業績でみる株価一覧

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JSSは年初来の高値に迫る、上場維持基準「流通株式時価総額」上昇に向けた取組に期待強い

■業績はコロナ禍前の水準に戻る、資本政策含め成長戦略を着実に実行 JSS(ジェイエスエス)<6074>(東証スタンダード)は7月1日、再び上値を試す相場となり、4%高の574円(20円高)まで上げて年初来の高値579円(2024年6月14日)に迫っている。スイミングクラブ運営の大手で、6月27日の夕方、「上場維持基準への適合に向けた計画に基づく進捗状況について」を発表し、唯一基準を充たしていない『流通株式時価総額』の上昇に向けて業績回復と企業価値の向上の為の取組みを進めるとし..

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J.フロントリテイリングは一段高、業績予想の増額修正など好感される

■第1四半期の総額売上高13.6%増加、通期業績予想など上乗せ J.フロント リテイリング<3086>(東証プライム)は7月1日、一段高となり、取引開始後に13%高の1893.5円(216.0円高)まで上げて約3週間ぶりに年初来の高値を更新し、2018年6月以来の1800円台に進んでいる。大丸、松坂屋などの持株会社で、前取引日の6月28日に第1四半期決算と業績予想の増額修正(第2四半期、2月通期)などを発表し、好感されている。 当第1四半期(2024年3~5月)の連結業績は、..

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協立情報通信は「三角もちあい」を継続、業績好調で値動き収れんを待つ

■前3月期は純利益など最高を更新、今期は営業利益23%増を予想 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は6月28日、1784円(1円安)の気配値で始まり、引き続き2024年2月に年初来の高値1870円をつけた後の「三角もちあい」相場を継続している。「三角もちあい」は、もみ合い相場の高値と安値が次第に収れんして振幅が縮小する相場を指し、経験則的には、振幅が十分に縮まり、煮詰まってくると再び大きく動意づく可能性があるとされている。 ICT(情報通信技術)関連ソリューションの..

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And Doホールディングスが切り返して始まる、「ハウス・リースバック」で取得した不動産を流動化、譲渡益は9億86百万円

■今回は戸建住宅など347件、リースバック関連事業の推移に注目再燃 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は6月28日、反発基調で始まり、取引開始後は1082円(13円高)と昨27日につけた年初来の安値から切り返している。27日午後、「ハウス・リースバック」で取得した個人住宅などの不動産の信託受益権の譲渡完了を発表。取得した資産を流動化することで収益の拡大につながり、財務の健全化にも資することになり、買い材料視されている。 今回譲渡した資産は、首都圏・中部圏..

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巴工業は上場来の高値に迫る、第2四半期までの進ちょく好調で10月通期の業績に期待強い

■通期業績は営業利益など4期連続最高を更新の見込み 巴工業<6309>(東証プライム)は6月27日の後場、一段と強い相場になり、14時30分にかけて4940円(170円高)まで上げ、約2週間前につけた上場来の高値5000円に迫っている。遠心分離機の世界的大手で、6月7日に今10月期の連結業績予想の増額修正を発表。続いて12日には第2四半期決算を発表し、第2四半期までの進ちょく率の高さなどが好感されて上場来の高値をつけた。その後も高値圏で上値をうかがう相場となっている。 10月..

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冨士ダイスが高値を更新、今期も大幅増配を予定し新中期計画への期待も続く

■27年3月期に連結売上高200億円、ROE7.0%など計画 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は6月27日、一段と強含む相場になり、午前10時40分にかけて849円(9円高)まで上げて年初来の高値を連日更新し、2023年4月以来の高値に進んでいる。超硬合金工具の開発製造などを行い、6月6日に創業75周年。2024年3月期末に記念配当を実施し、今期・25年3月期の配当をさらに増額する予定としており、継続的に買いが入っているようだ。 24年3月期の配当(期末のみ実施中)は、..

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トレジャー・ファクトリーが高値を更新、7月中旬に第1四半期決算発表を予定し業績拡大への期待再燃

■SDGsの潮流、リユースに対する意識の変化、物価高・節約など追い風に トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は6月27日、再び上値を追う相場となり、1864円(27円高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新し、実質的な2010年以降の最高値1910円(2023年4月)に向けて上値を追っている。7月10日に第1四半期決算の発表を予定。まだ2週間ほど先だが、前期決算(24年2月期)は連結営業利益などが過去最高を達成したため、今期の展開にも期待が強まってきたとみら..

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アステナHDが一段高で始まる、薬価改定を受け業績予想を大幅に増額修正、買い先行

■第2四半期の営業利益は従来予想を92%上回る見込みに見直す アステナHD(アステナホールディングス)<8095>(東証プライム)は6月27日、買い気配で始まり8%高の575円(43円高)で始値をつけ、4日続伸の一段高となっている。26日の15時に第2四半期、11月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行。23年11月につけた昨年来の高値548円を一気に上回った。 第2四半期連結累計期間(2023年12月~24年5月)に、医薬品事業で薬価改定による薬価上昇のため、..

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日本エム・ディ・エムは7日続伸基調、売上高が4期連続最高の見込みで期待強い

■下値圏から出直りを続ける 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は6月25日、692円(15円高)まで上げた後も堅調に売買され、日々小幅だが7日続伸基調となって下値圏から出直りを続けている。人工関節の大手で、整形外科領域を中心に「商社機能」と「開発主導型メーカー機能」を融合した独自の事業展開を行う。前期・2024年3月期の連結売上高が3期連続で過去最高を更新し、今期も続伸を想定するため期待の根強い相場になっている。 24年3月期は連結売上高が前期比8.8%増加して..

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ネオジャパンが年初来高値を更新、「上場維持基準」5月以降はすべて充足する水準で推移

■第1四半期の業績好調、今期から中間配当も実施し年間で増配を予定 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は6月25日、再び上値を追う相場となり、3%高の1698円(47円高)まで上げて1週間ぶりに年初来の高値を更新し、2021年以来の高値に進んでいる。6月14日に発表した第1四半期連結決算(2024年2月~4月)が好調で、中間配当の実施と年間配当の増配も発表。株価は14、15日に大きく上げ、以後、弾みのつく展開となっている。 第1四半期の連結決算は、ソフトウエア事業、システ..