業績でみる株価一覧

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ABCマートは2月の全店売上高42%増加など注目され大きく出直る

■当月開店は0店、閉店は2店だったが大幅に伸長 エービーシー・マート(ABCマート)<2670>(東証プライム)は3月3日、大きく出直って始まり、取引開始後は5%高の7080円(330円高)まで上げ、取引時間中としては今年2月7日以来、約1か月ぶりに7000円台を回復している。2日の15時過ぎに発表した月次動向「2月度概況」が好調で、当月開店店舗は0店、閉店店舗は2店だったが、全店売上高は同42.4%増加したことなどが注目されている。 発表によると、2月は、降雪需要により冬物..

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百貨店株が高い、2月の売上高軒並み好調、髙島屋とエイチ・ツー・オー リテイリングは高値を更新

■エイチ・ツー・オー リテイリングは30.9%増加し17か月連続増加 3月2日の株式市場では、百貨店株が軒並み値上がりし、髙島屋<8233>(東証プライム)は1935円(41円高)まで上げて2022年10月下旬以来、約4か月ぶりに昨年来の高値を更新し、午前11時にかけても1930円前後で強い相場が続いている。1日に発表した2月の月次動向「2月度・髙島屋店頭売上速報」が好調で、(株)髙島屋各店の既存店合計は前年同月比20.4%増加。買い優勢となっている。 同じく同日に月次動向を..

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味の素は買い気配あと9%高で始まる、純利益の増額修正と自己株式の消却など好感

■固定資産(遊休資産)の売却益を計上 味の素<2802>(東証プライム)は3月1日、買い気配で始まり、取引開始から15分に迫る午前9時14分に9%高の4368円(350円高)で売買が成立した。その後も上値を追っている。2月28日の15時に今3月期の連結当期純利益の増額修正と自己株式の消却、「中期ASV経営2030」のロードマップ策定を発表し、好感されている。自己株式の消却は、719万8100株(消却前の発行済株式の総数に対する割合1.34%)を2023年3月27日(予定)付で..

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愛知時計電機は今3月期末に創立125周年の記念配当3円、期末配当は24円に

■2023年7月に創立125周年、年間配当は1株当たり45円に 愛知時計電機<7723>(東証プライム)は2月28日の後場、14時過ぎに小高くなる場面があり、1527円(9円高)まで上げて出直りを探る相場になった。14時に記念配当を発表し、好感された。2023年7月に創立125周年を迎るため、同年3月期の期末配当に1株当たり3円の記念配当を実施するとした。 23年3月期の期末配当は、これまで普通配当21円を予想していたが、3円の記念配当を加え、期末配当金を24円に修正するとし..

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まんだらけが再び一段高、1月の月次売上高21%増加や中国からの渡航制限緩和など好感

■昨年10月に30%増加のときも「水際対策の大幅な緩和」が追い風に まんだらけ<2652>(東証スタンダード)は2月28日、再び一段高となり、一時12%高の1400円(148円高)まで上げて約2週間ぶりに株式分割を調整後の上場来高値を更新し、活況高となっている。27日に発表した1月の月次売上高が全店合計で前年同月比21.3%増加し、以前高水準の伸びとなったことや、3月1日以降、中国からの渡航者の新型コロナ関連制限が緩和されることなどが買い材料視されている。 訪日観光客からの需..

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テンポイノベーションが上場来高値を更新、高値圏で強い相場が続き好業績株を買い直す動き波及

■今3月期末配当は16円の見込み(前期比4円の増配)に テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は2月27日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時30分にかけて1263円(54円高)まで上げ、約3週間ぶりに株式分割を調整後の上場来高値を更新している。3週間前の高値は、2月2日に発表した第3四半期決算と通期業績予想の増額修正などが好感されて一段高となったもので、その後も高値圏で強い相場が続いてきたため、好業績株を買い直す動きが同社株にも波及したと見られている..

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ヤマウHDは「さらなる株主還元の充実」など好感されストップ高買い気配

■今3月期末配当を前回予想比28円増の58円に ヤマウホールディングス(ヤマウHD)<5284>(東証スタンダード)は2月27日、買い気配のままストップ高の1030円(150円高、17%高)に達し、午前10時にかけてまだ値がついていない。24日の16時に株主還元方針の変更と配当(期末のみ)の増配を発表し、好感買いが殺到している。「さらなる株主還元の充実を図るべく株主還元方針を明確化」(発表リリースより)するとし、配当額算定の指標として「配当性向30%」を導入するとした。 これ..

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東武鉄道は2日続伸、業績予想、配当予想の増額修正など好感、『東京スカイツリータウン』10周年

■今3月期の期末配当は前回予想比5円増の15円の予定に 東武鉄道<9001>(東証プライム)は2月27日、続伸基調で始まり、取引開始後は3025円(44円高)をつけて2日連続の出直り相場となっている。24日の15時に今3月期の業績予想、配当予想の増額修正などを発表し、好感されている。今期・2023年3月期の期末配当は、業績見通しを踏まえ、前回予想比5円増の15円の予定(前3月期末比でも5円の増配)にするとした。 これにより、23年3月期の年間配当は計30円になる。9月中間配当..

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神戸製鋼所が高値を更新、好業績に加え低PBR企銘柄の活性化期待などで買い先行

■PBR(株価純資産倍率)は0.4倍台 神戸製鋼所<5406>(東証プライム)は2月27日、再び一段高で始まり、取引開始後は919円(26円高)まで上げて3取引日ぶりに昨年来の高値を更新している。2月10日に業績予想の増額修正などを受けてストップ高となって以降、上げ足を強めて続伸基調となっており、このところは、PBR(株価純資産倍率)が0.4倍台と解散価値の1倍を下回るため、「低PBR企業、東証がテコ入れ」(日本経済新聞1月27日付朝刊)と伝えられたことも買い材料視されている..

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クリナップは昨年来の高値に迫る、第3四半期までの進ちょく率など好調で製品値上げも好感

■システムキッチン『STEDIA』(ステディア)は6月受注分より実施へ クリナップ<7955>(東証プライム)は2月24日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、後場は6%高に迫る680円(36円高)で売買を開始。2022年12月につけた昨年来の高値687円に迫っている。第3四半期決算の進ちょく率などが好調だった上、2月下旬に入り一部商品と取付・設置費の価格改定を発表し、業績寄与への期待が強まっている。 発表によると、価格改定は、たとえば中高級グレードのシステムキッチン『ST..