決算発表記事情報一覧

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アルコニックスは主力4セグメントとも増収増益、今期は関税の影響を見込むが営業利益27.2%増を想定

(決算速報)■DOE4.0%以上などに基づき連続増配、今期は年84円(10円の増配)に アルコニックス<3036>(東証プライム)は5月15日の正午過ぎに2025年3月期の連結決算と増配、長期経営計画を発表。株価は後場、急伸して始まり、9%高の1720円(148円高)まで上げて一気に年初来の高値を更新している。 2025年3月期は、アルミ・銅原料、半導体製造装置関連属加工品、メッキ材料などの取引が寄与し、「電子機能材事業」「アルミ銅事業」「装置材料事業」「金属加工事業」の主力..

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ジェイエスエス、26年3月期大幅増益・連続増配予想、M&A効果に加え大人への訴求力強化等を推進へ

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード、名証メイン)は、5月14日に25年3月期連結業績(3月13日付で下方修正)を発表した。25年3月期より連結決算に移行したため前期の非連結業績との比較で見ると減益だった。ただし26年3月期は大幅増益で連続増配予想としている。M&A効果に加え、大人への訴求力強化等を推進する方針だ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は4月の安値圏から反発の動きを強めている。低PER、高配当利回り、1倍割れの低PBRという指標面の割安感も評価..

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朝日ラバー、精密ゴム、医療・衛生用ゴムの受注増が売上を牽引、26年3月期は大幅増益・最終黒字予想

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は5月14日に25年3月期連結業績を発表した。売上面は精密用ゴム製品や医療・衛生用ゴム製品等の受注増加で増収だが、利益面は主力の自動車内装照明用ASA COLOR LEDの受注減少に加え、新規開発製品の立ち上げコストなどの影響で大幅減益だった。純利益は減損損失の計上で赤字だった。26年3月期は売上面が横ばいだが、生産性の向上や一過性費用の一巡等により大幅増益・最終黒字予想としている。積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は..

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協立情報通信、販管費抑制が奏功し営業・経常益は増加、26年3月期の業績予想未定だが収益拡大期待

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は5月14日に25年3月期業績(非連結)を発表した。売上面はモバイル事業の店舗部門の低調推移等により減収だが、利益面は販管費抑制等により営業・経常増益だった。当期純利益は減損損失計上により減益だった。26年3月期の業績予想および配当予想については、中期経営計画の見直しを行っているため未定としたが、積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は安値圏でモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待したい。

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マーケットエンタープライズ、リユースとモバイルが牽引し大幅増収増益、通期経常・最終利益を上方修正

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は5月14日に25年6月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増収増益だった。ネット型リユース事業とモバイル事業の拡大が牽引し、販管費増加などを吸収した。通期の連結業績予想については経常・最終利益予想を上方修正した。SBI証券との差金決済型自社株価先渡取引契約について、2月14日に公表した一部期限前解約によるデリバティブ解約益を計上する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが..

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Jトラスト、25年12月期1Q大幅営業増益と順調、通期も大幅増益予想を据え置き、株価は反発へ

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は5月14日に25年12月期第1四半期連結業績を発表した。大幅増益(営業利益は黒字転換)と順調だった。売上面は販売用不動産の減少等により全体としても減収だが、利益面は日本金融事業が堅調に推移したほか、韓国及びモンゴル金融事業の業績改善、投資事業の回収金計上等が寄与した。そして通期の大幅営業増益予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが、その後は反発の動きを強めている。指標面の..

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シナネンホールディングス、大幅増益で黒字転換、増配も発表し来期も増益見込む、株価は上値トライ

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は5月14日に25年3月期連結業績を発表した。前回予想(3月31日付で売上高を下方修正、各利益を上方修正)を上回る大幅増益(営業利益と当期純利益は黒字転換)で着地した。電力事業や石油事業の収益改善が牽引した。そして期末配当を増額した。26年3月期は増収、営業・経常増益予想としている。主力のLPガス・石油事業の強化や、非エネルギー事業の収益拡大を見込んでいる。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は4月の高値圏から一旦反..

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くすりの窓口、メディア事業と基幹システム事業が牽引して大幅増収、26年3月期も2桁増益で増配予想

 くすりの窓口<5592>(東証グロース)は5月14日に25年3月期連結業績を発表した。前回予想を上回る大幅増収増益で着地し、配当を増額した。メディア事業と基幹システム事業が牽引して大幅増収となり、ストック粗利が大幅に増加して販管費の増加を吸収した。そして26年3月期も2桁増益(前期の特需の反動影響を除くベースでは15%増収、33%営業増益)で増配予想としている。26年3月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸して最高値更新の展開だ。利益確定売りをこなしながら上..

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ジェイテック、技術職知財リース事業のテクノロジスト需要が牽引し大幅増益、26年3月期も大幅営業・経常増益予想へ

 ジェイテック<2479>(東証スタンダード・名匠メイン)(注:25年5月14日付で東証グロースから東証スタンダードへ市場変更)は5月14日に25年3月期連結業績を発表した。大幅増益だった。技術職知財リース事業のテクノロジストに対する需要が堅調に推移し、稼働率と平均単価が上昇した。そして26年3月期も大幅増収、大幅営業・経常増益予想としている。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響を受けて急落する場面..

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加賀電子、来期は期後半に需要回復を見込む、通期予想は保守的との見方、割安感が追い風

 加賀電子<8154>(東証プライム)は5月14日に25年3月期連結業績を発表した。売上面は在庫調整長期化等による部品販売ビジネスの減収をEMSビジネスの堅調推移等でカバーして小幅増収だが、利益面は人件費や物流費の増加等で減益だった。26年3月期は本格的な需要回復を期後半と見込み、通期横ばい予想とした。ただし保守的だろう。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、その後は反発の動きを強めている。指標面の割安感も評価して戻りを試す展..