決算発表記事情報一覧

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JSPの2025年3月期は原材料の高騰など厳しく営業利益8.9%減、今期は1.6%増を計画

(決算速報)■資本収益性の向上、成長分野への経営資源集中、環境対応型製品に注力 JSP<7942>(東証プライム)の2025年3月期・連結決算は、売上高が1422億50百万円(前期比5.3%増)となり、営業利益は68億88百万円(同8.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は50億66百万円(同20.7%減)だった。 国内発泡プラスチック業界において、原材料価格高騰などの影響に加え、需要先の自動車分野や水産・農業分野などで需要回復の足踏みや一部メーカーの生産・出荷停止もあり..

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インフォマートの第1四半期は営業利益2.5倍、サーバーのクラウド移行でデータセンター費が大幅減

(決算速報)■売上高も22.3%増で大幅拡大、利用企業数など順調に伸びる インフォマート<2492>(東証プライム)の2025年12月期・第1四半期(2025年1~3月)連結決算は、BtoB-EC(企業間電子商取引)プラットフォーム全体の利用企業数が24年12月末に比べて2万4964社増の117万4263社(2.2%増加、国内企業の約32%)となるなど好調で、売上高は前期比22.3%増の43億04百万円となった。 売上原価は、24年9月にサーバーのクラウド移行を実施したことに..

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エイトレッドの2025年3月期は純利益など連続最高を更新、今期も拡大を計画

(決算速報)■クラウドサービスへのシフト進み新規導入企業数など順調 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)の2025年3月期・連結決算は、売上高が前期比10.6%増加して27億66百万円となり、営業利益は同0.8%増の10億58百万円、当期純利益は同2.0%増の7億28百万円だった。純利益などが連続最高を更新した。 パッケージソフトは「AgileWorks」がメジャーバージョンアップによるアップセルや、新規導入企業数が順調に増加したことなどにより拡大し、「X-point..

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ファンデリーは今期黒字化を見込む、前3月期は食材の仕入原価高騰など影響したが新たな戦略方針の立案など進める

(決算速報)■中期経営計画は策定でき次第、公表する予定 ファンデリー<3137>(東証グロース)の2025年3月期決算は、食材の仕入原価の高騰などの要因により営業利益が1億33百万円の損失(前年同期は58百万円の利益)となり、当期純利益は1億83百万円の損失(前年同期は66百万円野利益)だった。売上高は24億64百万円(前年同期比6.9%減)だった。 管理栄養士の監修により健康食の宅配などを行うMFD事業では、季節ごとの商品入れ替えや、当社の管理栄養士・栄養士による食事相談サ..

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日本エム・ディ・エムの3月決算は純利益を除いて予想を上回る、米国事業は円換算後12.8%売り上げ増加

(決算速報)■人口関節など整形外科器具の大手、今期は増収増益を見込む 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)が4月30日正午に発表した2025年3月期の連結決算は、純利益を除いて同年3月に開示した前回予想を上回って着地した。人口関節などの整形外科器具の製造販売大手で、売上高は前期比8.4%増の251億14百万円、営業利益は同10.9%減の15億55百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は米国での和解関連費用の計上があり4億61百万円の損失(前期は12億71百万円の黒..

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協立情報通信は25年3月期業績予想を下方修正だが営業・経常2桁増益を確保

(決算速報) 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は4月16日に25年3月期業績(非連結)予想の下方修正を発表した。モバイル事業の店舗部門が低調だった。ただし各利益は小幅な下方修正にとどまり、24年3月期比では営業・経常2桁増益を確保した。積極的な事業展開で26年3月期の収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化の影響で急反落した。目先的には下方修正を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが、高配当利回りも支援材料として下値限定的だろう。

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ピックルスホールディングスは26年2月期2桁営業・経常増益予想、原価率改善で利益押し上げへ

 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は4月14日に25年2月期連結業績を発表した。減収減益だった。消費者の節約志向の影響などに加え、天候要因による原料(野菜)価格高騰なども影響した。26年2月期は小幅減収ながら、2桁営業・経常増益予想としている。売上面は消費者の節約志向の影響を受けるが、利益面は前期の天候要因の影響緩和による原価率改善を見込んでいる。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化の影響で安値を更新したが、その後は反発の動きを強めて..

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ファーストコーポレーションは25年5月期3Q累計大幅増収増益、前橋駅再開発効果で共同事業収入大幅増

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は、4月14日に25年5月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増収増益だった。完成工事総利益率が一時的に低下したものの、不動産売上高の計画を上回る大幅増収や、前期完成したJR前橋駅北口再開発事業の分譲による共同事業収入の大幅増加が牽引した。そして通期の大幅増収増益予想(24年12月13日付で上方修正)を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、その後は急反発..

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ピックルスホールディングスは今期増益を見込む、茨城新工場など本格寄与、前2月期は野菜高騰の影響など大

(決算速報)■新規事業では冷凍食品、製品開発では開封してすぐ食べられるサラダ感覚の浅漬 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)の2025年2月期・連結決算(4月14日16時前発表)は、さまざまなものの価格上昇による消費者の節約志向の影響や、コンビニエンスストア向けの売上が減少したことなどにより、売上高は前期比3.5%減の415億18百万円となった。また、夏場の高温などによる原料白菜や胡瓜などの野菜高騰や物流費、人件費の上昇などを受け、営業利益は同23.3%減の..

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アステナホールディングスは25年11月期1Q大幅増益、通期上振れの可能性

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)は、4月11日に25年11月期第1四半期連結業績を発表した。増収・大幅増益で着地した。HBC・食品事業や医薬事業の好調が牽引した。通期営業・経常減益予想を据え置いたが上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で年初来安値を更新したが、その後は売り一巡して反発の動きを強めている。高配当利回りや1倍割れの低PBRなども支援材料であり、戻りを試す展開を期待したい。