業績でみる株価一覧

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サトウ食品は堅調に始まる、「この夏の深刻な米不足で包装餅の需要が高まる」

■第3四半期は売上高7.3%増加、営業利益は22.7%減 サトウ食品<2923>(東証スタンダード)は3月10日、6690円(70円高)で始まり、今年に入ってからの安値圏から出直る相場となっている。前取引日・7日午後に発表した第3四半期決算(2024年5月~25年1月・累計、連結)で売上高が前年同期比7.3%増加し、営業利益は同22.7%減だったものの、コメ高騰の影響は想定の範囲内と受け止められているようだ。 パックご飯やきりもちの大手。第3四半期累計期間は、「この夏の深刻な..

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カナモトが高値を更新、第1四半期の営業利益67%増加し注目集中

■建機レンタル単価の適正化や資産稼働率の向上に注力 カナモト<9678>(東証プライム)は3月7日、一段と出直って始まり、取引開始後は9%高の3400円(270円高)まで上げて約2か月ぶりに昨年来の高値を更新している。6日の15時30分に発表した第1四半期決算(2024年11月~25年1月・連結)の営業利益が前年同期比67.2%増加するなど大幅増益となり、注目が強まっている。 当第1四半期は、建設機械のレンタル需要が底堅く推移した中で、レンタル単価の適正化による収益構造の改善..

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くすりの窓口が再び上値を指向、急伸後の調整浅く先高感、3月期末配当を意識した買いも

■2月中旬に業績・配当予想の増額修正などを発表 くすりの窓口<5592>(東証グロース)は3月6日、再び上値を指向する相場となり、午前11時過ぎに4%高の1914円(79円高)まで上げ、2月17日につけた高値2040円に向けて出直っている。2月14日に大幅増益の第3四半期決算と業績予想の増額修正、増配などを発表し、株価は1600円前後から高値2040円まで急伸した。その後は小動きとなっているが、調整が浅いまま高値もみあいを続けているため、先高感が強いようだ。3月期末配当を意識..

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すかいらーくHDが上場来の高値を更新、業績が倍々ペースで回復し今期も期待強い

■「値上げや生産効率の向上で人件費やコメなどの食材高を吸収」 すかいらーくHD(すかいらーくホールディングス)<3197>(東証プライム)は3月5日、一段高続伸となり、2697.0円(60.0円高)まで上げて約3週間ぶりに上場来の高値を更新し、午後も14時を過ぎて2679.0円(42.0円高)と強い相場になっている。収益が2022年12月期を底に倍々ペースで回復しており、今期も一段拡大を見込む。期待が強いようだ。 24年12月期の廉潔業績は、売上収益が前期比13.0%増加し、..

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マルマエが急反発、業績予想を増額修正、超高純度アルミ企業の子会社化も好感

■半導体分野で懸案だった消耗品を取り巻く状況が好転 マルマエ<6264>(東証プライム)は3月5日、急反発となり、10%高の1561円(143円高)まで上げた後も1500円台で強い値動きを続けている。4日午後、第2四半期の業績予想(2024年9月~25年2月、中間期)の増額修正と、超高純度アルミ製品企業の株式取得(子会社化)について発表し、注目が強まっている。 半導体製造装置の心臓部にあたる真空装置などを手がける。25年8月期・第2四半期累計期間(中間期)の業績見通しは、半導..

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内田洋行は一気に出直る、業績予想の増額修正を好感、約6カ月ぶり7500円台に進む

■情報セグメント、公共セグメントなど下期も好調続く見込み 内田洋行<8057>(東証プライム)は3月5日、買い気配で始まった後11%高の7570円(730円高)まで上げ、一気に約6カ月ぶりの7500円台に進んでいる。4日15時30分に第2四半期決算と通期業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。 第2四半期決算(中間期、2024年7月21日~25年1月20日・連結)は売上高が前年同期比14.0%増加し、営業利益は同21.1%増加など好調だった。第1四半期はインボイス..

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巴工業は続伸し逆行高、連続最高益予想の高業績を評価、下水道関連株としての注目も強まる

■全体相場が大幅安のなか投資の基本「業績」に立ち返って選別 巴工業<6309>(東証プライム)は3月4日、3795円(30円高)まで上げた後も堅調に売買され、後場も3780円(15円高)で売買を開始。全体相場の大幅反落に逆行し続伸基調となっている。業績が好調で今期も連続最高益、最高の売上高を見込むため、全体相場がさえない中で投資の基本である業績に立ち返って銘柄を選別する動きがある。また、同社は下水道関連事業も展開しており、「老いる下水道、まち脅かす、耐用年数超えは最大6割も」..

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協立情報通信は逆行高、第3四半期決算の決算説明資料を開示、改めて評価される様子

■ソリューション事業は「サービス比率拡大により利益率上昇」 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は2月28日、堅調相場となり、午前10時半を過ぎて1747円(2円高)をつけた後も強い値動きを続け、全体相場の大幅安に逆行高となっている。27日午後に第3四半期決算(2024年4~12月・累計)の決算説明資料を開示し、業績推移が改めて評価される様子となった。 第3四半期決算は2月12日に発表済み。説明資料では、ソリューション事業について、「サービス比率拡大により利益率は上昇..

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イトーキが逆行高、今期も最高益の見込みでPER10倍前後、割安さ目立つ

■前12月期の連結決算は売上高、営業利益など最高を更新 イトーキ<7972>(東証プライム)は2月28日、堅調相場となり、1621円(39円高)まで上げた後も1600円前後で売買され、日経平均1000円安などの全体安に逆行している。約2週間前に1812円の高値をつけたあと調整含みの相場だったが、業績は好調。株価1600円前後は今期予想PER9.8倍になり、10倍を下回る水準のため割安感が強まると見られている。 前期、2024年12月期の連結決算は、売上高が3期連続の増収となり..

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マーケットエンタープライズは決算説明会の質疑応答に株価好反応、後場も堅調に推移

■売上高は前年同期比34.6%増、前期比で大きく増収フェーズに入る マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は2月27日午前10時に「第2四半期決算説明会に関する質疑応答概要」を公開。株価は一時2%高の1443円(28円高)まで上げ、後場も堅調で10日ぶりの反発基調となってる。 質疑応答は6項目開示した。以下の応答もあった。Q:前期末の決算説明会では、当期から成⾧ドライブがかかるということだったが、スピードは減速していないか。前期末の想定と変化している点があれば..