決算発表記事情報一覧

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ミロク情報サービス、26年3月期中間期増収増益と順調、通期増収増益予想据え置き

(決算速報) ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は10月31日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。増収増益と順調だった。サブスクリプション型クラウドサービスの拡販により、ストック型のソフトウェア使用料収入が大幅に増加した。そして通期の増収増益予想を据え置いた。サブスクリプション型への移行加速によってストック収益が積み上がることが予想され、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は9月の戻り高値圏から反落して水準を切り下げたが、調整一巡..

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インフォマート、3Q累計大幅増益で通期利益予想を上方修正、ストック型収益で安定成長

(決算速報) インフォマート<2492>(東証プライム)は10月31日に25年12月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増収増益だった。新規利用企業増加や料金改定効果に加え、データセンター費用が減少して売上利益率が大幅に改善した。そして通期利益予想を上方修正した。修正後の通期利益予想に対する第3四半期累計の進捗率は高水準である。ストック収益が積み上がるビジネスモデルであることも勘案すれば、通期利益予想は再上振れの可能性があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は直..

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ファンデリー、26年3月期中間期の各利益が計画超で黒字転換、通期も上振れ期待

(決算速報) ファンデリー<3137>(東証グロース)は10月31日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)の業績(非連結)を発表した。各利益は計画を上回り黒字転換した。MFD事業とCID事業の収益性が改善したほか、マーケティング事業が大幅伸長した。そして通期黒字転換予想を据え置いた。MFD事業はミールタイム価格改定効果、CID事業はリテール販売拡大と価格改定効果、マーケティング事業は受注拡大を見込んでいる。中間期の各利益が計画超だったことを勘案すれば、通期も利益予想の上..

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クリナップ、26年3月期中間期利益予想を大幅に上方修正、通期利益も上振れ期待

(業績予想修正速報) クリナップ<7955>(東証プライム)は10月31日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)利益予想の上方修正を発表した。売上高は計画を下回るが、利益面は販売価格改定効果や原価低減効果が寄与して大幅に上振れた。通期利益予想は下期の粗利率低下などを想定して据え置いたが、中間期の大幅な上振れを勘案すれば、通期利益予想にも上振れ期待が高まる。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は年初来高値圏で堅調に推移している。高配当利回りや1倍割れの低PBR..

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ゼリア新薬工業、中間期減益も供給正常化で収益回復基調、生産設備復旧し通期予想維持

(業績予想修正速報) ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は10月31日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績予想の下方修正を発表した。海外市場での前期の反動に加え、製造委託している工場で生産設備不具合が発生して十分な製品供給が受けられなかった一過性要因が影響する。ただし当該生産設備が復旧し、既に製品供給体制が正常化しているため、通期連結業績および配当予想を据え置いた。通期ベースでの収益拡大を期待したい。株価は年初来安値圏でモミ合う形だ。目先的には下方修正..

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日本エム・ディ・エム、米国供給制約と円安コスト増が影響、配当17円を維持し株主還元を継続

(決算速報) 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は10月30日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。減収減益だった。米国における人工膝関節製品の供給制約が影響したほか、米国相互関税影響による調達コストの上昇、労務費の増加による自社製造コスト上昇なども影響した。そして通期業績予想を下方修正した。人工膝関節製品の供給制約の影響が下期も継続するほか、円安に伴う日本での輸入仕入原価の悪化なども影響する見込みだ。なお26年3月期の配当予想は据え置..

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【業績上方修正相次ぐ】空港施設・大ガス・日本酸素HDなど、収益改善と株主還元で最高益・増配へ

■金融・外食・物流・製造まで、幅広い業種で増益傾向が鮮明 10月30日、企業の収益改善を背景に上方修正の発表が相次いだ。航空、エネルギー、化学ガスなど多様な業種で利益率の向上と株主還元の拡充が進み、最高益や増配の動きが広がっている。円安や需要回復に加え、コスト管理の徹底と価格転嫁の進展が要因であり、日本企業の収益体質強化が明確になってきた。■航空・エネルギー・化学ガスなど主要企業が好決算を発表 空港施設<8864>(東証プライム)は、2026年3月期通期の経常利益予想を従来の..

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NEC、上期営業利益2.7倍の1185億円、官公庁・防衛関連が牽引

■米CSG社を約4417億円で買収へ、北米通信ソフト事業を拡大 NEC<6701>(東証プライム)は10月29日、2026年3月期第2四半期(4~9月期)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比5.6%増の1兆5697億円、営業利益は1185億7000万円で2.7倍となった。親会社株主に帰属する中間利益は728億円(同4.4倍)に拡大した。官公庁案件を中心とするITサービス事業が好調で、DX支援サービス「ブルーステラ」の採用拡大も収益性を押し上げた。社会インフラ事業では航空..

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エイトレッド、クラウド好調で安定成長基調、パッケージ減収影響を吸収し通期増益を維持

(決算速報) エイトレッド<3969>(東証スタンダード)は10月29日に26年3月期第2四半期累計(中間期)業績(非連結)を発表した。クラウドサービスの拡大が牽引して増収だが、AgileWorks(パッケージ型)の減収影響などにより減益だった。ただし通期増益予想を据え置いた。クラウドサービスが順調に拡大する見込みだ。中間期の進捗率はやや低水準だが、期末に向けてストック収益が積み上がる収益構造であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は9月の年初来高値圏から反落してモ..

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NTTデータ・イントラマート、営業利益48%増、中間純利益は3.6倍に

■クラウド需要拡大とソリューション強化で大幅増益 エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート<3850>(東証スタンダード)は10月29日、2026年3月期第2四半期(中間期)連結決算を発表した。売上高は前年同期比16.7%増の64億2600万円、営業利益は同48.4%増の8億4300万円、経常利益は同35.6%増の9億7300万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同353.6%増の4億8300万円となった。包括利益も前年の97百万円から437百万円へと大幅に増加し、利益水準が..