業績でみる株価一覧

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丸八証券が一時ストップ高、未定だった今年3月期の配当など好感、設立80周年記念配当も実施

■普通配当60円、記念配当20円の計80円(前期比50円の増配)に 丸八証券<8700>(東証スタンダード)は3月25日、買い気配で始まった後ストップ高の1947円(400円高、26%高)で始値をつけ、2015年以来の1900円台に進んでいる。22日に未定だった2024年3月期の配当(期末のみ実施)を発表し、普通配当60円、設立80周年記念配当20円の計80円(前期比50円の増配)にするとし、好感買いが集中した。 2024年3月30日に設立80周年を迎える。配当方針は、安定的..

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トーメンデバイスが後場急動意、今3月期末の配当を従来予想の160円から200円に引き上げる

■メモリー価格の上昇基調、為替益、取引先の再生計画認可決定など寄与 トーメンデバイス<2737>(東証プライム)は3月22日の13時に2024年3月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表し、株価は発表直前の5980円(30円高)前後から一気に6%高の6320円(370円高)まで上げる場面を見せ、約9か月ぶりの6000円台に進んでいる。 同3月期の連結業績見通しは、24年1月に開示した従来予想に対し、売上高は4.2%上回る見込みになり、経常利益は25.0%、親会社株主に帰属..

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佐藤渡辺が後場急激に上げ高値を更新、5月末に株式2分割を実施、配当の漸増も発表し好感買い

■配当は23年3月期の100円に対し24年3月期は150円、さらに160円へ 佐藤渡辺<1807>(東証スタンダード)は3月22日の13時に株式分割と次期中期経営計画期間中の株主還元(配当予想の増額)を発表した。小幅安だった株価は発表後に6%高の4080円(235円高)まで急激に上げ、2日続けて実質的な上場来の高値を更新している。最近は、大林組<1802>(東証プライム)が3月4日に大幅増配を含む資本政策の見直しを発表して急伸して以降、同様の積極策への期待から動意を強める相場..

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鉄建建設は今期末配当の増配が好感され4年ぶりの高値2800円台に進む

■株主還元の充実について計画し当初予定比20円増の100円に 鉄建建設<1815>(東証プライム)は3月21日、一段高となり、午前10時にかけて9%高の2823円(243円高)まで上げて2020年2月以来の2800円台に進み、その後も2790円前後で売買されて強い相場となっている。19日の夕方に2024年3月期末配当の増配を発表し、好感買いが優勢になった。 24年3月期末配当を、当初予定の1株80円から20円増配し100円(前年同期比でも20円の増配)に修正するとした。現在策..

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プロレド・パートナーズは後場一段と上げストップ高、有償契約の前に『投資フェーズ』を設ける新サービスに期待強い

■第1四半期は売上高32%増加、営業利益は黒字転換 プロレド・パートナーズ<7034>(東証プライム)は3月19日の後場一段と上げ、13時前からはストップ高の527円(80円高、18%高)で売買され、2日続けて大幅高となっている。15日に発表した2024年10月期の第1四半期決算(2023年11月~24年1月、連結)の営業利益が前年同期比で黒字に転換し、他の利益項目は大幅に赤字が軽減、注目再燃となった。 成果報酬型コストマネジメント・コンサルティングを中心としたコンサルティン..

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北越コーポレーションは上場来高値に進む、中国子会社の関連損失を出しアク抜け感、営業・経常利益の予想は増額修正

■株式譲渡損と債権放棄損を計上するが本業はコスト限定的で堅調 北越コーポレーション<3865>(東証プライム)は3月19日、2日続けて大きく上げる相場となり、取引開始後に14%高の2081円(256円高)まで上げて上場来初の2000円台に進んでいる。3月15日の夕方に中国子会社の一部株式譲渡損と今期・2024年3月期の連結業績予想の修正を発表し、不透明感が後退したとされた上、営業利益と経常利益は前回予想を11%から14%上回る見込みに引き上げたため好感買いが続いている。 15..

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魁力屋が上場来高値を更新、決算説明会の映像をホームページに掲載、注目強まる

■昨年12月上場、「京都北白川ラーメン魁力屋」など展開 魁力屋<5891>(東証スタンダード)は3月15日の後場一段と強含む相場となり、13時30分にかけて7%高の3350円(220円高)まで上げて2日ぶりに上場来の高値を更新している。「京都北白川ラーメン魁力屋」をはじめとした飲食店を運営し、2023年12月に上場。昨14日、2023年12月期の決算説明会の映像を同社ホームページに掲載したと告知しており、改めて注目が強まったようだ。 「京都背脂醤油ラーメン」を中心としたバラエ..

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エニグモが急反発、1月決算で今期予想数値は出さなかったが増収増益を見込むとし注目再燃

■前1月期は営業利益12%減だが「攻めの準備を実行した一年」に エニグモ<3665>(東証プライム)は3月15日、急反発となり、午前9時40分にかけては17%高の391円(56円高)まで上げ、ほぼ3か月ぶりに390円台を回復して出直りを強めている。14日15時に発表した2024年1月期決算は純利益を除いて減収減益となり、今期予想も具体的な数値は出さなかったが、「売上高・営業利益については、前期比で増収・増益を見込む」(決算短信)などとし、好感されている。 前1月期は前期比で売..

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雪印メグミルクは2020年以来の高値に進む、政策保有株の縮減、増配など好感され2日続けて大幅高

■今3月期末配当は従来予想比20円増の80円に増配 雪印メグミルク<2270>(東証プライム)は3月15日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の2640円(159円高)まで上げ、2020年10月以来の2600円台に進んでいる。13日の夕方に発表した有価証券売却益112億円の計上と今期の利益予想の上方修正、期末配当の増配が引き続き好感されている様子で、2日続けて大きく上げている。 有価証券の売却は、政策保有株式の縮減と資産効率化を図る目的で行ったとしたため、損保各社が2月に打ち..

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若築建設は昨年5月以来の高値に進む、業績・配当予想の増額修正など好感

■創業以来「海洋土木」技術が核、能登半島地震の復興需要への期待も 若築建設<1888>(東証プライム)は3月14日、3日続伸基調の一段高となり、前場5%高の3735円(190円高)まで上げて2023年5月以来の3700円台に進み、後場も14時を過ぎて3720円前後と高値圏で推移している。旧社名が若松築港建設で、創業以来「海洋土木」技術を事業の核とし、3月11日の夕方に業績・配当予想の増額修正などを発表、以後、連騰相場になっている。能登半島地震の復興需要への期待も強いようだ。 ..