決算発表記事情報一覧

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塩水港精糖、今期経常益21.7%増へ上方修正、砂糖事業の業務用販売が堅調

■業務用砂糖の販売好調と特別利益6億円計上が寄与 塩水港精糖<2112>(東証スタンダード)は10月22日、2026年3月期通期連結業績予想を上方修正した。主力の砂糖事業において業務用製品の販売が堅調に推移したほか、投資有価証券の売却による特別利益の計上が利益押し上げ要因となった。営業利益・経常利益・純利益のいずれも前回予想を大きく上回る見通しである。 修正後の売上高は322億円(前回予想比0.9%増)、営業利益25億円(同19.0%増)、経常利益28億円(同21.7%増)、..

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サイゼリヤ、25年8月期は増収増益、純利益37%増で配当30円に引き上げ

■既存店好調とDX推進が寄与、国内外で出店拡大 サイゼリヤ<7581>(東証プライム)は10月15日、2025年8月期決算を発表した。連結売上高は2,567億14百万円(前期比14.3%増)、営業利益は154億99百万円(同4.3%増)、経常利益は158億5百万円(同1.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は111億64百万円(同37.0%増)と増収増益を確保した。期末配当は1株当たり30円(前年25円)とし、年間配当金総額は14億90百万円、配当性向は13.4%であった..

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エスプール、障がい者雇用支援サービス好調で3Q累計小幅営業増益、通期2桁営業増益予想据え置き

(決算速報) エスプール<2471>(東証プライム)は10月14日に25年11月期第3四半期累計連結業績を発表した。障がい者雇用支援サービスの好調が牽引して小幅増収・営業増益だった。そして通期の2桁営業増益予想を据え置いた。第3四半期累計の進捗率は低水準の形だが、障がい者雇用支援サービスと環境経営支援サービスの売上が第4四半期偏重となるため、全体の営業利益も第4四半期に集中する見込みとしている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値が重くモミ合う形だが、調整一巡して..

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ファーストコーポレーション、完成工事堅調で利益率改善、通期増益・連続増配を維持

(決算速報) ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は10月14日に26年5月期第1四半期連結業績を発表した。減収減益だった。前年同期の大規模案件の反動で共同事業収入が減少した。ただし通期増益予想を据え置いた。不動産事業の反動減があるものの、完成工事高が堅調に推移し、請負価格適正化への取り組みなどで売上総利益率が上昇することも寄与する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で年初来高値圏から反落したが、高配当利回りなど指標面の割安感も..

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ヴィッツ、5期連続増収・3期連続増益、経常利益69%増の5億8800万円、3円増配へ

■自動車・産業機器向け開発案件が堅調、センシング事業も黒字転換 ヴィッツ<4440>(東証スタンダード)は10月14日、2025年8月期(2024年9月〜2025年8月)の連結決算を発表した。売上高は48億5661万円(前期比39.7%増)、営業利益5億6665万円(同101.0%増)、経常利益5億8859万円(同69.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4億2421万円(同54.2%増)と、5期連続の増収・3期連続の増益となった。主力の組込みソフトウェアやシミュレーショ..

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日本エンタープライズ、26年5月期の大幅増益見通しを維持、キッティング支援やコンテンツ拡大で増収へ

(決算速報) 日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード)は10月10日に26年5月期第1四半期連結業績を発表した。小幅増収ながら営業赤字だった。クリエーション事業における月額コンテンツ会員獲得のための広告宣伝投資、ソリューション事業におけるシステム開発サービスの外注費増加などが影響した。ただし通期の大幅増収増益予想を据え置いた。コンテンツサービスやキッティング支援などの拡大を見込んでいる。積極的な事業展開で収益回復を期待したい。株価は上値が重くなりモミ合う形だが、調..

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マルマエ、26年8月期も大幅増収増益を予想、M&A効果も寄与し収益拡大基調に

(決算速報) マルマエ<6264>(東証プライム)は10月10日に25年8月期連結業績を発表した。KMアルミニウム(以下、KMAC)を新規連結して第3四半期より連結決算に移行したため前期との比較はできないが、精密部品事業(マルマエ)が半導体分野を中心とする需要回復に伴って大幅伸長し、機能材料事業(KMAC)の5ヶ月分業績も寄与した。そして26年8月期も大幅増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は水準を切り上げて年初来高値圏だ。利益確定売りをこなしな..

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ティムコ、気候要因で減収もフィッシング用品は堅調推移、EC強化で巻き返し狙う

(決算速報) ティムコ<7501>(東証スタンダード)は10月10日に25年11月期第3四半期累計業績(非連結)を発表した。減収で各利益は赤字拡大した。春季の荒天や夏の猛暑などの気候要因に加え、物価高を背景とする消費マインド低下に伴い販売が伸び悩んだ。そして通期予想を下方修正(25年7月11日付に続いて2回目)し、各利益は赤字予想とした。積極的な事業展開で26年11月期の収益改善を期待したい。株価は水準を切り上げて年初来高値圏だ。目先的には下方修正を嫌気する動きが優勢になりそ..

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アステナホールディングス、25年11月期3Q累計大幅増益、通期利益は3回目の上振れも視野

(決算速報) アステナホールディングス<8095>(東証プライム)は10月10日に25年11月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増益だった。ファインケミカル事業とHBC・食品事業が大幅伸長して全体を牽引した。通期連結業績予想を据え置いたが、第3四半期累計の利益進捗率が高水準であり、各利益は3回目の上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は決算発表に対して年初来高値圏から急反落の反応となったが、高配当利回りや1倍割れの低PBRなども評価材料であり、..

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トレジャー・ファクトリー、26年2月期中間期は順調、通期増収増益予想据え置き、既存店好調で収益堅調

(決算速報) トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は10月9日に26年2月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。増収増益と順調だった。既存店売上が計画以上に好調だった。そして通期増収増益予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なおエンプティが運営する無人店舗型ドレスレンタルサービス「Empty Dressy」事業を、25年11月1日付(予定)で譲り受ける。株価は9月の年初来高値圏から急反落の形となったが、好業績を評価して戻りを試す..