業績でみる株価一覧

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カンロが一段高、「ピュレグミ」好調で業績予想を増額修正、上場来の高値を指向

■限界利益増加、商品構成の最適化による効果も カンロ<2216>(東証スタンダード)は6月25日、一段高となり、6%高の2780円(151円高)まで上げて約2か月前につけた実質的な上場来の高値2914円(2024年4月15日)に向けて大きく出直っている。24日の13時過ぎに今12月期の連結業績予想(第2四半期、通期)の増額修正を発表し、連日好感買いが優勢になっている。グミ好調とのことで新田ゼラチン<4977>(東証プライム)も高い。 発表によると、今12月期は、グミ市場で「ピ..

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ミヨシ油脂は2017年以来の高値に進む、業績予想の増額修正を好感、主製品の拡販が当初の想定以上

■今12月期は営業、純利益とも前回予想の2倍超になる見込み ミヨシ油脂<4404>(東証スタンダード)は6月25日、再び急伸し、14%高の1535円(187円高)まで上げた後も1500円前後で活発に売買され、2017年以来の高値に進んでいる。24日の夕方に今12月期の第2四半期と通期の連結業績予想の増額修正などを発表、好感買いが優勢になっている。 発表によると、今期・2024年12月期は、2030年に向けた経営構想に基づいて事業運営を行う中で、適正な販売価格の確保に加え、景気..

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エイベックスは一段と出直って始まる、業績予想の増額修正など連日好感

■子会社の資本異動にともない特別利益、業容効率化も期待 エイベックス<7860>(東証プライム)は6月25日、一段と出直って始まり、取引開始後は6%高の1331円(75円高)をつけ、2日続けて大きく上げている。引き続き、21日午後に発表した業績予想の増額修正などが好感され、約1か月半ぶりに1300円台を回復している。 21日午後、連結子会社の資本異動などにともない2025年3月期第2四半期連結会計期間に特別利益(第三者割当増資に伴う持分変動利益等)19億円を計上する予定になっ..

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QBネットHDは6月期末配当の増配など好感され年初来の安値圏から出直り強める

■従来予想比5円増の27円に、新たな株主還元政策など8月に公開 QBネットHD(キュービーネットホールディングス)<6571>(東証プライム)は6月21日、8%高の1163円(82円高)まで上げた後も1100円台で売買され、2日続伸基調となっている。廉価版の理髪店をチェーン展開し、20日午後に発表した配当予想の修正(増配)が好感され、年初来の安値圏から出直りを強めている。 最近の業況を受け、2024年6月期の期末配当については、23年8月に開示した予想の1株22円を5円増の2..

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サイボウズが急伸、今期業績予想を純利益で48%増額修正し好感買い先行

■年内の投資計画を精査、価格体系の改定も寄与 サイボウズ<4776>(東証プライム)は6月21日、急伸して始まった後もジリ高基調となり、午前11時にかけて19%高の2130円(345円高)まで上げて約4か月ぶりに2100円台を回復している。20日午後に今期・24年12月期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行。11時20分にかけても東証プライム銘柄の値上がり率1位となっている。 23年12月に開示した今期・24年12月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高につい..

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アステリアの出直り目立つ、「未定」だった業績予想を好感、営業利益は黒字化の見込みに

■DX推進にともないデータ連携ニーズなど拡大 アステリア<3853>(東証プライム)は6月21日、再び出直って始まり、取引開始後は6%高の583円(35円高)まで上げている。20日の夕方、「未定」としていた2025年3月期の連結業績予想を開示。営業利益は2.0億円から5.5億円の範囲とし、前期の約36億円の赤字から黒字転換の見込みになり好感されている。約1か月ぶりに580円台を回復している。 売上収益と営業利益の予想を開示し、売上収益は32億円の見込み(前期比10.0%増)と..

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タマホームは次第高、5月決算予想を下方修正したがすでに下げており出尽くし感の見方

■注文住宅が計画を下回る、戸建分譲は計画を上回りリフォームは計画通り タマホーム<1419>(東証プライム)は6月19日、次第に上げ幅を広げて午前11時過ぎに7%高の4070円(260円高)まで上げ、年初来の安値圏から大きく出直っている。18日の15時に2024年5月期の連結決算予想の下方修正を発表したが、株価は5月下旬に大きく下押していたこともあり、出尽くし感が広がったとの見方が出ている。 24年5月期の連結決算予想は、売上高を23年7月に開示した従来予想を3.6%下回る見..

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タムロンが上場来高値に向け上値を指向、中間配当の増配と機動的な自社株買い方針など好感

■7月1日を効力発生日として株式2分割を行う予定 タムロン<7740>(東証プライム)は6月19日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は8630円(250円高)まで上げている。18日の15時に6月中間配当の増配を発表した上、自社株買いを示唆して注目されており、5月末につけた上場来の高値8920円に向けて出直っている。 18日の15時に配当予想の修正(増配)を発表し、2024年12月期の中間配当金を1株につき従来予想比20円増配し70円にするとした。配当性向40%程度の継続的..

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ベルーナが年初来の高値を更新、5月の月次動向はホテル事業29%増など全体に好調

■「グロース領域」の売上高は66億96百万円で9%増加 ベルーナ<9997>(東証プライム)は6月18日、一段高で始まり、取引開始後は759円(17円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新している。17日午後に発表した月次動向「5月度・月次売上高前年同月比(速報値)」が好調と受け止められており、0.6倍前後のPBR(株価旬資産倍率)向上に向けた取組の活発化などに期待が出ている。 5月の売上高は、「グロース領域」のホテル事業が、リゾートホテルのゴールデンウィーク期間の高..

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モルフォが後場一段高、第2四半期黒字化、小池都知事の「AIゆりこ」も追い風の見方

■第2四半期は中国好調で売上高54%増加、通期は上振れる期待 モルフォ<3653>(東証グロース)は6月17日、後場寄り後に一段と上げて22%高の1959円(352円高)をつけ、約5週間ぶりに1900円台を回復している。「画像処理/AI(人工知能)」の研究開発型企業で、前取引日の夕方に発表した第2四半期連結決算(2023年11月~24年4月・累計)が各利益とも黒字化したことなどで注目が再燃している。また、AI動画関連株のため、小池百合子東京都知事が13日に自身の話す姿をAIで..