業績でみる株価一覧

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楽天銀行が急伸ストップ高、今期も大幅増予想の3月決算や米中の関税引き下げを好感

■経常利益は前期47.8%増加し今期も27.5%増を見込む 楽天銀行<5838>(東証プライム)は5月13日、急伸して始まった後も上値を追い、何度もストップ高の6600円(1000円高、18%高)で売買されながら大きく出直っている。12日午後に発表した2025年3月期の連結決算の経常利益が前期比で47.8%増加し、今期予想も27.5%増とするなどで見直された上、米中が関税を大幅に引き下げて「正常化」することで世界景気が回復する期待が強まり、金利情勢が再び追い風になるとの期待が..

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東洋水産が後場一段高、今期の業績予想は横ばいだが為替前提からみて上振れ余地の見方

■自社株買いも発表し好感される 東洋水産<2875>(東証プライム)は5月12日の後場一段と強い値動きをみせ、8%高の1万180円(722円高)まで上げる場面を見せて出直りを強めている。正午過ぎに3月決算(2025年3月期)と剰余金の配当(期末配当・増配)、自己株式の取得(自社株買い)を発表。好感買いが先行している。 今期・26年3月期の連結業績見通しは、営業利益を前期比0.7%増とし、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.4%減とするなどで冴えない印象だが、為替前提を対米ド..

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高速は年初来の高値に迫る、営業利益など7期連続最高を更新、創立60周年の記念配当と記念優待も好感

■今期の年間配当は116円の予定(前期比62円の増配)に 高速<7504>(東証プライム)は5月12日、急伸相場となり、22%高の2563円(468円高)まで上げた後も2500円台で売買され、年初来の高値2584円(2025年1月6日)に迫る相場となっている。食品用軽包装資材の専門商社で、前取引日に発表した3月決算(2025年3月期・連結)の営業利益と経常利益が7期連続最高を更新するなど好調だった上、創立60周年の記念配当と記念優待も発表、好感買いが集中した。 25年3月期は..

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オエノンHDが年初来高値を更新、第1四半期順調で自社株買いも好感

■第1四半期決算は営業利益11.6%増加、通期予想は4.4%増 オエノンHD(オエノンホールディングス)<2533>(東証プライム)は5月12日、一段高となり、午前10時にかけて6%高の482円(28円高)まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。前取引日に第1四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表。好感買いが先行している。 第1四半期決算(2024年1~3月、連結)は、営業利益が前年同期比11.6%増の6億97百万円で、親会社株主に帰属する四半期純利益は同..

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クレスコが急伸しストップ高、好決算に配当方針の変更、自社株買いなど好感され実質的な上場来の高値を更新

■配当性向は40%から50%に拡充 クレスコ<4674>(東証プライム)は5月12日、急伸して始まった後も一段と上げ、ストップ高の1516円(300円高、25%高)まで上げて一気に実質的な上場来高値を更新している。前取引日・5月9日の夕方に発表した2025年3月期の連結決算が好調で、自己株式の取得(自社株買い)、配当方針の変更、期末配当予想の修正(増配)も発表し、好感買いが集中している。 配当方針をの変更については、配当性向を40%から50%に拡充し、26年3月期の中間配当よ..

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太陽誘電が戻り高値に進む、今期大幅増益を予想、米中関税交渉「進展」で買い先行

■「DOE3.5%を株主還元の指標として追加」 太陽誘電<6976>(東証プライム)は5月12日、一段と出直って始まり、取引開始後は8%高に迫る2368円(166円高)まで上げ、このところの回復相場で高値に進んでいる。前取引日に発表した3月決算は経常利益と純利益が減益だったが今期予想は大幅増益の見込みとし、配当方針の拡充、も発表。また、米中の関税交渉について、双方とも日本時間の12日早朝に「協議進展」との声明を出したと伝えられ、好感要因となっている。 12日朝、「米中貿易協議..

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三菱重工が後場急反落、13時半の決算発表後に売りかさむ、市場予想を下回ったとの見方

■事業利益は前期35.6%増加、今期9.6%の増加を見込む 三菱重工業<7011>(東証プライム)は5月9日の13時30分に3月決算を発表。株価は一気に前日比マイナスとなり、14時過ぎには一時7%安の2676.5円(216.0円安)まで軟化して売買交錯となっている。会社側が開示した今期・2026年3月期の業績予想がアナリストの予想を下回ったと伝えられている。 2025年3月期の連結決算(IFRS)は、売上収益が前期比7.9%増の5兆271億76百万円で、事業利益は同35.6%..

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「スシロー」のFOOD&LIFE COMPANIEが上場来の高値を更新、業績予想の増額修正、増配など好感

■国内スシロー事業が好調で、海外は特に中国で業績が大幅に改善 回転ずし「スシロー」などのFOOD & LIFE COMPANIES<3563>(東証プライム)は5月9日午前10時30分に第2四半期決算と9月通期連結業績予想の増額修正、増配、株主優待制度の内容変更を発表。株価は急伸して8%高の5880円(413円高)をつけ、2日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。 第2四半期決算(2024年10月~25年3月:中間期、IFRS・連結)は大幅な増収増益となり、売上収益は前年..

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木徳神糧がストップ高買い気配、第1四半期は「想定を上回る利益」、株式5分割も好感

■「主力の米穀事業において(中略)米穀の取引単価が大きく上昇」 木徳神糧<2700>(東証スタンダード)は5月9日、一段と急伸し、買い気配のままストップ高の1万1020円(1500円高、16%高)に達し、値がつけば2日ぶりに上場来の高値を更新する相場になっている。8日午後に第1四半期決算と株式5分割などを発表。好感買いが殺到している。株式5分割は2025年6月30日(月)を基準日として実施するとした。 第1四半期決算(2025年1~3月・連結)は、「主力の米穀事業において(中..

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味の素が上場来の高値に迫る、「トランプ政権の関税政策による直接的な影響は軽微」

■今期の連結業績予想は事業利益13%増、当期利益71%増 味の素<2802>(東証プライム)は5月9日、大きく出直る相場となり、9%高の3290.0円(275.0円高)まで上げた後も堅調で、株式分割を考慮した実質的な上場来の高値3295.0円(2024年12月12日)に迫っている。8日午後に3月決算と自己株式の取得(自社株買い)などを発表。「米国トランプ政権の関税政策による直接的な影響は軽微」(決算短信より)としたことなどが注目されている。同社は25年3月末日を基準日として株..