決算発表記事情報一覧

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科研製薬の前3月期・連結決算は知財譲渡やライセンス供与一時金など加わり営業利益など2倍超に

(決算速報)■今期は一時金の反動で減益予想だが営業利益は75%減程度を見込む 科研製薬<4521>(東証プライム)の2025年3月期・連結決算は、競合品の終売にともなう関節機能改善剤「アルツ」が伸長伸長したことなどに加え、ジョンソン・エンド・ジョンソン社などへの知的財産譲渡及び販売提携オプション契約による総額8600万米ドルの契約一時金や、「STAT6阻害」に関する3000万米ドルのライセンス契約一時金などが加わり、売上高は前年同期比30.5%増の940億35百万円となり、営..

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ソフトクリエイトホールディングス、25年3月期は計画を上回る増収増益、26年3月期も増収増益で6期連続増配予想

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)は、5月9日に25年3月期連結業績を発表した。計画を上回る増収増益で着地した。そして26年3月期も増収増益予想とした。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも順調に拡大し、人件費等の増加を吸収する見込みだ。配当は6期連続増配予想とした。事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は24年12月の高値圏から反落し、さらに地合い悪化も影響して上値を切り下げる形となったが、調整一巡感を強めて..

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クレスコは、26年3月期も2桁増益予想、配当性向引き上げや自己株式取得で株主還元強化

 クレスコ<4674>(東証プライム)は5月9日に25年3月期連結業績を発表した。計画を上回る2桁増益だった。受注が好調に推移し、前期の不採算プロジェクトの影響一巡も寄与した。そして26年3月期も2桁増益予想とした。受注が好調に推移し、人件費増加などを吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお配当方針を変更(配当性向の目処を40%から50%へ引き上げ)し、26年3月期も大幅増配予想とした。また自己株式取得も発表した。株価は地合い悪化の影響を受けた4月の安値圏..

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クレスコの3月決算は営業利益16.8%増加、今期も伸び最高を更新の見込み、配当性向を拡充、自己株式の取得も開始

(決算速報)■今期の配当は年58円(前期比16円の増配)に クレスコ<4674>(東証プライム)は5月9日の夕刻、2025年3月期の連結決算と自己株式の取得、配当方針の変更、期末配当予想の修正(増配)を発表した。 25年3月期の連結決算は、売上高が前期比11.4%増の587億60百万円となり、営業利益は同16.8%増の59億83百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.2%増の44億5百万円となった。 デジタルソリューション事業では、24年6月より、クラウド総合支援Cr..

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ソフトクリエイトHDは今期、独自開発の企業向け生成AIサービスなど拡大する見込み

(決算速報)■業績予想は売上高、各利益とも連続で過去最高を更新へ ソフトクリエイトHD(ソフトクリエイトホールディングス)<3371>(東証プライム)の2025年3月期の連結決算は、国内市場シェアNo.1のECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」やECサイトの売上拡大のための施策となるECクラウドサービス「メルカート」などが引き続き好調に推移し、売上高は前期比10.9%増の309億51百万円となり、営業利益は同6.4%増の54億97百万円、(同6.4%増)、経常利益は..

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インテージホールディングス、25年6月期3Q累計大幅増益、マーケティング支援事業が好調、通期大幅増益予想据え置き

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は5月8日に25年6月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増益だった。主力のマーケティング支援(消費財・サービス)事業において既存事業が順調に伸長したほか、ドコモ・インサイトマーケティングの新規連結も寄与した。そして通期の大幅増益予想(2月6日付で売上高を据え置き、各利益を上方修正)を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、その後は反発の動きを強めている。利益..

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神鋼商事、26年3月期は営業外収支改善により経常・最終増益で増配予想、指標面の割安感も評価材料

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は5月8日に25年3月期連結業績を発表した。増収ながら販管費増加などで小幅減益だった。ただし各利益は前回予想を上回って着地した。26年3月期は鋼材価格下落や販管費増加などで営業減益だが、営業外収支改善により経常・最終増益で増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価(25年4月1日付で株式3分割)は地合い悪化の影響を受けて急落する場面があったが、その後は目先的な売りが一巡して急反発の形だ。高配当利回りや低PBRという指..

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クリナップ、25年3月期は大幅増益着地、原価低減と価格改定が奏功、26年3月期も増収増益予想

 クリナップ<7955>(東証プライム)は5月8日に25年3月期連結業績を発表した。前回予想(24年10月31日付で下方修正)を大幅に上回り、従来の減益予想から一転して大幅増益で着地した。原価低減効果に加え、販売価格改定効果も寄与した。26年3月期は増収増益予想とした。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが、その後は反発の動きを強めている。高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、戻りを試す展開を期待..

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ゼリア新薬工業、25年3月期は大幅増収増益、26年3月期は小幅減益予想も保守的

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は5月8日に25年3月期連結業績を発表した。前回予想を上回る大幅増収増益で着地した。医療用医薬品事業、コンシューマーヘルスケア事業とも順調に推移し、営業外での為替差損益改善も寄与した。26年3月期は研究開発投資やシステム投資などを考慮して小幅減益予想とした。ただし保守的だろう。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったものの、その後は急反発して戻り高値圏だ。利益確定売りをこなしながら上値を..

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ゼリア新薬はこの3月に高カリウム血症治療薬を発売開始、10月発売の「ヘパリーゼWシャイン」とともに期待強い

(決算速報)■2025年3月期は売上高が15%増加し営業利益は26%増加 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)の2025年3月期・連結決算は、医療用医薬品事業のセグメント売り上げが前期比19%増加するなど好調で、連結売上高は同15.3%増の873億11百万円となり、営業利益は同26.8%増の121億97百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同28.5%増の99億36百万円だった。経常利益は同50.8%増加したが、前期に多額の為替差損を計上した一方、当期は為替差益に転じ..