決算発表記事情報一覧

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ジェイテック、26年3月期1Q減益も通期大幅増益予想を堅持、テクノロジスト需要堅調で収益拡大期待

 ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン)は7月31日に26年3月期第1四半期連結業績を発表した。減収減益だった。技術職知財リース事業のテクノロジストに対する需要は堅調だったが、テクノロジスト確保難や請負における受託案件の一時的減少に伴う減収影響で原価率が上昇した。ただし通期の大幅営業・経常増益予想を据え置いた。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価はモミ合いから上放れの動きを強めている。利益確定..

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ミロク情報サービス、1Q減益も通期増収増益を維持、ストック型サービス収入が売上を牽引

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は7月31日に26年3月期第1四半期連結業績を発表した。売上面はストック型のサービス収入が牽引して増収と順調だったが、利益面は売上拡大に伴う仕入原価の増加や積極的な人的資本投資に伴う人件費増加などで減益だった。ただし通期増収増益予想を据え置いた。サブスクリプション型への移行加速によってストック収益が積み上がることが予想され、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は徐々に水準を切り上げて戻り歩調の形だ。目先的には第1四半期の減..

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JSP、26年3月期1Q小幅減益も高配当維持で安定感、通期下方修正も収益基盤は盤石

 JSP<7942>(東証プライム)は7月31日に26年3月期第1四半期連結業績を発表した。自動車関連の需要減少などで小幅減収となり、人件費増加なども影響して小幅営業減益だった。そして通期予想を下方修正した。米国関税政策影響などで第2四半期以降に需要調整局面を見込むとした。株価は調整一巡して反発の動きを強めている。目先的には下方修正を嫌気する動きが優勢になる可能性があるが、高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価して出直りを期待したい。

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ファンデリー、26年3月期1Q増収・営業黒字転換、MFD・CID・マーケティング全事業が好調

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は7月31日に26年3月期第1四半期業績(非連結)を発表した。増収で営業黒字転換した。MFD事業は売上回復と利益率改善が進展し、CID事業はリテール販売拡大と生産効率向上で損益改善が進展した。マーケティング事業も増収増益と順調だった。そして通期の大幅増収・黒字転換予想を据え置いた。MFD事業はミールタイム価格改定効果、CID事業はリテール販売拡大と価格改定効果、マーケティング事業は受注拡大を見込んでいる。積極的な事業展開で収益改善基調..

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インフォマート、25年12月期2Q累計大幅増収増益、ストック収益拡大で通期上振れ期待

 インフォマート<2492>(東証プライム)は7月31日に25年12月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。大幅増収増益と順調だった。新規利用企業増加や料金改定効果に加え、サーバーのクラウド移行完了によるデータセンター費用減少も寄与した。通期予想を据え置いたが、第2四半期累計の進捗率が高水準であり、ストック収益が積み上がるビジネスモデルであることも勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は6月の年初来高値圏から反落して..

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ファンデリーの第1四半期は営業利益が黒字化し純利益は損失6分の1に大きく改善

(決算速報)■CID事業は国産食材による「旬をすぐに」の販売店舗数が拡大し損益改善進む ファンデリー<3137>(東証グロース)の第1四半期(2025年4~6月)決算は、主軸の生活習慣病対策を盛り込んだ宅配食が高齢化などの潮流を受けて堅調に推移し、国産食材による「旬をすぐに」はライフスタイルの多様化などにともなう需要拡大に加え、継続的に取扱店の拡大に努めたことで着実に損益改善が進んだ。売上高は前年同期比6.5%増加して6億22百万円となり、営業利益は4百万円で前年同期の48百..

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ジェイテックの第1四半期は技術系の人材不足など影響したが主力の「高質技術者」派遣は好調

(決算速報)■今3月期の連結業績予想は売上高18%増、営業利益22%増などの見通しを継続 ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン)の第1四半期(2025年4~6月)連結決算は、「技術系人材の獲得競争が依然熾烈を極め」(決算短信より)、特に子会社人材不足により顧客ニーズに対応しきれないことなどによってトップラインが伸び悩む結果となり、売上高は前期比1.0%減の8億11百万円となり、営業利益は同40.8%減の22百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は小幅だが6..

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インフォマートの第2四半期は引き続き「BtoBプラットフォーム」順調に拡大し売上高24.8%増加

(決算速報)■通期では「BtoB-PF ES事業」の黒字化見通しもあり営業利益91.6%増を見込む インフォマート<2492>(東証プライム)の第2四半期連結決算(2025年1~6月:中間期)は、企業間電子商取引「BtoBプラットフォーム」の各サービスの利用企業数が順調に拡大し、売上高は前年同期比24.8%増の90億1百万円となった。売上原価は、昨年9月にサーバーのクラウド移行を実施したことにより、データセンター費が大幅に減少。営業利益は人件費の上昇などあったが同358.4%..

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JSPの第1四半期は営業利益3%減だが中国や台湾ではAIサーバー向け包装材など堅調

(決算速報)■北米自動車市場は堅調だったが関税を見越した駆け込み需要の影響も踏まえて臨む JSP<7942>(東証プライム)の第1四半期(2025年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期並みの343億92百万円(前年同期比0.3%減)となり、営業利益は12億53百万円(同3.0%減)だった。親会社株主に帰属する四半期純利益は退職金制度における一部制度の移行による特別利益もあり12億93百万円(同3.4%増)だった。 食品容器用の発泡ポリスチレンシート「スチレンペーパー」や、産..

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日本エム・ディ・エム、26年3月期1Q大幅減益も通期増益予想据え置き、新製品拡販と症例数増が牽引

(決算速報) 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は7月30日に26年3月期第1四半期連結業績を発表した。調達コストおよび自社製造コスト上昇などで大幅減益だった。ただし通期増益・最終黒字予想を据え置いた。新製品投入等による獲得症例数の増加、為替のマイナス影響の緩和などに加え、特別損失の一巡も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は安値圏で軟調だが、1倍割れの低PBRも評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。