決算発表記事情報一覧

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Jトラストは24年12月期1Q大幅営業減益だが計画超で着地

(決算速報) Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は、5月14日の取引時間終了後に24年12月期第1四半期連結業績を発表した。前期計上した負ののれん発生益の剥落などにより大幅減益(営業赤字)だが、営業収益が第1四半期として過去最高と順調に推移し、営業利益も計画を上回る水準で着地した。そして通期予想(負ののれん発生益の剥落により減益予想)を据え置いた。ただし、第1四半期の営業利益が計画を上回ったことなどを勘案すれば保守的な印象が強く、通期予想にも上振れ余地がありそうだ。積..

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ジェイエスエスは25年3月期増収増益・連続増配予想

(決算速報) ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)は5月14日の取引時間終了後に24年3月期業績(非連結)を発表した。売上面は堅調だったが、人件費の増加などにより減益だった。25年3月期は増収増益予想・連続増配予想としている。成人集客に向けて大人への訴求力強化を推進するとともに、既存施設の新築移転(ランニングコストの低いコンパクトタイプへの移行)による利益率の改善なども寄与する見込みだ。なお和歌山エリアでスイミングスクール等を展開するワカヤマアスレティックを子会社化..

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朝日ラバーは25年3月期大幅増益予想

(決算速報) 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は、5月14日の取引時間終了後に24年3月期連結業績を発表した。主力の自動車向けASA COLOR LEDの需要回復遅れなどにより減収、営業減益(経常利益は補助金収入などが寄与して横ばい、当期純利益は特別損失の増加で減益)だった。25年3月期は自動車関連製品の需要回復や通信分野の新製品量産化などにより大幅増益予想としている。積極的な事業展開で収益回復基調だろう。株価は25年3月期大幅増益予想に対する反応が限定的だったが、..

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テンポイノベーションは25年3月期小幅減益予想だが保守的

(決算速報) テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は5月13日の取引時間終了後に24年3月期連結業績を発表した。利益面は人件費、採用費、管理費などの増加により減益だったが、売上面は転貸借物件数の増加により増収と順調だった。25年3月期は小幅減益予想としている。売上面は引き続き転貸借物件数が順調に増加して大幅増収だが、持株会社への移行(24年10月1日付、商号をイノベーションホールディングスに変更予定)や先行投資に係る費用の増加を考慮している。ただし保守的な印象が強..

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(決算速報)ミロク情報サービスは今期10%営業増益めざす、24年3月期は開発投資など先行だが増益を確保

■「サブスクリプション型」への移行も加速し安定的なサービス収入が増加 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)の2024年3月期の連結決算は、インボイス制度や改正電子帳簿保存法への対応など、関心の高い分野の情報発信を積極的に行ったほか、オンプレミス製品の提供形態を「売切り型」から「サブスクリプション型」への移行も加速し、売上高は前期比6.1%増の439億71百万円となった。利益面では、先行投資となる新卒社員の積極採用や昇給、広告宣伝・販売促進費の増加、さらに新規事業であ..

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(決算速報)生化学工業は今期V字大幅増益を予想、株価は年初来の高値を更新

■前期は棚卸資産の評価減などで減益だったが今期は純利益58%増を想定 生化学工業<4548>(東証プライム)の2024年3月期の連結決算(5月13日夕刻発表)は、売上高が前期比8.2%増の36億213百万円となった一方、営業利益は同79.5%減の4億33百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.2%減の21億86百万円など、各利益とも減益だった。 ただ、今期・25年3月期の連結業績見通しは、売上高を400億円(10.5%増)、営業利益を39億50百万円(同9.1倍)、当期..

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(決算速報)ケンコーマヨネーズの24年3月期は中期計画の成果現れ大幅増益、V字型の急回復

■外食分野を中心に回復が進み、ファストフード向けの拡大戦略も上乗せ ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)が5月13日の夕方に発表した2024年3月期(2023年度)の連結決算は、次の成長へ向けた中期経営計画『KENKO Transformation Plan』(2021年度~2023年度)の仕上げに相当し、売上高は前期比7.7%増の887億24百万円となり、営業利益は前期の28倍の29億49百万円、親会社株主に帰属する当期純利益も同5.6倍の27億35百万円とV字型..

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イトーキは24年12月期1Q大幅増収増益と順調

(決算速報) イトーキ<7972>(東証プライム)は、5月13日の取引時間終了後に24年12月期第1四半期連結業績を発表した。大幅増収増益と順調だった。ワークプレイス事業の増収効果に加え、提供価値の向上などの効果も寄与した。そして通期2桁増益・大幅増配予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸した2月の高値圏から一旦反落したが、利益確定売りが一巡して切り返しの動きを強めている。上値を試す展開を期待したい。

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ASIAN STARは24年12月期1Q赤字だが通期大幅増益予想据え置き

(決算速報) ASIAN STAR<8946>(東証スタンダード)は5月13日の取引時間終了後に24年12月期第1四半期連結業績を発表した。不動産販売事業において新規の戸建開発を慎重に吟味しているため大幅減収で赤字拡大した。ただし通期の大幅増収増益予想を据え置いた。通期ベースでは積極的な事業展開により収益改善基調だろう。株価は徐々に下値を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。

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(決算速報)松田産業は今期の営業利益6.9%増を見込み年間配当は70円(10円増)を予定

■貴金属リサイクル事業を電子材料に加え宝飾業界などへも拡大 松田産業<7456>(東証プライム)が5月13日の夕方に発表した2024年3月期の連結決算は、売り上げ構成比約7割の「貴金属関連事業」が増収減益となり、「食品関連事業」は増収増益となった結果、連結ベースでの売上高は前期比2.7%増の3605億27百万円となり、営業利益は同32.3%減の93億56百万円、経常利益は同23.8%減の105億51百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同24.9%減の72億86百万円となっ..