決算発表記事情報一覧

NO IMAGE

巴工業、25年10月期2Q累計大幅増益、通期は再上振れの可能性、機械製造販売事業が牽引

 巴工業<6309>(東証プライム)は6月12日に25年10月期第2四半期累計連結業績を発表した。大幅増収増益だった。機械製造販売事業の大幅伸長が牽引した。通期の連結業績予想は6月6日付で上方修正し、前回予想に対して増収増益幅が拡大する見込みとしている。また配当予想も6月6日付で上方修正している。修正後の通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は高水準であり、通期予想は再上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏だ。そして24年6月の最..

NO IMAGE

アイデミー、25年5月期業績予想を上方修正して一転営業・経常黒字予想、費用の効率的運用も寄与

 アイデミー<5577>(東証グロース)は6月12日に25年5月期連結業績予想の上方修正を発表した。営業利益と経常利益については従来の赤字予想から一転して黒字予想とした。売上高が前回予想を上回ったほか、費用の効率的運用なども寄与した。株価は4月の安値圏から徐々に下値を切り上げて底打ち感を強めている。上方修正を評価して出直りを期待したい。

NO IMAGE

巴工業の第2四半期は主力2事業とも好調に推移、売上高17.8%増加、営業利益は25.5%増加

(決算速報)■10月通期の予想は売上高と純利益が2期連続最高となり、営業利益は5期連続最高の見込み 巴工業<6309>(東証プライム)が6月12日の夕方に発表した第2四半期連結決算(中間期:2024年11月~25年4月・累計)は、遠心分離機などの「機械製造販売事業」、半導体製造用途向け材料などの「化学工業製品販売事業」ともに好調に推移し、売上高は前年同期比17.8%増の313億16百万円となり、営業利益は同25.5%増の37億11百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同20..

NO IMAGE

アスカネット、26年4月期大幅増益・最終黒字予想で収益改善基調、フューネラル事業の契約拡大と画像収入増で増益

 アスカネット<2438>(東証グロース)は6月10日に25年4月期連結業績を発表した。フューネラル事業は堅調だったが、フォトブック事業における稼働率低下、空中ディスプレイ事業における棚卸資産評価損計上などにより大幅営業・経常減益、減損損失計上により最終赤字だった。26年4月期は大幅増益・最終黒字予想としている。フューネラル事業が堅調に推移するほか、前期の一過性損失の一巡なども寄与する見込みだ。フォトブック事業と空中ディスプレイ事業については体制強化等により立て直しを図る。積..

NO IMAGE

ベステラは26年1月期1Q大幅増益、通期の純利益予想と配当予想を上方修正、自己株式消却も発表

 ベステラ<1433>(東証プライム)は6月9日に26年1月期第1四半期連結業績を発表した。売上高は大型工事の端境期で減収だが、利益は前期の赤字工事の影響が一巡して大幅増益だった。そして通期の純利益予想と配当予想を上方修正した。第1四半期の進捗率は低水準だが、第2~3四半期に大型工事着工を予定している。老朽化プラント解体工事の増加で中期的に事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお自己株式144万株の償却(25年7月15日予定)も発表した。株価は年初来高..

NO IMAGE

巴工業は25年10月期通期業績予想および期末配当予想を上方修正

 巴工業<6309>(東証プライム)は6月6日に25年10月期通期連結業績予想および期末配当予想の上方修正を発表した。化学工業製品販売事業の売上高が鉱産関連を中心に想定以上が見込まれるほか、機械製造販売事業の部品・修理の売上高伸長も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏だ。そして24年6月の最高値に接近している。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。

NO IMAGE

ベステラの第1四半期は利益率が回復し営業利益7.8倍に、上場10周年の記念配当を期末に実施

(決算速報)■期初に非開示だった第2四半期の業績予想を発表、7月には自己株式を消却 ベステラ<1433>(東証プライム)は6月9日の午後、第1四半期連結決算(2024年2~4月)と第2四半期、通期の連結業績予想の増額修正を発表し、上場10周年の記念配当、自己株式の消却も発表した。上場10周年の記念配当は、26年1月期の期末配当に1株当たり10円を実施する予定とし、期末配当は同25円の予定(前年同期比15円の増配)とした。 第1四半期連結決算(2024年2~4月)は、前年度に受..

NO IMAGE

【株式市場特集】不透明相場に輝く独自性、注目集まる『三大スター』銘柄

■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上 『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は、大谷翔平選手のCM起用により「PURE」シリーズが好調に推移し、決算発表後に株価が急騰するなど「大谷効果」が鮮明となった。また同社は将棋の王位戦の冠スポンサーを務め、藤井七冠とも結び付く。さらに棋聖戦の賞金増額や協賛企業の存在も注目され、スポーツ・文化と企業業績の連動が浮き彫りになっている。相場環境は不安定な中、「トランプ・ディール」など外的要因が意識されるが、大谷・藤井・大の里..

NO IMAGE

京写、26年3月期大幅増益で連続増配予想、国内販売価格の適正化推進と中国で生産性向上と高付加価値金属基板の拡販を推進

 京写<6837>(東証スタンダード)は5月20日に25年3月期連結業績を発表した。増収増益と順調だった。国内の需要が低調だったが、北米やASEANの需要が堅調に推移し、中国における生産性向上や付加価値の高い金属基板の好調も寄与した。そして26年3月期は大幅増益で連続増配予想とした。国内において販売価格の適正化を推進するほか、中国においては生産性向上や付加価値の高い金属基板の拡販を推進する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値を更新する場面があった。1倍割れ..

NO IMAGE

京写の今期業績予想は関税の影響なければ売上高2.9%増、営業利益25.3%増の見込み

(決算速報)■前3月期の連結決算は売上高が6.7%増加し営業利益は18.2%増加 プリント基板の世界的大手・京写<6837>(東証スタンダード)の2025年3月期連結決算(5月21日発表)は、片面基板が事務機向けなど回復した一方、両面基板は自動車向けが減少したものの、実装関連事業は主力の産業機器の受注が好調で、売上高は前期比6.7%増加して262億29百万円となり、営業利益は同18.2%増の12億77百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同16%増の6億14百万円だった。配..