決算発表記事情報一覧

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フジクラ、第3四半期決算で大幅増収増益達成、通期業績予想と配当予想も上方修正、情報通信事業が牽引

(決算速報)■データセンター向け需要が拡大 フジクラ<5803>(東証プライム)は、2025年3月期第3四半期決算を発表し、大幅な増収増益を達成した。売上高は前年同期比18.7%増の7,110億円、営業利益は同87.1%増の963億円、経常利益は同85.8%増の958億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同65.1%増の591億円となった。 この好業績を牽引したのは、情報通信事業である。生成AIの普及・拡大を背景に、データセンター向けの需要が引き続き伸長し、売上高は前年同期..

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アルコニックスの第3四半期は営業利益27.2%増加、事業環境は好悪混在だがアルミ銅事業、装置材料事業、金属加工事業がけん引

(決算速報)■3月期末配当は1株32円(前期比4円増)の予定 アルコニックス<3036>(東証プライム)の第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比12.2%増加して1468億27百万円となり、営業利益は同27.2%増の54億24百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同27.6%増の35億74百万円だった。 アルミ市況は9月に持ち直した後安定推移だった一方、銅、ニッケルは再び下落に転じるなど、市況は好悪混在の状況だったが、収益面では、堅調な需..

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生化学工業は25年3月期3Q累計大幅増益、通期大幅増益予想据え置き、海外医薬品、医薬品原体・医薬品受託製造、LAL事業が堅調

 生化学工業<4548>(東証プライム)は2月7日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増収増益だった。国内医薬品は低調だったが、海外医薬品、医薬品原体・医薬品受託製造、LAL事業が堅調だったほか、ロイヤリティー収入の増加が寄与した。そして通期の大幅増益予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は安値圏でモミ合う形だが、高配当利回りや1倍割れの低PBRも評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。

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生化学工業の第3四半期は営業利益31.3%増など好調、通期ではV字急回復の見込み

(決算速報)■ロイヤリティーやLAL事業の増加により大きく伸びる 生化学工業<4548>(東証プライム)が2月7日の夕方に発表した第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比11.2%増の304億45百万円となり、国内医薬品の減少があったものの、ロイヤリティーやLAL事業(品質管理用の測定用試薬や体外診断用医薬品事業)の増加により大きく伸びた。営業利益は、増収により同31.3%増の30億57百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同14.4%増の..

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クレスコは25年3月期3Q累計2桁増収増益と順調、通期増収増益予想据え置き

 クレスコ<4674>(東証プライム)は2月6日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。全体として受注が好調に推移し、前年の不採算プロジェクトの影響一巡も寄与して2桁増収増益だった。そして通期増収増益予想を据え置いた。受注環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は1月の直近安値圏から切り返しの動きを強めている。好業績を評価して出直りを期待したい。

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インテージホールディングスは25年6月期2Q累計利益が計画超で通期利益予想を上方修正

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は2月6日に25年6月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。各利益は期初計画を上回り、減益予想から一転して増益での着地となった。ビジネスインテリジェンス事業が計画以上に好調に推移したほか、マーケティング支援事業におけるコスト最適化施策なども寄与した。そして通期の利益予想を上方修正した。期初計画に対して増益幅が拡大する見込みとした。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は直近安値圏から切り返しの動きを強めてい..

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TACは25年3月期3Q累計大幅増益(黒字転換)、営業コスト構造の見直しや業務効率化の効果が寄与

 TAC<4319>(東証スタンダード)は2月6日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増益(黒字転換)だった。売上高は微増収にとどまったが、営業コスト構造の見直しや全社ベースの業務効率化の効果が寄与した。そして通期の黒字転換予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は水準を切り上げて戻り歩調だ。1倍割れの低PBRも評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。

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加賀電子は25年3月期3Q累計減収減益だが需要回復基調で計画比上振れ

 加賀電子<8154>(東証プライム)は2月6日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。減収減益だった。電子部品事業における主要顧客の在庫調整長期化の影響に加え、海外子会社における特定大口顧客向け取引終息、賃上げや物流コスト上昇なども影響した。ただし需要が回復基調となり、社内計画比では上振れて着地した。そして通期予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は反発力が鈍くモミ合う形だが、指標面の割安感も評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい..

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クリナップは25年3月期3Q累計減益、通期減益予想据え置き

 クリナップ<7955>(東証プライム)は2月6日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。新設住宅着工の不振継続、原材料価格高騰、販管費増加等の影響を原価低減等でカバーできず減益だった。そして通期の減益予想を据え置いた。26年3月期の収益回復を期待したい。株価は安値圏だが調整一巡して切り返しの動きを強めている。高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、出直りを期待したい。

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クレスコの第3四半期は売上高が11.8%増加し営業利益25.9%増加、自己株式の消却も実施へ

(決算速報)■ITサービス事業、デジタルソリューション事業とも好調 クレスコ<4674>(東証プライム)は2月6日の夕方、第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)と自己株式の消却を発表した。 自己株式の消却は、普通株式200万株(消却前の発行済株式総数に対する割合4.55%)を2025年2月25日(予定)付で実施するとした。 第3四半期累計の連結決算は、ITサービス事業の部門売上高が前年同期比12.1%増加し、デジタルソリューション事業も同8.3%増加するなど好調に..