業績でみる株価一覧

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高砂香料は上場来高値に接近、営業利益など第1四半期で通期予想を上回る、ストップ高

■主要部門が好調で前期発生した米子会社の出荷調整も改善 高砂香料工業<4914>(東証プライム)は8月9日、急伸して始まった後ストップ高の4310円(700円高、19%高)で売買され、午前11時にかけてはストップ高のまま買い気配となっている。8日の15時に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)の営業利益が前年同期の7倍超となるなど大幅増益で、営業・経常利益は通期予想額を超過。好感買いが集中し、2017年7月につけた上場来の高値4470円に迫っている。 第1四半期は..

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ハピネットは上場来高値に迫る、第2四半期の業績予想を大幅増額修正、ストップ高

■利益率の高い商品や事業、市場の拡大を取り込み好調に推移 ハピネット<7552>(東証プライム)は8月9日、急伸一段高となり、午前9時30分前からストップ高の3710円(700円高、23%高)で売買されている。8日位の15時に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)の営業利益など各利益が前年同期比5~6割増加し、第2四半期の業績予想の大幅な増額修正も発表。好感買いが集中して約2か月前につけた実質的な上場来の高値3780円(24年6月17日)に迫っている。 第1四半期..

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INPEXは「8月5日」の下げを完全に回復、業績予想の増額修正、増配、自社株買いなど好感

■期末配当43円(従来予想比5円増)、年86円で過去最高 INPEX<1605>(東証プライム)は8月9日、一段と出直って始まり、取引開始後に6%高の2136.5円(116.5円高)をつけ、日経平均が過去最大の下げ幅となった8月5日に下げた分を取り戻している。8日の15時に第2四半期決算と今12月期の業績予想の増額修正、増配、自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、好感買いが先行している。 今12月期の連結業績見通しは、第3四半期以降における販売量見通し、原油価格及び為替の..

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東京エレクトロンは9%高で始まる、第1四半期の大幅増益と業績予想の大幅増額を好感、NYでも急伸

■業績予想の増額には上期の上振れ分しか織り込んでいない形で期待強まる 東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は8月9日、買い気配の後9%高の2万7970円(2340円高)で始まり、一段と回復して出直りを強めている。8日の15時に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)の各利益が前年同期の2倍前後に急増し、業績予想(第2四半期、今3月期)の増額修正も発表。NY株式市場でも13%近く急伸したため、買い先行となっている。 第1四半期決算(2024年4~6月・連結)は..

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クレスコが後場一段と強含む、全体相場の急落に巻き込まれた結果割安感強まる、第1四半期は85%増益

■7月初に株式2分割を実施、新たな投資家層の資金流入も期待 クレスコ<4674>(東証プライム)は8月8日の後場、一段と強含む相場となり、5%高の1151円(53円高)まで上げる場面をみせて出直りを強めている。受託ソフト開発の大手で、8月6日に発表した第1四半期決算(2024年4~6月、連結)は営業利益が前年同期比85.0%増加するなど好調。8月5日に発生した全体相場の急落に巻き込まれた結果、株価はPER11倍台になっており、割安に投資できる好機を提示している。7月1日付で1..

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京写が3日続伸、全体相場の急落に巻き込まれた結果割安感強まる、今期20%増益予想

■予想1株利益44円34銭、株価はPER7倍台前半 京写<6837>(東証スタンダード)は8月8日、3日続伸基調となり、5%高に迫る320円(16%高)まで上げた後も318円前後で堅調に売買され、全体相場の急落に巻き込まれた8月5日の下値261円から連日回復している。プリント配線板の大手で、7月31日に発表した第1四半期決算は好調。今期・2025年3月期の連結業績予想は営業利益が20.3%増、予想1株利益44円34銭で、予想1株利益からみた株価はPER7.2倍に過ぎず、割安に..

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ワークマンは「8月5日」の下げを完全に上回り年初来の高値を更新、第1四半期の進ちょく好調の見方

■過度な円安が止まり、このまま猛暑が続けば業績が上ぶれる期待 ワークマン<7564>(東証スタンダード)は8月8日、次第高となって午前11時過ぎに4%高の4450円(190円高)まで上げ、日経平均が4451円安となった8月5日の下げを完全に上回って年初来の高値を更新している。7日の15時に発表した第1四半期決算(2024年4~6月)は各利益とも小幅減だったが、期初に開示した今期・25年3月期の業績予想との対比では好調と受け止められているもようだ。 ワーキング・ユニフォーム業界..

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資生堂はストップ安、自社株買いなど発表したが第2四半期の営業赤字など影響

■今12月期の連結業績予想は全体に据え置く 資生堂<4911>(東証プライム)は8月8日、売り気配で始まった後ストップ安の3810円(700円安)で始値をつけ、午前10時半にかけてもこの値段で売買され、一段安となっている。7日の15時に発表した第2四半期連結決算(2024年1~6月・累計、中間期)で営業利益が赤字となり、自己株式の取得(自社株買い)と株主優待のアップグレードも発表したが、売り先行となった。もっとも、きょうは31%増益決算だったコーセー<4922>(東証プライム..

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ニトリHDが一段高、「8月5日」もほとんど下げなかった銘柄で第1四半期決算など好感

■4~6月は営業利益4.6%増加、歴史的な円安の中で大健闘の見方 ニトリHD(ニトリホールディングス)<9843>(東証プライム)は8月8日、続伸一段高となり、9%高の2万100円(1680円高)まで上げて約3か月ぶりに2万円台を回復している。日経平均が4451円安と歴代最大の下げ幅を記録した8月5日も日足や週足チャートではほとんど下げなかった銘柄で、7日15時に発表した第1四半期決算や為替の円高が好感されている。 第1四半期連結決算(2024年4~6月)は、売上高が前年同期..

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レーザーテックがストップ高、連続最高益の決算など好感、半導体株の中で独歩高

■配当も24年6月期の年230円(前期比50円増)に続き今期288円に レーザーテック<6920>(東証プライム)は8月8日、買い気配で始まり、取引開始から30分を過ぎてストップ高の2万7170円(5000円高、22%高)で始値をつけた。7日の夕方に発表した6月決算(2024年6月期・連結)が各利益とも連続最高を更新し、今期も拡大、増配の予定としたことなどが好感されている。半導体関連株が総じて軟調な中で独歩高となっている。 24年6月期の連結決算は売上高が前期比39.7%増加..