業績でみる株価一覧

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ネオジャパンが11%高、初の中間配当開始と第2四半期決算など好感

■2~7月の連結決算は営業利益41%増加など計画を上回る推移 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は9月12日、時間とともに上げ幅を広げる相場になり、午前10時過ぎには11%高の1874円(180円高)まで上げ、8月下旬につけた2021年来の高値1934円に向けて出直りを強めている。11日の15時に第2四半期決算と中間配当の開始について発表し、好感買いが先行している。 中間配当は、株主への利益還元の機会を一層充実させることなどを目的として、今期・2025年1月期から中間配..

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ANYCOLORは初配当など好感され急反発、「自己株取得のみでは株式の流動性が乏しくなる可能性あり」配当の開始が適切と判断

■10月第2四半期末、今4月期末とも各々32円50銭(年65円) ANYCOLOR<5032>(東証プライム)は9月12日、急反発で始まり、取引開始後は8%高の2440円(185円高)まで上げている。10日の15時に「剰余金の配当を開始する」ことなどを発表、初配当に好感買いが集まっている。 今期・2025年4月期の配当について、10月第2四半期末、4月期末とも各々1株32円50銭(年間では1株65円)の予定とした。24年6月に公表した「中期的な成長に向けた経営方針」の中で30..

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扶桑電通は上場来の高値に進む、業績・配当予想を増額修正、今9月期末配当は78円(従来予想比25円増)に

■大口案件の前倒しや小口案件の積上げなど奏功 扶桑電通<7505>(東証スタンダード)は9月11日、一段高となり、取引開始後に12%高の2060円(223円高)まで上げて約2週間ぶりに実質的な上場来の高値を更新、午前11時を過ぎても2010円前後で売買活発となっている。10日の15時に今9月期の業績予想と配当予想の増額修正を発表し、好感買いが集中した。 今期・2024年9月期は、大口案件の前倒しや小口案件の積上げなどによりオフィス部門の売上高が前回予想を上回る見込みとなり、売..

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ケンコーマヨネーズの出直り目立つ、第1四半期で収益の大幅改善が確認されPERの割安目立つ

■9月中間配当は19円(9円の増配)を予定 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は9月11日、2日続伸基調となり、午前10時半にかけて4%高の2340円(95円高)まで上げている。第1四半期決算(2024年4~6月・連結)が前年同期比で営業利益8.7倍となるなど、収益の大幅改善が確認され、株価は9月2日に2020年以来の高値2468円まで値上がりした。直近は微調整相場だが、今期予想PER(株価収益率)をみるとキユーピー<2809>(東証プライム)に比べて大幅に割安な..

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シンフォニアテクノロジーが上場来高値を更新、業績好調でNY半導体株高も好感

■第1四半期は半導体向けクリーン搬送システムなど拡大 シンフォニアテクノロジー<6507>(東証プライム)は9月11日、再び上値を指向する相場となり、取引開始後に4535円(175円高)をつけて約1週間ぶりに上場来の高値を更新している。8月に発表した第1四半期決算で半導体向けクリーン搬送システムの受注拡大と大幅増益が注目され、強い相場が続く中、9月11日はNY株式市場でエヌビディアなどの上げが目立ったことなどで買い増幅の要因になったとみられている。 この第1四半期決算(24年..

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gumiは13%高、5四半期ぶりの黒字転換など好感され注目再燃

■第1四半期、コスト最適化など進み収益構造が大幅に改善 gumi<3903>(東証プライム)は9月11日、買い気配で始まった後13%高の342円(39円高)まで上げ、大きく出直っている。スマホ向けゲーム開発などを行い、10日の15時に発表した第1四半期決算(2024年5~7月・連結)の営業利益、経常利益が5四半期ぶりに黒字に転換するなど好調で、注目が再燃している。 当第1四半期は、「コストの最適化により、収益構造を大幅に改善」(説明資料)、売上高は前年同期比5.9%増加し、営..

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テンポイノベーションが再び出直る、「利益面は全般的に上振れ傾向」で期待継続

■10月に「株式会社イノベーションホールディングス」とな予定で注目余地 テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は9月10日の後場一段と強含む相場となり、13時過ぎに931円(12円高)をつけて再び出直っている。飲食店向け店舗の転貸借事業を行い、8月初に発表した第1四半期決算(2024年4~6月)で通期の見通しを「売上高はほぼ計画通り。利益面は全般的に上振れ傾向にて推移」(説明資料より)とするなど好調の様子。2024年10月に商号を「株式会社イノベーションホールディン..

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パイロットコーポは急反発の後も次第高、今期は増収増益を見込み証券会社の高評価が出て注目再燃

■野村證券は投資判断「Buy」、目標株価5400円と伝えられる パイロットコーポレーション<7846>(東証プライム)は10月10日、急反発で始まった後も次第高となり、午前11時にかけて8%高の4543円(321円高)まで上げている。直接的には、野村証券が新規に投資評価を開始し、投資判断は「Buy」、目標株価は5400円に設定と伝えられたため注目が再燃しており、7月30日につけた年初来の高値4639円に向けて出直りを強めている。 野村証券では、「フリクション」ボールペンなどの..

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パリミキHDは後場一段高、インバウンド顧客の多い店は好調で円高の鈍化とともに買い直される

■『円安=インバウンド増加』の図式で注目再燃 パリミキHD(パリミキホールディングス)<7455>(東証プライム)は9月9日、軟調に始まったものの前引けは350円(14円高)と切り返し、後場は一段と上げて13時過ぎに364円(28円高)をつけ、1か月ぶりに360円台を回復している。為替相場を見ると朝方の円高が次第に鈍化傾向となっており、同社が8月初旬に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)では「インバウンド顧客が多い店舗の業績は好調」(決算短信より)だったため、『..

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神戸物産は年初来の高値に迫る、1ドル142円台に入り円高メリットに注目強まる

■7月の月次開示で「円高は仕入に大きなコストメリット」などとし円高の恩恵に期待 神戸物産<3038>(東証プライム)は9月9日、反発貴重で始まり、取引開始後は4400円(73円高)まで上げ、9月5日につけた年初来の高値4480円に迫っている。7月の月次IRニュースの中で、「円高が進んだ場合は輸入商品の仕入に大きなコストメリットがあり、営業利益の押し上げが期待できると考えている」としており、今朝の円相場が1ドル142円台に入り再び円高気味になったことなどが買い材料視されているよ..