業績でみる株価一覧

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伊藤園が高値を更新、第1四半期の営業利益17%増加し進ちょく好調、ティーバッグ北米で44%増加

■大谷翔平選手と継続的にコミュニケーションを展開」したCMも継続 伊藤園<2593>(東証プライム)は9月2日、再び上値を追って始まり、取引開始後は9%高の3686.0円(306.0円高)まで上げ、今年1月6日につけた年初来の高値を8か月ぶりに更新している。1日午後に発表した第1四半期決算(2025年5~7月、連結)の営業利益が前年同期比17.3%増の83.6億円となり、期初に開示した通期業績予想の営業利益255億円(前期比11.0%増)の34%近くを達成するなどで注目と期待..

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キリンHDが高値を更新、9月に入っても猛暑続き期待継続、目標株価の引き上げも伝えられる

■1~6月決算は好調、経営資源の効率化も推進 キリンHD(キリンホールディングス)<2503>(東証プライム)は9月2日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の2287.0円(123.5円高)まで上げ、約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。9月に入っても猛暑が続く見通しのため飲料やビールの消費拡大への期待が強い中で、外資系証券が同社株の目標株価を2250円から2600円に引き上げたと伝えられ、注目の強まる相場となっている。 8月初に発表した第2四半期決算(2025年1~6月..

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昭和パックスは急伸一段高、精米用紙袋、今年のコメ作柄「おおむね良好」など好感

■4~6月決算は「業界の傾向に反して増加」 昭和パックス<3954>(東証スタンダード)は9月1日、続伸一段高となり、午前10時半前に一時ストップ高の3090円(500円高、19%高)まで上げ、上場来初の3000円台に進んでいる。精米・ペットフードなどに対応した中型袋、化学工業製品・水産物・農産物・食品を包装する紙重袋などの大手で、2025年産米の作柄が予想されたほど落ち込まない見通しが出され、需要拡大期待が一段と強まる相場になっている。 25年のコメの作柄は、「農林水産省2..

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武蔵野興業は一時ストップ高、有価証券売却益と当期予想純利益の大幅な増額修正など好感

■映画館「シネマカリテ」(東京都新宿区)を来年1月に閉館、売上高などは下方修正 武蔵野興業<9635>(東証スタンダード)は8月29日、急伸相場となり、前場一時ストップ高の2783円(500円高、22%高)まで上げ、出来高が急増して売買交錯となっている。28日の夕方に投資有価証券売却益(特別利益)の発生とこれによる当期予想純利益の大幅な増額修正などを発表し、好感されている。 有価証券売却益(特別利益)は3.756億円。これを受け、2026年3月期の連結業績予想のうち、親会社株..

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セイコーグループは3日ぶりに上場来高値を更新、業績一段の上振れ期待が強い様子

■第1四半期は営業利益6割増、9月中間配当は前期比15円増の60円に セイコーグループ<8050>(東証プライム)は8月28日、次第高となって再び上値を追い、5%高の6450円(310円高)まで上げて3日ぶりに上場来の高値を更新している。大幅増益の四半期決算を発表した翌取引日の8月12日に急伸し、以後も上値を追う展開。13日には野村証券が目標株価を1100円引き上げて8000円に設定と伝えられ、27日には新しい国際標準フォーマットに対応した外国送金オプションの提供開始を発表す..

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マクアケが急伸、業績予想の増額修正を受け一時16%高、取扱高が堅調に推移

■今9月期の売上高は前回予想を10.9%上回る見込み、営業利益は同じく38.7% マクアケ<4479>(東証グロース)は8月27日の前場、一段高となり、一時16%高の1345円(183円高)まで上げた後も強い値動きで2023年以来の高値に進んだ。26日午後に今期・2025年9月期の業績予想の増額修正を発表し、注目再燃となった。取扱高が堅調に推移していることなどを要因に、売上高は4月に開示した前回予想を10.9%上回る見込みに見直し、営業利益は同38.7%、純利益は同24.1%..

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アルコニックスが再び高値を更新、第1四半期決算の説明資料をアップ、あらためて評価強まる

■「サーキュラーエコノミー」事業では北九州・大阪の既存拠点に加え関東にも新拠点 アルコニックス<3036>(東証プライム)は8月22日、前後場とも次第高となり、14時にかけて2157円(50円高)をつけて約3週間ぶりに2018年以来の高値に進んでいる。「商社機能と製造業を融合する総合企業」で、8月19日朝のラジオ株式情報番組に同社CEO・手代木洋社長が出演したのに続き、22日は第1四半期決算(2026年3月期)の説明資料を同社ホームページ「IRニュース」にアップした。あらため..

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大阪チタニウムは続伸一段高、業績好調で防衛関連株として割安・出遅れの見方も

■第1四半期決算で3月通期の業績予想を増額修正 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東証プライム)は8月22日、続伸一段高となり、取引開始後は7%高の2050円(141円高)まで上げて連日、戻り高値を更新している。8月7日に発表した四半期決算で今3月期の業績予想を増額修正し、注目し直される様子がある上、チタンは立派な軍需物資との指摘もあり、防衛産業関連株として先駆した三菱重工<7011>(東証プライム)などに比べた割安感に注目する様子もある。 今期・2026年3月期の業..

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JX金属は上場来の高値を更新、AIサーバー向けなど好調の予想で注目強い

■トランプ関税の影響は縮小とし8月上旬に業績予想を増額修正 JX金属<5016>(東証プライム)は8月21日、再び上値を追って始まり、取引開始後は7%高の1169.5円(76.5円高)まで上げ、2日ぶりに上場来の高値を更新している。8月5日にトランプ関税の影響予想の縮小などを反映して今期・2026年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、翌取引日から上げピッチを強めている。直近は、銅箔などの情報通信材料事業がAIサーバー向けに一段と好調との見方があり、注目の衰えない展開になっ..

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トライアルHDは決算発表後の下げを回復、西友の子会社化でシナジー発揮などに期待

■26年6月期は売上高1兆円、営業利益254億円(20.3%増)など見込む トライアルHD(トライアルホールディングス)<141A>(東証グロース)は8月20日、6%高の2604円(151円高)まで上げた後も強い値動きとなり、6月決算を発表した後の下げを回復して一段上値を試す相場になっている。「流通小売り事業」「リテールAI事業」などを行い、2025年7月1日に株式会社西友を完全子会社化。8月13日に発表した6月決算が想定内とされて目先的な売りに押されたようだが、20日は、日..