業績でみる株価一覧

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伊勢化学が上場来高値に向けて出直る、第1四半期の大幅増益を好感

■「曲がる太陽電池」の原料に向けさらなる業績向上の期待 伊勢化学工業<4107>(東証スタンダード)は4月30日の後場、一段と強い相場になり、13時にかけて12%高の1万8690円(1990円)まで上げて約3週間前につけた上場来の高値2万750円に向けて出直っている。25日の15時に発表した第1四半期連結決算(2024年1~3月)が前年同期比で売上高33.4%増、営業利益35.7%増などと大幅な増収増益となり、改めて注目の強まる相場となった。 ヨウ素の大手で、このところの相場..

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カゴメが一段高、業績予想の増額修正など好感、上場来の高値に向け上値を追う

■国内加工食品、需要喚起策などで期初予想を上回って推移 カゴメ<2811>(東証プライム)は4月30日、一段高となり、取引開始後に12%高の4297円(473円高)まで上げ、その後も4230円前後で推移。2017年につけた上場来の高値4330円に向けて出直りを強めている。前取引日・26日の16時前に第1四半期連結決算(2024年1~3月)と12月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感されている。 24年1~3月の連結決算は、海外持分法適用会社の持分を追加取得し、連結子会社..

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WOWOWが後場急動意、業績予想の大幅増額と「資本コストや株価を意識した経営」の発表に急反応

■24年3⽉期の連結営業利益は従来予想を55%上回る見込みに WOWOW<4839>(東証プライム)は4月26日の13時30分に2024年3⽉期の連結業績予想のうち利益予想の増額修正と「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を発表。株価は急動意となり、一時5%高の1130円(52円高)まで上げて約2週間ぶりに1130円台を回復した。 24年3⽉期の連結業績予想は、会員収⼊が想定通りだったものの、その他収⼊が想定を下回ったことにより、売上高を前回予想比0.9..

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大井電気が急伸、営業利益など従来予想を8割上回る見込みに修正、大きく出直る

■部材調達上の問題が概ね解消に向かいコスト削減、値上げなども寄与 大井電気<6822>(東証スタンダード)は4月26日、大きく出直る相場となり、朝寄り後に17%高の2156円(315円高)まで上げた後も12%高前後で売買され、約10か月ぶりの2100円台に進んで大きく出直っている。25日の15時に2024年3月期の業績予想の大幅な増額修正を発表。営業・経常利益は23年5月に開示した従来予想を80%上回る見込みとしたことなどが注目され、買い先行となった。決算発表は5月14日を予..

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キヤノンは早速切り返す、四半期決算を受けて25日は下げたが精査した上で見直し買いの見方

■半導体製造装置などのインダストリアル事業は大幅増益 キヤノン<7751>(東証プライム)は4月26日、朝寄り後の1%安(41円安の4025円)を下値に切り返し、午前10時半を過ぎては3%高(135円高の4201円)まで上げ、反発相場となっている。第1四半期決算を受けて25日は8.4%安(374円安の4066円)となり、2008年以来の高値圏の相場から目立って下げたが、26日は急反発となっている。半導体製造装置などのインダストリアル事業は大幅増益で、決算を精査した上での見直し..

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インソースは急反発で始まった後もジリ高、業績予想の増額修正を好感、調整相場脱出の期待も

■好採算のITサービス事業の売上構成比が拡大 インソース<6200>(東証プライム)は4月26日、急反発で始まった後もジリ高となり、午前10時を過ぎては8%高の779円(59円高)まで上げ、下値圏から大きく出直っている。25日の15時に今9月期・第2四半期累計期間(2023年10月~24年3月)の連結業績予想の増額修正を発表し好感買いが強まった。株価は4月に入り値上がりした日が7日しかなく、調整基調が続いていることもあり、自律反騰を強める期待も出ている。 当第2四半期累計期間..

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日本ゼオンが急伸、今期の増益予想と自社株買い・消却を好感

■自社株買いは発行株数の4.7%規模、取得した全株数を消却へ 日本ゼオン<4205>(東証プライム)は4月26日、買い気配を上げて17%高の1660.0円(245.5円高)で始値をつけ、急伸相場となっている。25日の15時に3月決算と自己株式の取得(自社株買い)、消却を発表。今期・25年3月期の連結業績見通しを純利益を除いて増収増益の見込みとしたことも好感されている。 2024年3月期の連結業績は、売上高と営業・経常利益が前期比でダウンし、親会社株主に帰属する当期純利益は有価..

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野村不動産HDが出直りを強めて始まる、3月決算好調で今期も実質的好調持続の見方

■売上高は12.2%増加し今期も7.5%増を見込む 野村不動産HD(野村不動産ホールディングス)<3231>(東証プライム)は4月26日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5%高の4350円(222円高)まで上げ、約1か月前につけた2007年以来の高値4222円に向けて上値を指向している。25日の15時に発表した2024年3月期の連結決算で売上高が前期比12.2%増加し、営業利益は同12.6%増加。不動産市況の値上がりを業績に取り込んだ好調ぶりが再確認され、買い先行となってい..

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ブルーイノベーションが後場一段と強含む、業績動向に比べ値動き出遅れとされ下値圏から4日続伸

■ドローン制御、売上高は前期39%増加し今期は42%増を見込む ブルーイノベーション<5597>(東証グロース)は4月25日の後場寄り後に一段と強含んで1283円(69円高)まで上げ、下値圏で日々小幅だが4日続伸基調の出直り継続となっている。ドローンやロボットなどの遠隔制御システムを開発・提供し、このところの株価は、経産省が「ドローン拠点を石川に整備、能登地震復興で、物資輸送のノウハウ蓄積」(日本経済新聞4月21日付朝刊)と伝えられたあたりから動意づいている。 2023年12..

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ルネサスエレクトロニクスは2日続伸、第1四半期好調で半導体株の急反落に逆行高

■期初に開示した予想に比べ営業利益率2.3%上回る ルネサスエレクトロニクス<6723>(東証プライム)は4月25日の午前9時に第1四半期の連結決算(2024年1~3月、IFRS)を発表し、株価は2日続伸基調となり、半導体関連株が全体に急反落している中で5%高の2649.0円(127.5円高)まで上げた後も2600円台で活況となっている。 第1四半期の連結決算は、売上収益が前年同期比2.1%減となり、営業利益は同36.9%減だったが、期初に開示した第1四半期の予想との対比では..