業績でみる株価一覧

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ティムコが戻り高値に進む、来年は在庫調整の影響など脱出の期待

■来年の相場を展望する時期に入り注目強まる様子 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は12月25日、再び上値を追う相場となり、午前10時にかけて791円(12円高)をつけて約2か月半ぶりに戻り高値を更新している。釣り用品の大手で、11月下旬に2024年11月期の業績見通しの下方修正を発表したが、株価は翌日に下げただけで以後は次第に持ち直し、12月18日には発表前の値段を回復した。こうした意外な値動きを見て「相場は相場に聞け」といった観点から注目を強める動きがあるもよう。ま..

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セレスは一段と出直る、12月期末の配当予想と業績予想の増額修正を好感

■12月期末配当は前期比40円増の60円に、権利付最終日が迫る セレス<3696>(東証プライム)は12月25日、一段と出直りを強めて始まり、取引開始後は7%高の3600円(250円高)まで上げて約1週間前につけた2021年以来の高値3875円に向けて上値を追っている。12月23日に今12月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表。今年の12月期末配当を確保する買付期限(権利付最終日)は12月26日のため、買いが拡大する様子となっている。 モバイルサービス事業「モッピー」の..

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ケンコーマヨネーズは株価2000円がPER10倍に相当し割安感、今期純利益7期ぶりに最高を更新する見込み

■小容量サイズの総菜類や量販店・外食向けのマヨネーズなど好調 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は12月24日、2000円(11円安)前後で売買され、小反落模様となっているが、今3月期(2025年3月期)の連結業績予想は純利益を31億85百万円(前期比16.4%増)とし、2018年3月期以来、7期ぶりに最高を更新する見込み。予想1株利益は197円82銭のため、株価2000円での今期予想PER(株価収益率)は10.1倍。2000円以下は概略PER10倍以下になるため..

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マルマエが2日続伸基調、米半導体株高を好感、今期は売上高60%増など急回復の見込み

■半導体製造装置などの心臓部である真空パーツや高精度パーツを一貫生産 マルマエ<6264>(東証プライム)は12月24日、3%高の1444円(45円高)まで上げた後も堅調に売買され、下値圏から2日続伸基調となっている。半導体・FPD製造装置の心臓部である真空パーツや高精度パーツを社内一貫生産体制で製造。NY株式市場での半導体株高に加え、「米政府、中国製の旧世代半導体を調査、『不当廉売』懸念」(日経電子版12月24日朝)と伝えられたことなども買い材料視されている。 前期(202..

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三菱製紙は急激に出直る、中期計画の骨子を開示し期待強まる

■28年3月期に売上高2500億円などめざす 三菱製紙<3864>(東証プライム)は12月24日、急激に出直って始まり、取引開始後は12%高の528円(57円高)まで上げ、底練り相場から立ち上がる展開になっている。23日に「中期経営計画(2026年3月期-2028年3月期)骨子」を開示し、注目を集めている。 2028年4月の創立130周年に向けて、①技術・研究のSHINKA(深化)で特色ある機能・環境配慮商品を拡大、生産性向上を加速、②地球環境への貢献をSHINKA(進化)、..

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ハイデイ日高が上場来の高値に迫る、第3四半期最高益の観測など好感

■11月の既存店売上高13.2%増加など好調で株価はジリ高基調 ハイデイ日高<7611>(東証プライム)は12月23日、切り返して始まり、取引開始後は4%高の2834円(114円高)まで上げて約1週間前につけた実質的な上場来の高値2874円に向けて出直っている。1月6日に発表を予定する第3四半期決算について、「営業益最高、3~11月、7年ぶり、配膳ロボ導入奏功」(日本経済新聞12月21日付朝刊)と伝えられ、期待の高まる相場になっている。 12月4日に開示した11月の月次動向「..

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日本リーテックが急伸、政策保有株の売却資金の全額を配当として株主に還元、買い集中

■3月期末配当を期首予想の1株36円から60円(24円増配)に 日本リーテック<1938>(東証プライム)は12月20日、急伸相場となり、一時22%高の1372円(245円高)まで上げて約5か月ぶりに1300円台を回復、午前10時を過ぎても1300円台で活況高となっている。19日の夕方に今期・2025年3月期末配当予想の増額修正を発表し、好感買いが集中した。 今3月期の期末配当を、期首予想の1株当たり36円から24円増配し60円の予定とした。資本収益性の向上を目標として掲げ、..

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DAIWA CYCLEが2日続けて上場来の高値を更新、業績予想の増額修正を連日好感

■今1月期の営業利益は従来予想を23%上回る見込みに DAIWA CYCLE(ダイワサイクル)<5888>(東証グロース)は12月8日、一段高となり、14%高の4480円(565円高)まで上げた後も4400円前後で売買され、2日続けて上場来の高値を更新している。関西を地盤に自転車店を多店舗展開し、16日に四半期決算と今期業績予想(2025年1月期)の増額修正を発表、翌日から連日活況高となっている。 今期の業績予想は、店舗あたり売上高の増加により営業利益が大幅に増加していること..

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ゼリア新薬が年初来の高値を更新、業績好調で中国市場への展開にも期待強い

■「アサコール」や「ディフィクリア」など海外で好調、「ヘパリーゼ群」も ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は12月17日、次第高の相場となり、13時過ぎに2500円(33円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新している。11月6日に第2四半期決算を発表した後は一進一退だったが、12月初には決算発表前の値段を上回り、傾向的にジリ高を継続している。業績は好調で、第2四半期決算の発表前に業績見通しの増額修正を発表。11月末には、中国市場での展開に向けた香港企業との契..

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象印マホービンが急伸、業績予想の増額修正を好感、IH炊飯ジャーの最上位機種「炎舞炊き」など好調

■円安による輸入コスト増はあったが価格転嫁や営業外収益で補う 象印マホービン<7965>(東証プライム)は12月17日、買い気配で始まった後12%高の1759円(191円高)まで上げ、年初来の高値1780円(2024年10月2日)に向けて急伸相場となっている。16日の15時30分に業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。決算発表は12月23日の予定。 2024年11月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は23年11月に開示した従来予想を0.3%上回る872...