決算発表記事情報一覧

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シナネンホールディングス、26年3月期中間期大幅増益、BtoC収益改善と非エネルギー事業拡大が寄与

(決算速報) シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は11月11日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。売上高は夏季の気温上昇の影響やスポット取引の減少などで小幅減収だが、各利益はBtoC事業の収益性改善や非エネルギー事業の拡大などにより大幅増益だった。そして通期営業・経常増益予想を据え置いた。主力のLPガス・石油事業の強化や非エネルギー事業の収益拡大を見込んでいる。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。中間期の進捗率は低水準の形だが、..

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クリナップ、26年3月期中間期は大幅増益、価格改定効果で通期上振れも

(決算速報) クリナップ<7955>(東証プライム)は11月7日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。大幅増益だった。新設住宅着工戸数が低水準に推移するなど厳しい事業環境で売上高は小幅増収にとどまったが、販売価格改定効果が顕在化した。そして通期は増収増益予想(10月31日付で期初計画に対して売上高を下方修正、各利益を据え置き)としている。通期利益予想に上振れの可能性があり、積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は上値が重くなり年初来高値圏で..

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アルコニックス、中間期小幅減益も通期増益・増配維持、電子機能材と金属加工が堅調

(決算速報) アルコニックス<3036>(東証プライム)は11月6日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。電子機能材、装置材料、金属加工が伸長したが、アルミ銅における地金・スクラップ取引の収益率低下などが影響し、全体として小幅経常減益だった。ただし通期経常増益予想を据え置いた。中間期の進捗率は概ね順調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は18年以来の高値圏だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。

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加賀電子、26年3月期通期連結業績予想を2回目の上方修正、EMS・PC・アミューズメント好調

(決算速報) 加賀電子<8154>(東証プライム)は11月6日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。2桁増収増益だった。EMSビジネス、パソコン販売ビジネス、アミューズメント機器販売が好調に推移し、人件費の増加などを吸収した。そして通期の連結業績予想を上方修正(8月7日付に続いて2回目)した。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は最高値圏だ。上方修正や指標面の割安感を評価し、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。

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神鋼商事、中間期減益も通期増益・増配を維持、機械セグメントが牽引、株価は割安感で上値試す展開へ

(決算速報) 神鋼商事<8075>(東証プライム)は11月6日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。減収減益だった。機械系は増益だったが、素材系の数量減少・価格下落、北米のコスト増加などが影響した。ただし通期予想を据え置いた。鋼材価格下落や販管費増加などで営業減益だが、営業外収支改善により経常・最終増益で増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は年初来高値圏だ。低PER、高配当利回り、低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり..

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ゼリア新薬工業、一過性要因乗り越え通期小幅減益予想据え置き、下期の海外事業は回復見込み

(決算速報) ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は11月5日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。大幅減益(10月31日付で下方修正)だった。海外市場において前期第4四半期に出荷が大幅増加した反動、製造委託している工場で生産設備不具合が発生して十分な製品供給が受けられなかった一過性要因の影響に加え、営業外での為替差損益の悪化などが影響した。ただし通期の小幅減益予想を据え置いた。下期は海外の医療用医薬品事業の回復を見込んでいる。また通期ベースで..

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インテージホールディングス、26年6月期1Q大幅営業・経常増益、利益重視策と投資減少が寄与

(決算速報) インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は11月4日に26年6月期第1四半期連結業績を発表した。大幅営業・経常増益だった。売上面は前期の大型案件の反動やCRO事業譲渡の影響で減収だったが、利益を重視したマネジメントの効果、事業譲渡による人件費の減少に加え、新SCIへの切り替え完了に伴う投資減少なども寄与した。そして通期の大幅営業・経常増益予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は水準を切り下げて軟調だったが、調整一巡して10月の..

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ソフトクリエイトホールディングス、26年3月期中間期増収増益と好調、EC・IT事業増収が寄与

(決算速報) ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)は11月4日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。増収増益と順調だった。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも増収となり、全体として人件費など増加を吸収した。そして通期の増収増益予想を据え置いた。中間期の進捗率は概ね順調である。事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏から反落してモミ合う形だが、調整一巡して戻りを試す展開を期待し..

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JSP、中間期は小幅減益も純利益増、押出事業が堅調、通期予想と配当維持

(決算速報) JSP<7942>(東証プライム)は10月31日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。小幅減収・営業減益だった。押出事業は概ね堅調に推移したが、ビーズ事業において自動車分野の売上が減少し、人件費の増加なども影響した。そして通期の営業減益予想を据え置いた。米国関税政策影響などにより需要調整局面を見込んでいる。株価は反発力が鈍く戻り一服の形だが、高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、調整一巡して出直りを期待した..

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イトーキ、25年12月期3Q累計大幅増収増益、通期予想据え置き・配当は上方修正

(決算速報) イトーキ<7972>(東証プライム)は10月31日に25年12月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増収増益だった。ワークプレイス事業、設備機器・パブリック事業とも好調に推移した。通期連結業績予想(25年8月4日付で上方修正)を据え置いたが、再上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお配当予想を上方修正した。株価は高値圏でモミ合う形だが、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。