決算発表記事情報一覧

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JSPの第3四半期は売上高5.7%増加だが営業利益は10.7%減、原材料価格の高騰など影響

(決算速報)■非自動車分野や食品トレー向けは好調 発泡性樹脂緩衝材や包装材の大手JSP<7942>(東証プライム)の2025年3月期・第3四半期連結決算(2024年4~12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比5.7%増加して1082億90百万円だったものの、営業利益は同10.7%減の57億39百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益も同8.9%減の49億06百万円だった。1月31日の午後3時30分に発表した。 非自動車分野や食品トレー向け分野の販売は好調だったが、フラ..

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WOWOW、第3四半期は増収も大幅減益、会員収入減や番組費増が影響

■売上高は微増も営業利益は4割減、為替差益は業績予想に織り込み済み WOWOW<4839>(東証プライム)は1月31日、2025年3月期第3四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比2.0%増の564億4400万円と微増だったものの、営業利益は同38.2%減の14億9700万円、経常利益は同26.2%減の22億100万円と大幅な減益となった。 会員収入の減少に加え、番組費等の費用が増加したことが主な要因。また、保有する上場有価証券の一部売却益を計上した一方で、4Kチャンネル「..

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綿半ホールディングスは25年3月期3Q累計大幅増益で通期再上振れの可能性、配当予想上方修正と自己株式取得も発表

(決算速報) 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は1月30日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増益だった。小売事業における物流コスト削減や、建設事業における大型案件の順調な進捗などが牽引した。そして通期も大幅増益予想(24年10月25日付で上方修正)としている。利益進捗率が高水準であり、通期会社予想に再上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお配当予想上方修正(期末に上場10周年記念配当を実施)と自己株式取得(1月3..

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日本エム・ディ・エム、25年3月期3Q累計は販管費増と獲得症例数の増収効果で増収・営業増益

(決算速報) 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は1月30日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。増収・営業増益で着地した。円安によって売上原価率が上昇し、販管費も増加したが、獲得症例数増加による増収効果で吸収した。そして通期増収増益予想を据え置いた。償還価格引き下げや円安による調達コストの上昇などがマイナス要因となるが、獲得症例数増加による増収効果や原価低減効果などで吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は24年12月の安..

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エイトレッドは25年3月期3Q累計利益横ばいだが通期増益予想据え置き、売上面はユーザー数の増加で2桁増収と順調

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)は1月23日に25年3月期第3四半期累計業績(非連結)を発表した。利益面はクラウドインフラコスト等の増加により横ばいだが、売上面はユーザー数の増加等で2桁増収と順調だった。そして通期増収増益予想を据え置いた。クラウドサービスの拡大でストック収益が積み上がる収益構造であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値を切り下げる形でやや軟調だが、調整一巡して出直りを期待したい。

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エイトレッドの第3四半期決算は売上高13.9%増加、ワークフローシステムが好調

■通期では連続最高益、期末配当は1株16円の予定(前期比3円の増配) エイトレッド<3969>(東証スタンダード)の第3四半期決算(2024年4~12月・累計)は、少子高齢化や労働人口の減少などによる労働生産性の向上投資やDXの推進によるIT投資需要の高まりを受け、ワークフローシステムが好調に拡大し、売上高は前年同期比13.9%増の20億64百万円となった。営業利益は同0.1%増の7億53百万円となり、経常利益も同0.1%増の7億53百万円、四半期純利益は同0.9%減の5億円..

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インフォマートは24年12月期利益予想上方修正、25年12月期大幅増収増益予想

 インフォマート<2492>(東証プライム)は1月22日に24年12月期利益予想の上方修正を発表した。売上高は計画を下回ったが、利益面はコストの一部未発生などが寄与した。そして25年12月期は大幅増収増益予想としている。新規利用企業数が増加するほか、価格改定効果やサーバーのクラウド移行完了によるデータセンター費の大幅減少なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は安値圏でモミ合う形だが反発を期待したい。

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ティムコ、25年11月期は2桁増収・黒字予想、1倍割れの低PBRも評価材料で出直りに期待

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は1月17日に24年11月期業績を発表した。減収・赤字だった。フィッシング事業ではコロナ期需要からの反動減による在庫調整局面が継続し、アウトドア事業では23年12月~24年2月の暖冬影響や24年9月~11月の記録的高温の影響で防寒衣料等の販売が低調だった。ただし前回予想(24年11月27日付で下方修正)を若干上回る水準で着地した。25年11月期は前期の悪条件の影響が一巡して2桁増収・黒字予想としている。積極的な事業展開で収益改善を期待..

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ティムコは今期の売上高13%増と黒字転換を見込む、フィッシング事業とアウトドア事業の有機的連携をさらに強化

(決算速報)■前期は経常益など損失だったが配当を重視し1株12円を据え置く ティムコ<7501>(東証スタンダード)が1月17日に発表した2024年11月期の決算(非連結)は、釣用品市場で在庫調整局面が依然として続いていることや、アウトドア用品市場での天候不順の影響などにより、売上高は前年同期比5.6%減の32億12百万円となり、経常利益は前期の1億18百万円に対し24百万円の損失となり、当期純利益も前期の1億8百万円に対し1億9百万円の損失となった。 ただ、24年11月期の..

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トレジャー・ファクトリー、25年2月期3Q累計は既存店売上好調で大幅増収増益と順調

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は1月14日に25年2月期第3四半期累計連結業績を発表した。既存店売上が好調に推移して大幅増収増益だった。そして通期の大幅増収増益予想を据え置いた。第3四半期累計の進捗率が順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力の鈍い形だが調整一巡感を強めている。好業績を評価して出直りを期待したい。