業績でみる株価一覧

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京進がストップ高、5月決算の営業利益など従来予想を5割上振れ注目再燃

■今期は小幅増益予想だが首都圏での拡大や介護施設の積極開設など示す 京進<4735>(東証スタンダード)は7月10日、2日続けて大幅高となり、取引開始後にストップ高の515円(80円高、18%高)まで上げ、そのまま買い気配となっている。京都、滋賀地区を中心にに学習塾事業、語学関連事業、保育・介護事業を行い、9日の16時に発表した5月決算が各利益とも従来予想を5割上振れて着地し、売上高は8期連続で最高を更新。今期・25年5月期の予想は小幅増益にとどめたものの、拡大期待の強い相場..

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カーブスHDは急激に出直る、第3四半期の営業利益43.9%増加、チェーン売り上げ、物販売り上げなど過去最高とし注目再燃

■今8月期の業績予想は据え置いたが上振れ期待も カーブスHD(カーブスホールディングス)<7085>(東証プライム)は7月10日、急激に出直る相場となり、午前9時50分にかけて9%高の810円(65円高)まで上げ、ここ数日の調整相場を一気に奪回している。女性向けのフィットネスジムを展開し、9日午後に発表した第3四半期連結決算(2023年9月~24年5月・累計)の営業利益が前年同期比43.9%増加し、「チェーン売り上げ、会費入会金売り上げ、会員向け物販売り上げとも過去最高」(決..

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ネオジャパンは高値に向け切り返す、この7月末から中間配当を実施、上場維持基準にも完全適合

■中間配当を意識した買いなど強く断続的に高値を更新 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は7月8日、切り返す相場となり、1756円(61円高)まで上げた後も14時にかけて1750円台で売買され、7月4日につけた2021年以来の高値1830円に向けて出直っている。ビジネスICTツールのグループウェア『desknet’s NEO(デスクネッツ・ネオ)』などが好調で、業績は今期・2025年1月期も各利益が連続最高を更新する見込み。この7月第2四半期末から中間配当を実施すると6月..

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北興化学の出直り目立つ、第2四半期決算と新工場の建設などに期待強まる

■新工場によってフォトレジスト用原料の生産能力は2倍に 北興化学工業<4992>(東証スタンダード)は7月8日、大きく出直る相場となり、取引開始後に9%高の1629円(139円高)まで上げて約2か月前につけた上場来の高値1720円(2024年5月13日)に向かっている。前取引日・5日の15時に「固定資産の取得(新工場建設)」と第2四半期決算、その説明資料を発表し、新工場によってフォトレジスト用原料の生産能力は概ね2倍になることなどを開示し、期待が強まった。 第2四半期連結決算..

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ジェイドグループが急伸、3月に連結子会社入りしたマガシークの収益改善と開示し一転、見直される

■単月の営業利益、4月は前年同月の8倍、5月は15倍に ジェイドグループ<3558>(東証グロース)は7月5日、飛び出すように大きく出直る相場となり、午前11時過ぎに18%高の1912円(287円高)まで上げて約3か月ぶりに1900円台を回復し、後場も1900円をはさんで活況高となっている。靴とファッションの通販サイト『LOCONDO.jp』などを運営し、4日の夕方、3月に連結子会社化したマガシーク株式会社の収益改善について発表し、見直し買いが流入している。 マガシークは、フ..

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三越伊勢丹HDが上場来の高値を更新、目標株価の引き上げ伝えられ月次売上高の好調など再認識

■「路線価」による地価上昇や株価の最高値などで高額消費は好調の見方 三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は7月5日、一段と上げて9日続伸基調となり、午前11時を過ぎて6%高の3487円(209円高)をつけて約1か月ぶりに上場来の高値を更新している。SMBC日興証券が目標株価を1100円引き上げて3800円に見直したと伝えられているが、1日に発表した6月の月次売上高「国内百貨店事業・売上速報」が三越と伊勢丹の合計で前年同期比24.2%増加して..

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ダイドーリミテッドが急伸しストップ高、期末配当を5円から一挙100円に見直す

■村上氏ら株主の意見も参考に決定、自社株買いも機動的に ダイドーリミテッド<3205>(東証スタンダード)は7月5日、一段高となり、ストップ高の1095円(150円高、16%高)で売買されながら2008年以来の1000円台に進んでいる。4日夜、今期・2025年3月期の配当(期末のみ実施中)予想をこれまでの1株5円から100円に見直すと発表し、自社株買いも機動的に実施したいと発表。好感買いが殺到している。 同社株は昨4日も旧・村上ファンド系とされる南青山不動産及びそのグループ会..

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キユーピーが急伸、業績予想の増額修正と増配を好感、2016年7月以来の3400円台に進む

■市販用、業務用、海外それぞれのセグメントで想定を上回る キユーピー<2809>(東証プライム)は7月5日、買い気配で始まり、取引開始後は10%高の3495.0円(331.0円高)まで上げ、約3か月ぶりに年初来の高値を更新して2016年7月以来の3400円台に進んでいる。4日15時に発表した第2四半期決算(2023年12月~24年5月・累計・連結)が営業利益2.8倍となるなどで大幅に回復し、今11月期の連結業績予想の増額修正と増配も発表、好感買いが先行した。 市販用、業務用、..

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レナサイエンスが急伸、米社からのマイルストーンで業績予想を増額修正、注目集まる

■ライセンス供与先の米社が臨床試験開始、10万ドル受領へ レナサイエンス<4889>(東証グロース)は7月4日、急伸相場となり、取引開始後に23%高の422円(78円高)まで上げて約4か月ぶりに400円台を回復し、その後も390円前後で売買されて急激に出直っている。3日の18時前に米社からのマイルストーン10万米ドル受領と、これによる業績予想の増額修正を発表し、注目集中となった。 発表によると、皮膚疾患治療RS5441(経皮薬、経口薬)の独占的実施権を許諾する米Eirion ..

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三菱重工が2日ぶりに高値を更新、業績好調、政策保有株の解消による資金余力の拡大も期待

■3月末に株式10分割、新たな投資家層の流入続く様子 三菱重工業<7011>(東証プライム)は7月2日、再び上値を追う相場となり、午前11時を過ぎて1819.5円(86.0円高)まで上げ、2日ぶりに実質的な上昇来の高値に進んでいる。日本のエネルギー政策や防衛政策に関連し今期も連続最高益を見込む上、造船部門などは円安が追い風になり、「政策保有の三菱商事株を全株売却、395億円」(日経電子版6月27日)と伝えられるなどで、政策保有株の持ち合い解消による資金余力の拡大への期待も言わ..