決算発表記事情報一覧

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ソフトクリエイトホールディングスは25年3月期1Q営業・経常減益だが計画を上回る水準、通期増収増益予想維持

(決算速報) ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)は、8月1日の取引時間終了後に25年3月期第1四半期連結業績を発表した。前期の一過性収益の反動や人的資本投資によるコスト増加などで営業・経常減益だが、計画を上回る水準だった。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも売上高が順調に拡大した。そして通期の増収増益予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調に変化はないだろう。株価は地合い悪化も影響して水準を切り下げる形となったが、調整一巡して出..

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ファンデリーは25年3月期1Q赤字だが通期黒字予想据え置き、新規会員獲得の回復が収益改善を後押し

(決算速報) ファンデリー<3137>(東証グロース)は7月31日の取引時間終了後に25年3月期第1四半期業績(非連結)を発表した。当期はマーケティング事業が下期偏重のため減収・赤字だったが、通期の黒字予想を据え置いた。MFD事業の新規会員獲得が回復傾向であり、CID事業の営業損益も改善見込みとしている。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は安値圏でモミ合う形だ。目先的には第1四半期業績を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが下値限定的だろう。

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インフォマートは24年12月期2Q累計営業・経常減益だが計画水準、通期は大幅増益予想

(決算速報) インフォマート<2492>(東証プライム)は、7月31日の取引時間終了後に24年12月期第2四半期累計連結業績を発表した。売上面は高成長を継続したが、利益面はサーバー関連費用やM&A関連費用の影響で営業・経常減益だった。ただし概ね計画水準だったとしている。そして通期の大幅増収増益予想を据え置いた。下期は価格改定効果や原価低減効果も寄与して利益率が大幅に向上する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍く年初来安値圏だ。目先的には第2四半期累..

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ジェイテックは25年3月期1Q大幅増益、好業績を評価してレンジから上放れの展開を期待

(決算速報) ジェイテック<2479>(東証グロース)は7月31日の取引時間終了後に25年3月期第1四半期連結業績を発表した。技術職知財リース事業におけるテクノロジストの単価上昇および労働工数増加により増収・大幅増益だった。そして通期の大幅増益予想を据え置いた。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍くボックス展開だが調整一巡感を強めている。好業績を評価してレンジから上放れの展開を期待したい。

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JSPは25年3月期1Q増収増益、上値を試す展開を期待

(決算速報) JSP<7942>(東証プライム)は7月31日の取引時間終了後に25年3月期第1四半期連結業績を発表した。増収増益だが、営業利益の伸び率は小幅にとどまった。ビーズ事業は価格改定効果も寄与して増益だったが、押出事業が一般包材や土木分野向けの減少などで減益だった。そして通期の減益予想を据え置いた。通期ベースでも大幅増益だった前期の反動などを考慮している。第1四半期の営業利益の進捗率はやや低水準の形となったが、第2四半期以降の挽回を期待したい。株価は4月の年初来高値に..

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ミロク情報サービスは25年3月期1Q小幅営業・経常減益、積極的な事業展開で収益拡大基調

(決算速報) ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は、7月31日の取引時間終了後に25年3月期第1四半期連結業績を発表した。小幅営業・経常減益だった。売上面は主力のERP製品が概ね順調に推移して増収だが、人的資本投資による人件費増加、売上拡大に伴う仕入原価の増加などが影響した。ただし通期の増収増益予想を据え置いた。新規顧客獲得やサブスクリプション型への移行加速などにより、人件費増加などを吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は戻り高値園で上げ一..

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京写は25年3月期1Q小幅増収・営業増益、モミ合いから上放れの展開に期待

(決算速報) 京写<6837>(東証スタンダード)は7月31日の取引時間終了後に25年3月期第1四半期連結業績を発表した。小幅増収・営業増益だった。国内では自動車向けプリント基板の受注回復が遅れたが、実装関連が好調に推移し、海外ではベトナムにおける自動車分野の受注拡大や、中国における高付加価値基板の増加が寄与した。そして通期の大幅営業増益予想を据え置いた。第1四半期の営業利益進捗率は順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値が重くモミ合う形だが煮詰まり感を強..

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日本エム・ディ・エムは25年3月期1Q増収増益、通期増収増益予想据え置き

(決算速報) 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は7月30日の取引時間終了後に25年3月期第1四半期連結業績を発表した。増収増益だった。売上面は日本国内、米国とも獲得症例数が増加して2桁増収となった。利益面は日本の償還価格引き下げや円安による売上原価率の上昇がマイナス要因だったが、増収効果で吸収した。そして通期増収増益予想を据え置いた。償還価格引き下げや円安による調達コストの上昇などがマイナス要因となるが、獲得症例数増加による増収効果や原価低減効果などで吸収する..

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日本取引所Gの第1四半期は営業収益9%増だが営業利益7%減、四半期利益は11%減

■取引関連収益など増加したが賃上げとシステム維持・運営費が影響の様子 日本取引所G(日本取引所グループ)<8697>(東証プライム)は7月30日の正午に第1四半期の連結決算(2024年4~6月、IFRS)を発表し、売上高に当たる営業収益は前年同期比9.1%増の403億2800万円になり、営業利益は同7.0%減の232億9100万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同11.1%減の157億6800万円だった。 後場の株価は3586.0円(60.0円安)で始まった。 株券等の..

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綿半ホールディングスは25年3月期1Q大幅増益で進捗率順調、株価は年初来高値更新の展開

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は7月25日の取引時間終了後に25年3月期第1四半期連結業績を発表した。建設事業の大幅増収効果に加え、小売事業における物流効率化効果なども寄与して大幅増益だった。そして通期増収増益予想を据え置いた。第1四半期の営業利益進捗率は26%と順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値更新の展開だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。