決算発表記事情報一覧

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インテージHDの第3四半期は営業利益29%増加、通期予想の95%を達成

(決算速報)■価格適正化やコスト最適化、新規連結化など寄与 インテージHD(インテージホールディングス)<4326>(東証プライム)の第3四半期連結決算(2024年7月~25年3月・累計)は、売上高が前年同期比5.4%増の509億45百万円となり、営業利益は同29.0%増の42億67百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同58.1%増の37億84百万円と大幅増益だった。 第3四半期連結累計期間は、コスト上昇を受けた価格の適正化に取り組んだ上、海外は㈱データスプリングやUS..

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クリナップは今期の売上高6.2%増、営業利益20.7%増など見込む、前期ようやく価格改定効果が顕在化

(決算速報)■前3月期は原価低減策推進など奏功し予想を大幅に上振れる クリナップ<7955>(東証プライム)が5月8日午後に発表した2025年3月期の連結決算は、「価格改定効果がようやく顕在化してきたこと等により」(発表資料)、24年10月に開示した前回予想を経常利益は74.7%上回るなど、各利益が大幅に上振れる着地となった。営業利益は前回予想の2倍に達し、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を81.0%上回った。 新設住宅着工における持家の伸び悩みが続く中、資材価格やエ..

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神鋼商事は今期の売上高3.2%増、純利益7.4%増など見込む、年間配当も増配

(決算速報)■25年3月期の連結決算は売上高4.4%増加したが6%減益 神鋼商事<8075>(東証プライム)の2025年3月期・連結決算(5月8日13時前発表)は、売上高が前期比4.4%増の6171億77百万円となり、営業利益は同0.5%減の132億23百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.0%減の85億63百万円だった。 日系自動車の減産、国内建材や建設機械の需要減少などマイナス要因があった一方で、環境関連やものづくりへの設備投資が活発化、また半導体や空調分野は回復..

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イトーキは25年12月期1Q大幅増益と順調、ワークプレイス事業がオフィスリニューアル・移転案件を中心に増収

 イトーキ<7972>(東証プライム)は5月2日に25年12月期第1四半期連結業績を発表した。増収・大幅増益と順調だった。ワークプレイス事業がオフィスリニューアル・移転案件を中心に増収となり、提供価値向上による利益率改善も寄与した。そして通期の2桁増益予想を据え置いた。ワークプレイス事業の好調が牽引する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが、その後は急反発し、水準を切り上げて一気に年初来高値を更新した。利益確定売りをこなし..

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イトーキの第1四半期決算は営業利益が23%増加、利益率改善などで想定を上回る進捗

(決算速報)■空間設計・コンサル・デザインを起点とする高付加価値なオフィス環境を提供 イトーキ<7972>(東証プライム)の第1四半期決算(2025年1~3月・連結)は、売上高が前期比4.5%増の427億44百万円となり、リニューアル案件やオフィス移転などによる需要増などで好調に推移した。営業利益は同22.9%増の74億22百万円で増収効果および提供価値の向上による利益率の改善などにより想定を上回る進捗となった。営業外では為替差益の増加や投資有価証券売却益の増加、支払利息及び..

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ファンデリー、26年3月期大幅増収・黒字転換予想、マーケティング事業は受注拡大を見込む

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は4月30日に25年3月期業績(非連結)を発表した。計画を下回り減収・赤字だった。マーケティング事業で獲得を見込んでいた大型案件の失注などが影響した。26年3月期は大幅増収・黒字転換予想としている。MFD事業はミールタイム価格改定効果、CID事業はリテール販売拡大と価格改定効果、マーケティング事業は受注拡大を見込んでいる。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は急伸して年初来高値更新、利益確定売りで急反落と乱高下の形だが、戻..

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インフォマート、25年12月期1Q大幅増収増益と順調、通期の大幅増収増益・連続増配予想を据え置く

 インフォマート<2492>(東証プライム)は4月30日に25年12月期第1四半期連結業績を発表した。大幅増収増益と順調だった。新規利用企業増加や料金改定効果に加え、サーバーのクラウド移行完了によるデータセンター費用減少も寄与した。そして通期大幅増収増益・連続増配予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが、その後は急反発している。好業績を評価して上値を試す展開を期待したい。

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エイトレッドは26年3月期は2桁営業・経常増益予想で9期連続増配予想、クラウドサービスが順調に拡大

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)は4月30日に25年3月期業績(非連結)を発表した。利益面はクラウドインフラコストの増加や本社移転に伴う一時的な減価償却費の増加などにより、計画を下回り横ばいにとどまったが、売上面はクラウドサービスの拡大で2桁増収と順調だった。26年3月期は2桁営業・経常増益予想、そして9期連続増配予想としている。クラウドサービスが順調に拡大し、前期の一時的な減価償却費が減少することも寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は..

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JSP、製品価格改定効果も寄与して増収も26年3月期は横ばい予想、指標面の割安感は評価材料

 JSP<7942>(東証プライム)は4月30日に25年3月期連結業績を発表した。製品価格改定効果も寄与して増収だが、需要回復が鈍く、人件費増加なども影響して減益だった。26年3月期は不透明感を考慮して横ばい予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化の影響で急落したが、その後は急反発している。1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、出直りを期待したい。

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日本エム・ディ・エム、新製品投入と為替影響緩和・特別損失一巡で26年3月期大幅増益・最終黒字予想

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は4月30日に25年3月期連結業績を発表した。円安影響による調達コスト上昇などで営業・経常減益、特別損失(和解関連費用)計上により最終赤字だった。26年3月期は大幅増益で最終黒字予想としている。新製品投入等による獲得症例数の増加、為替のマイナス影響の緩和などに加え、特別損失の一巡も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが、その後は反発の動きを強めている。1倍割れの低..