開発投資などにより減益だった。ただし売上面は順調だった。そして通期の増益予想を据え置いた。期末に向けてストック収益が積み上がることを勘案すれば通期会社予想に上振れ余地があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお配当予想を上方修正した。株..