決算発表記事情報一覧

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ラバブルマーケティンググループ、25年10月期利益予想を上方修正、業務効率化と税効果が寄与

(業績修正速報) ラバブルマーケティンググループ(LMG)<9254>(東証グロース)は、12月2日に25年10月期連結業績予想の修正を発表した。売上高は前回予想を僅かに下回るが概ね計画水準で着地した。そして各利益を上方修正した。業務効率化による費用削減が各利益を押し上げたほか、法人税等調整額(益)を計上することも寄与した。積極的な事業展開で27年10月期も収益拡大を期待したい。株価は安値圏に回帰して軟調だが、調整一巡して出直りを期待したい。なお12月12日に25年10月期決..

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ディスラプターズ、通期予想を上方修正、HR好調と特別利益が押し上げ

■マーケティング事業と法務DXが想定上回る伸びを示す ディスラプターズ<6538>(東証スタンダード)は11月25日、2026年3月期通期連結業績予想の上方修正を発表した。2025年5月の前回予想から売上高は微増にとどまるが、利益項目はいずれも大幅に伸びる見通しとなった。営業利益は496百万円から720百万円へ、経常利益は451百万円から674百万円へ、親会社株主に帰属する当期純利益も342百万円から565百万円へ上方修正した。 修正の背景には、同社の主体事業であるマーケティ..

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スター・マイカ・ホールディングスが期末配当を4円増額、年間37円に修正

■自己株式取得を中止し未消化分1億円を配当に振替、株主還元を強化 スター・マイカ・ホールディングス<2975>(東証プライム)は11月20日、2025年11月期の期末配当予想を4円引き上げ、1株当たり22円00銭へ修正すると発表した。年間配当予想は33円00銭から37円00銭となる。同社は株主還元を経営の重要課題に位置づけ、成長投資を優先しつつ安定配当と増配を継続する方針であり、総還元性向40%の達成を目指している。今回の増配は、好調な業績と未消化の自己株式取得枠約1億円を期..

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フィル・カンパニー、通期予想を修正し利益上振れ見通し、創立20周年で記念配当実施

■売上高18%減の一方、純利益は9.4%増へ転じる見通し フィル・カンパニー<3267>(東証スタンダード)は11月18日、通期連結業績予想および期末配当予想を修正したと発表した。対象は2025年11月期(2024年12月1日~2025年11月30日)で、売上高は当初計画を下回る見通しとなる一方、採算性の改善が進み利益面は増額修正となった。また創立20周年を記念し、記念配当を実施する計画を示した。 同社は、新規請負受注が第2四半期以降に当初計画を下回ったため、売上高予想を10..

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科研製薬、減収減益予想も戦略投資拡大により競争力向上へ、長期経営計画実現に前進

 科研製薬<4521>(東証プライム)の26年3月期中間期の連結業績は減収減益だった。前期の増収要因だった「NM26」の知的財産譲渡および販売提携オプション契約に係る契約一時金収入の反動、薬価改定や競合の影響に加え、研究開発費の増加も影響した。通期については減収減益予想(9月26日付で下方修正)としている。国内医薬品の売上高が競合品の影響で前回予想を下回る見込みとなったほか、新たなライセンス契約締結に伴う契約一時金支払いで研究開発費が前回予想を上回ることも影響する。■医療用医..

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くすりの窓口、中間期大幅増益で通期上振れ期待高まる、ストック売上拡大が成長を下支え

(決算速報) くすりの窓口<5592>(東証グロース)は11月14日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。増収・大幅増益だった。ストック売上が順調に拡大し、コスト適正化なども寄与した。そして通期2桁増益予想を据え置いた。ストック収益が積み上がる収益構造であり、中間期の利益進捗率が高水準であることを勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は9月の最高値圏から反落し、さらに中間期決算発表に対してもネガティ..

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アイフリークモバイル、26年3月期中間期営業黒字転換で収益改善基調、専門領域強化で高単価案件獲得が寄与

(決算速報) アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は11月14日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)業績(非連結)を発表した。前期第3四半期より非連結決算に移行したため前年同期の連結業績との比較で見ると、売上面は減収だが、利益面はDX事業が牽引して営業黒字転換した。通期予想は据え置いて営業赤字予想としているが、中間期の営業利益が黒字転換したことを勘案すればやや保守的だろう。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は急伸した9月の高値圏から反落し..

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ケンコーマヨネーズ、通期下方修正も総菜関連事業は堅調、連続増配と自己株式取得で株主還元を強化

(決算速報) ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は11月14日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。鶏卵相場の想定以上の高止まりなど原材料価格高騰の影響で減益だった。そして通期予想を下方修正した。商品統廃合による販売機会の減少、コスト上昇に対する販売価格への反映遅れなどが影響する見込みだ。積極的な事業展開で27年3月期の収益回復を期待したい。なお自己株式取得を発表した。11月17日の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-..

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京写、中間期は損失縮小で収益改善に手応え、販売価格適正化とコスト改善が進展

(決算速報) 京写<6837>(東証スタンダード)は11月14日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。減収減益だった。国内では販売価格適正化やコスト改善の効果で営業損失縮小したが、主力の自動車関連の需要が国内外で低迷したほか、インドネシアにおける増産に向けた設備増強に伴う稼働調整なども影響した。そして通期業績・配当予想を下方修正した。自動車関連の需要低迷が継続する見込みだ。積極的な事業展開で27年3月期の収益回復基調を期待したい。株価は8月の年初来安..

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冨士ダイス、26年3月期中間期利益が計画超、通期増益予想で収益回復基調、コスト削減効果で収益改善が進展

(決算速報) 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は11月14日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。売上面は計画を下回ったが、各利益はコスト削減効果などで計画を上回った。通期予想は据え置いた。需要が回復に向かい増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益回復基調だろう。株価は動意づいて急伸する場面があったが、買いが続かず反落し、モミ合いレンジに回帰した。高配当利回りや低PBRなども評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。