三菱製紙は2日ぶりに昨年来の高値を更新、業績回復に加え「低PBR企業、東証がテコ入れ」も注目要因に
■PBR1倍未満、収益改善策や自社株買いなどに期待強まる 三菱製紙<3864>(東証プライム)は2月24日、次第高となって反発幅を広げ、午前9時30分にかけて6%高の339円(20円高)まで上げて2日ぶりに昨年来の高値を更新している。2月中旬に業績予想の増額修正などを発表し、今期は各利益とも黒字化する見通しに加え、PBR(株価純資産倍率)は0.2倍台。1月下旬、「低PBR企業、東証がテコ入れ」(日本経済新聞1月27日付朝刊)と伝えられて以降、PBRが1倍未満(株価が企業の解散..