業績でみる株価一覧

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ヤマトHDが年初来高値を更新、3月決算の営業利益など予想を4、5割も上回り注目再燃

■宅配便の取扱数量が想定を上回った上コストなど諸経費の抑制も奏功 ヤマトHD(ヤマトホールディングス)<9064>(東証プライム)は5月2日、一段高となり、8%高の2124.0円(151.5円高)まで上げた後も堅調に売買され、約3か月ぶりに年初来の高値を更新する相場となっている。1日午後に発表した3月決算(2025年3月期・連結)は営業利益と経常利益が減益だったが、3月に開示していた予想との比較では営業利益が42%上回り、経常利益は51%上回ったため注目が再燃している。売上高..

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AOKIホールディングスが急伸、業績・配当予想の増額修正を好感、「フレッシャーズ」好調

■25年3月期の期末配当は従来予想比20円増の60円の予定に AOKIホールディングス<8214>(東証プライム)は5月2日、急伸相場となり、取引会以後に12%高の1415円(151円高)まで上げた後も1400円台で売買され、一気に2018年以来の1400円台に進んでいる。1日午後に2025年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。同期末配当予想は従来予想に20円上積みして60円の予定とした。 25年3月期は、ファッション事業で「フレッシャーズ」が堅調..

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HOYAが後場一段高、13時30分に3月決算と自己株式の消却など発表し注目強まる

■消却は273万6600株(発行株数の0.79%)を25年5月14日に実施 HOYA<7741>(東証プライム)は5月1日の13時30分に3月決算と配当方針の変更(増配)、自己株式の消却などを発表し、株価は急動意となって14時過ぎに7%高の1万7880円(1100円高)まで上げ、活況高となっている。1万7000円台は今年3月31日以来、約1か月ぶり。 3月決算(2025年3月期、IFRS連結)は、情報・通信事業で高水準の需要が続いたことにより、売上収益が前期比13.6%増加し..

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TACが急伸、利益予想の大幅な増額修正が好感され一気に年初来の高値を更新

■オンライン受講の拡大に基づき開講ラインの見直しなど積極的に推進 TAC<4319>(東証スタンダード)は5月1日、急伸相場となり、一時24%高の260円(50円高)まで上げて一気に年初来の高値を更新している。4月30日夕刻、2025年3月期の連結業績予想のうち利益予想の大幅な増額修正を発表、好感買いが先行している。 資格取得講座の大手。25年3月期の連結業績予想は、売上高を前回予想比0.1%下方修正したが、本業での収益を示す営業利益は前回予想の2.7倍の7億25百万円(前期..

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JR東海が年初来の高値を更新、3月決算は営業利益15.7%増加、自社株買いも好感

■今期予想営業利益は5.1%減としたが運賃収入などへの期待強い JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東証プライム)は5月1日、買い気配で始まり、取引開始後は8%高の3165.0円(234.0円高)まで上げ、約1か月半ぶりに年初来の高値を更新している。5月30日午後に発表した3月決算(2025年3月期・連結)では営業利益が前期比15.7%増加した。今期の予想は5.1%減としたものの、発行済株式総数(自己株式を除く)の4.57%に当たる4500万株を上限とする自社株買いも発表し..

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戸田建設が後場急動意、業績予想の大幅な増額修正を好感

■国内建築事業など前回予想からさらに手持工事の採算改善 戸田建設<1860>(東証プライム)は4月30日の13時に業績予想の大幅な増額修正を発表し、株価は急動意となって5%高の918.0円(40.0円高)まで上げ、15時にかけても900円前後で強い値動きとなっている。 2025年3月期の動向について、2月に開示した前回予想からさらに国内建築事業において手持工事の採算が改善したことや、投資開発事業等において販売用不動産の売上総利益が増加したことなどを要因に、連結売上高は前回予想..

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商船三井が後場大きく下押す、3月決算の純利益62.6%増だったが今期は60.0%減を見込む

■正午に3月決算を発表、株価は急反応のあと売買交錯 商船三井<9104>(東証プライム)は4月30日の正午に3月決算を発表し、今期・26年3月期の連結営業利益の予想を1000億円(前期比33.7%減)とした。株価は後場、売り気配を交えて大きく下押し、13時15分を回っては14%安の4543円(729円安)となっている。ただ、後場寄り直後の下値4422円(850円安)からは切り返している。 連結営業利益は、25年3月期に前期比46.3%増の1508.51億円だったが、今期予想は..

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オリエンタルランドは朝高のあと軟化、創立65周年の「特別株主優待」好感も今期減益予想など影響

■通常の株主優待に加え『1デーパスポート』を進呈、今回限り オリエンタルランド<4661>(東証プライム)は4月30日、小高く始まった後値を消し、午前11時過ぎには6%安の2950.5円(194.5円安)前後で売買されている。前取引日・28日午後に3月決算と創立65周年の「特別株主優待」などを発表し、今期・26年3月期の連結業績予想は各利益とも小幅減益とした。30日には野村証券が目標株価を4300円から3300円に引き下げたと伝えられ、買いの手が鈍る様子となっている。 創立6..

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Aimingが急伸、第1四半期の大幅増益など好感、がぜん注目強まる

■期初予想を大幅に上振れ各利益とも黒字に転換 Aiming<3911>(東証グロース)は4月30日、急伸相場となり、一時19%高の309円(50円高)まで上げた後も300円台で売買され、一気に年初来の高値を更新している。前取引日・28日午後に発表した第1四半期決算(2025年1~3月、連結)が期初に開示した予想を大幅に上振れ、各利益とも前年同期比で黒字に転換。がぜん注目の強まる相場となっている。 同社では、業績予想を四半期ごとに翌四半期の見通しとして公表しており、第1四半期決..

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住友ファーマがストップ高、業績予想の大幅な増額修正を好感

■北米で進行性前立腺がん治療剤など想定を上回り持分譲渡益も計上 住友ファーマ<4506>(東証プライム)は4月30日、買い気配で始まった後ストップ高の787円(100円高、14%高)で始値をつけ、急伸相場となって一段と出直りを強めている。前取引日・28日の夕方に業績予想の大幅な増額修正を発表、好感買いが集中した。 2025年3月期の連結業績見通しについて、北米で進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」などが想定を上回ったことや、再生・細胞医薬事業の持分譲渡益を計上することなどを..