業績でみる株価一覧

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富士フイルムHDが続伸、今期の予想営業利益を0.3%増としたが共通関税10%などの影響を想定、好感買い先行

■前3月期は営業利益19.3%増加などと好調 富士フイルムHD(富士フイルムホールディングス)<4901>(東証プライム)は5月9日、一段と出直って始まり、取引開始後は3290.0円(137.0円高)まで上げ、約3か月ぶりに3200円台を回復している。昨8日14時に発表した3月決算(2025年3月期・米国基準、連結)が営業利益19.3%増加などと好調で、昨日午後に上げた後も目移りされず続伸、上値を追う相場となっている。 今期・26年3月期の連結業績予想は営業利益を0.3%増と..

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i‐plugは後場一段高、新卒オファー型就活サービスの受注大幅増加を好感

■「OfferBox」、4月の早期定額型は70%増加、成功報酬型は96%増加 i‐plug(アイプラグ)<4177>(東証グロース)は5月8日の後場寄り後に14%高の1475円(182円高)まで上げ、約3か月ぶりに年初来の高値を更新している。7日に発表した新卒オファー型就活サービス「OfferBox」の月次動向「2025年4月度・主要KPI(速報)」の受注高が「早期定額型・単月」で前年同月比70.1%増加するなど「大幅に増加」(発表リリースより)。改めて注目し直される相場にな..

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メルカリが出直りを強めて始まる、第3四半期決算の営業利益58.9%増加など大幅増益を好感

■「コア営業利益の積み上がりは下期偏重を想定」 メルカリ<4385>(東証プライム)は5月8日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5%高の2435.0円(123.5円高)をつけて約2週間ぶりに2400円台を回復している。7日午後に発表した第3四半期決算(2024年7月~25年3月・累計、IFRS・連結)の営業利益が前年同期比58.9%増加するなど大幅増益となり、注目が再燃している。   第3四半期累計の連結決算は、コア営業利益も同48.7%増の199.85億円となり大幅増益だ..

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インフォマートは後場もジリ高、大幅増益の四半期決算に評価高く出直り強める

■第1四半期(1~3月)は売上高22%増加、営業利益2.5倍 インフォマート<2492>(東証プライム)は5月7日、前後場ともジリ高傾向となり、14時にかけて10%高の382円(34円高)まで上げて出直りを強めている。4月30日に発表した第1四半期決算(2025年1~3月)で連結営業利益が前年同期比152.6%増(約2.5倍)の5億80百万円となったことなどを改めて評価する動きとなっている。 25年12月期・第1四半期(25年1~3月)の連結決算は、BtoB-EC(企業間電子..

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大林組は4日連続で最高値を更新、好決算への期待強くトランプ関税の影響が相対的に小さいとの見方

■工事の採算性がさらに改善する見通しなどで4月に業績予想を増額修正 大林組<1802>(東証プライム)は5月7日、2263.5円(51.0円高)まで上げた後も堅調に売買され、後場も2259.0円(46.5円高)で売買を開始。終値ベースでは反発相場だが、取引時間中の高値としては上場来高値を4日連続更新してジリジリ上値を追っている。3月決算の発表を5月13日に予定し、この予想を4月に増額修正したため好決算への期待が強いほか、トランプ関税の影響が自動車株や機械、半導体株などに比べる..

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良品計画は上場来高値を更新、4月の国内売上高が既存店15か月連続増加など好感

■4月は引き続き生活雑貨や食品が牽引 良品計画<7453>(東証プライム)は5月7日、再び一段と上げる相場になり、午前10時にかけて8%高の5171円(402円高)をつけて約2週間ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。前取引日・2日に発表した「国内売上高情報・4月度月次データ」の「既存店及びオンラインストア」の売り上げが前年同期の109.8%(9.8%増、15か月連続増加)となるなど引き続き好調で、再び買い活発となっている。今朝は為替が円高となっており、これも買い材料のよ..

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日本航空が高値を更新、今期も2ケタの増益率を見込み増配、円高も好感

■今期の年間配当は92円(25年3月期比6円増)を予定 日本航空<9201>(東証プライム)は5月7日、一段高となり、取引開始後は6%高の2782.0円(152.5円高)まで上げ、約5週間ぶりに年初来の高値を更新している。前取引日の5月2日に3月決算と配当予想の増額修正を発表。円相場が前取引日から1円超の円高になっていることも好感されている。 3月決算(2025年3月期・IFRS、連結)は売上収益が前期比11.6%増加し、「財務・法人所得税前利益」は同18.7%増加、親会社の..

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日本電設工が一段高、トランプ関税の影響を直接は受けない銘柄としても注目強い

■三沢米軍格納庫の電気工事を受注など受注範囲が拡大する様子 日本電設工業<1950>(東証プライム)は5月7日、一段高で始まり、取引開始後は2497円(93円高)まで上げ、2取引日ぶりに年初来の高値を更新している。JR東日本<9020>(東証プライム)系の鉄道電気工事会社で、大規模施設の電気設備工事も行う。4月30日に発表した3月決算(2025年3月期・連結)では各利益とも前期比3割増加するなど好調。今期は微減の予想だが、このところはトランプ関税の影響を直接には受けないで済む..

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日本航空は後場上昇相場に転換、昼発表の好決算と増配を好感、円高は逆風だが高い

■前期は売上収益11.6%増加、今期は7.2%増を見込む 日本航空<9201>(東証プライム)は5月2日の正午に3月決算と配当の増額修正などを発表。株価は後場寄り後に上値を追い、前引けの2580.5円(19.0円安)から一時2662.0円(62.5円高)まで上げて戻り高値を更新している。円高のときに値上がりする傾向の強い銘柄で、今日は逆風だが、決算発表を境に逆風を突いて値上がりしている。 2025年3月期の連結決算(IFRS)は、売上収益が前期比11.6%増加し、「財務法人所..

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伊藤ハム米久HDが後場急伸、今期の配当は年4回、経営統合10周年の記念配当を含め年320円(前期は145円)など好感

■記念配当は第1四半期末と第3四半期末に実施の予定 伊藤ハム米久HD(伊藤ハム米久ホールディングス)<2296>(東証プライム)は5月2日の正午に3月決算などを発表し、株価は後場寄りから急動意となって13時過ぎに11%高の5000円(495円高)をつけ、一気に2018年以来の5000円台に進んでいる。3月に経営統合10周年の記念配当を発表済みで、このときは未定としていた今期・26年3月期の普通配当の額を明らかにし、年間配当を1株320円の予定(25年3月期は同145円)とした..