業績でみる株価一覧

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内田洋行が上場来高値を更新、業績予想の増額修正を好感、9700円台に

■修正後の計画値は、売上・利益ともに過去最高に 内田洋行<8057>(東証プライム)は6月3日、一段高となり、9%高の9750円(780円高)まで上げて上場来の高値を連日更新し、午前11時にかけても9700円をはさんで強い値動きを続けている。2日15時30分に第3四半期決算と7月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。修正後の計画値は、売上・利益ともに過去最高になるとした。 第3四半期連結累計期間(2024年7月~25年4月)は、26年度に本格化する自治..

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極洋は上場来高値に向け出直る、マグロ養殖事業の再編やマダイなどの生産性向上で収益改善

■株主総会通知を開示、「事業報告」など見て好業績を再評価 極洋<1301>(東証プライム)は5月30日、再び出直りを強める相場となり、4%高の4500円(185円高)まで上げて約3週間前につけた上場来の高値4695円に向けて上値を追っている。同日付で定時株主総会の招集通知を開示し、「事業報告」の中で生鮮事業セグメントの収益が「完全養殖マグロの事業会社の解散やマダイなどの生産性向上により改善」などとしたことなどが改めて注目されている。 2025年3月期の連結業績は、円安の逆風な..

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アステナHDが後場急伸、業績予想を増額修正、11月通期の営業利益は前回予想を30%上回る見込みに

■ファインケミカル事業は高付加価値が好調、HBC・食品事業は輸入化粧品の販売が好調 アステナHD(アステナホールディングス)<8095>(東証プライム)は5月28日午後、業績予想の大幅な増額修正を発表。株価は直後に急動意となり、6%高の494円(29円高)まで上げて一気に年初来の高値を更新して活況高となっている。 第2四半期連結累計期間(2024年12月~25年5月)の連結業績予想については、売上高が概ね前回予想通りとなる見込みとしたものの、利益面では(1)ファインケミカル事..

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ホーチキが高値を更新、決算説明会の「動画」に続き「書き起こし記事」もアップ、注目強まる

■アナリストにとっては「書き起こし記事」が意外に重宝な様子 ホーチキ<6745>(東証プライム)は5月27日、再び一段高となり、6%高の2822円(158円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新し、2017年以来の高値に進んでいる。同社ホームページの「IRニュース」コーナーに26日付で「2025年3月期 決算説明会動画」をアップし、27日付で「説明会書き起こし記事」もアップ、あらためて好業績が見直される相場になっている。 調査筋によると、知りたい部分があるときに「動画..

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テラスカイはプライム市場の上場維持基準の全項目に適合、後場一段と強含む

■「流通株式時価総額」の適合も確認 テラスカイ<3915>(東証プライム)は5月27日の13時30分に「上場維持基準への適合」について発表し、株価は一段動意を強めて14時過ぎに2872円(61円高)まで上げ、昨年来の高値2979円(2025年5月22日)に迫っている。 上場維持基準への適合常陽は、24年2月29日時点では『流通株式時価総額』だけが適合していなかったが、適合に向けた計画に基づき取組みを進めた結果、25年2月28日時点で適合した。これにより、プライム市場の上場維持..

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テモナが年初来の高値に迫る、業績予想の増額修正など引き続き好感、業務提携も材料視

■サブスクストアの受託開発やシステム開発受託など予想を上回る推移 テモナ<3985>(東証プライム)は5月26日、再び上値を試す相場になり、17%高の240円(34)まで上げた後も230円台で強い値動きを続け、年初来の高値247円に迫っている。サブスク⽀援サービスを提供し、5月14日に第2四半期決算と通期の利益予想の増額修正を発表してから再び値上がりを強める展開。20日には、ヘルス、ビューティーなどの領域でブランド開発や商品開発などを行う株式会社MTG(愛知県名古屋市)との業..

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神戸物産が上場来高値を更新、4月の月次売上高13.4%増加など好感

■上期累計では売上高は8.9%増加、売上総利益10.8%増加 神戸物産<3038>(東証プライム)は5月23日、一段高となり、8%高の4855円(355円高)まで上げて株式分割を考慮した上場来の高値を更新し、前引けにかけても4800円前後で強い相場となっている。22日に4月の月次動向「2025年4月度・月次IRニュース」を発表し、売上高が前年同月比13.4%増加したことなどが好感されている。 4月の売上高が前年同月比13.4%の増加となったため、上期(11月~4月)の売上高は..

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ユビキタスAIが戻り高値に進む、今期一転減益を想定するが「前向きの減益」の見方

■前期は粗利率向上などで予想を大幅に上回る、今期は積極的な人材採用など実施 ユビキタスAI<3858>(東証スタンダード)は5月23日、2日続伸基調となり、午前10時に12%高の443円(47円高)まで上げた後も440円前後で強い値動きを続け、戻り高値に進んでいる。20日夜に発表した3月決算(2025年3月期、連結)が粗利率の向上などにより前回予想を大幅に上回り注目が再燃。今期・26年3月期の予想は各利益とも一転減益としたものの、期を通じて積極的な人材採用などを行うため、「前..

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レオパレス21は2018年以来の高値を連日更新、決算説明・質疑応答など開示し注目強まる

■前期はリーマンショック後の最高益を達成、中期計画で持続的な増収増益めざす レオパレス21<8848>(東証プライム)は5月23日、連日上値を追う相場となり、午前10時20分にかけて7%高の658円(46円高)まで上げ、2018年以来の高値を連日更新している。22日に「2025年3月期決算説明会・当社説明・質疑応答」を開示。一段高となっている。 前期・25年3月期の連結決算は、家賃単価の上昇などにより営業利益は前期比25.4%増加し、経常利益は同38.3%増加した。営業利益は..

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古河電工は後場一段高、中期経営計画に期待強まり2か月ぶりに6000円台を回復

■中期経営計画(2022~2025)で営業利益580億円以上、ROE11%以上など目指す 古河電気工業<5801>(東証プライム)は5月22日の後場一段と上げ、14時にかけて11%高の6236円(633円高)まで上げ、約2か月ぶりに6000円台を回復している。21日に開催した中期経営計画2022~2025(25中計)進捗説明会を受けて注目と期待が再燃し、日経平均300円安の中で逆行高となっている。 同日に開示した説明会資料によると、中期計画では「成長を続けるデータセンタ市場で..