業績でみる株価一覧

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壱番屋は4日ぶりに高値更新、第1四半期の営業利益2.4倍、コロナ禍からの回復が想定以上の見方

■既存店ベースの売上高は前年同期比13.3%増加 壱番屋<7630>(東証プライム)は6月27日、6%高の5800円(340円高)で始まった後伸びきれないが4日ぶりに年初来の高値を更新し、2020年9月以来の5800円台に進んで売買されている。26日の15時30分に第1四半期連結決算(2023年3~5月)を発表し、売上高は前年同期比14.2%増加し、営業利益は約2.4倍となるなど大幅な増収増益。コロナ禍からの回復が想定以上との見方が出ている。 第1四半期の連結営業利益は約2...

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ミクニは一時10%高の後も堅調、全体安に押されるがEV向け7割めざす事業変革に期待強い

■燃料噴射システムの大手として知られてきたが電動車向け製品に注力 ミクニ<7247>(東証プライム)は6月23日、一時10%高の462円(42円高)まで上げて年初来の高値を連日更新し、約1年4か月ぶりに450円台を突破し、後場はTOPIX(東証株価指数)の2%安、日経平均の600円安などに押されているものの、13時30分を過ぎても440円(20円高)前後で売買され上げ幅を保っている。今期・2024年3月期末に創立100周年の記念配当を予定し、2030年度にEV(電気自動車)向..

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日本アビオニクスは2006年以来の高値に進む、受注残の拡大目立ち防衛予算への期待も強い

■受注残高は前期16.5%増加、会社側も「大幅増」と 日本アビオニクス<6946>(東証スタンダード)は6月22日の後場、一段と強含む相場になり、取引開始後に9%高の5510円(470円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新し、2006年7月以来の5500円台に進んでいる。情報システム事業では防衛関連事業も行うため、政府の防衛予算拡大は傾向的な期待要因。直近は「防衛装備規格、米欧と統一、政府方針案、補修機会、国内企業に期待」(日本経済新聞6月21日付朝刊)と伝えられた..

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ツナググループHDは「すきま時間に単発バイト、半年で3割増」の報道を受け出直り強める

■1日単位の求人サービス『ショットワークスコノヒニ』を運営 ツナググループHD(ツナググループ・ホールディングス)<6551>(東証スタンダード)は6月22日、次第高となって出直りを強め、午前10時30分に7%高の687円(47円高)まで上げた後も680円前後で売買され、約1か月ぶりに680円台を回復している。1日単位の求人サービス『ショットワークスコノヒニ』を運営しており、22日朝、「スポットワーカー1000万人、すきま時間に単発バイト、半年で3割増」(日本経済新聞6月22..

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三菱製紙は2019年以来の高値に迫る、上場維持基準の完全適合めざす、「流通株式時価総額」だけ未達

■中期計画では25年3月期の営業利益75億円 三菱製紙<3864>(東証プライム)は6月22日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5%高に迫る586円(26円高)まで上げ、6月12日につけた年初来の高値588円(2019年以来の高値)に迫っている。PBR(株価純資産倍率)が0.3倍に過ぎない位置にある上、21日の15時に「上場維持基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況」を発表し、買い材料視されている。 発表によると、上場維持基準への適合状況は、「流通株式時価総額」だけ未達の状..

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岩谷産業は上場来の高値に迫る、5年間の新中期計画を好感、営業利益63%増めざす

■水素エネルギー関連事業の推進などに取り組む 岩谷産業<8088>(東証プライム)は6月22日、出直りを強めて始まり、取引開始後は7639円(233円高)まで上げ、約2週間前につけた上場来の高値7890円に向けて上値を指向している。 21日の15時に5年間の中期経営計画「PLAN27」を発表し、テーマを「水素エネルギー社会の実現に向けて」として経営数値目標を営業利益650億円(2023年3月期比63%増)などを掲げ、期待の強まる相場となった。計画では、「LPガスの脱炭素化と流..

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タムロンは増配と自己株式の消却が好感され2007年以来の高値、6月中間配当を5円増の35円に

■消却は160万株(発行株数の6.4%)、株式価値が向上 タムロン<7740>(東証プライム)は6月21日、一段高となり、取引開始後に7%高の4105円(285円高)まで上げ、2日ぶりに年初来の高値を更新し、株式分割を調整後の相場で2007年以来の4000円台に進んでいる。20日の15時に6月中間配当の増配と自己株式の消却を発表し、好感されている。急伸後は売買交錯となり、歴史的高値とあって利食い売りが出ているもよう。ただ、今回は増配を見送った期末配当への増配期待はある。 4月..

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ロジザードが高値を更新、クラウドWMS(倉庫管理システム)好調で業績上振れ期待

■営業、純利益は第3四半期までで期初予想を超過達成 ロジザード<4391>(東証グロース)は6月20日、前後場ともジリ高となって上値を追い、後場は6%高の978円(57円高)まで上げて約1か月半ぶりに年初来の高値を更新し、2022年9月以来の高値に進んでいる。クラウドWMS(倉庫管理システム)『ロジザードZERO』で知られ、業績上振れ期待がある中で、6月15日に業務効率化、自動化、省人化等を促進する『相関図』の公開を発表してから動意を強め、20日は4年ぶりに開催される展示会へ..

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イトーキは2017年以来の1000円台に進む、オフィス移転の増加などを受け業績上振れ期待が強い

■設備機器・パブリック事業で博物館、美術館向けの回復も強まる イトーキ<7972>(東証プライム)は6月20日、ジリ高基調となって午前11時前に1027円(50円高)まで上げ、年初来の高値を連日更新して2017年以来の1000円台に進んでいる。東京都心部をはじめとする大都市圏でのオフィス移転やリニューアル案件の増加を受け、業績上振れ期待があり、また、株価水準はいぜんPBR0.9倍台で割安感が強い。 23年12月期・第1四半期(1~3月)連結決算は、オフィス移転やリニューアル案..

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プレミアグループが高値を更新、逆風とされる金利上昇が当面なくなり3日連続大きく上げる

■業績は好調、日銀の大規模緩和維持を受けて再び動意強める プレミアグループ<7199>(東証プライム)は6月20日、3日続けて大きく上げる相場となり、午前11時過ぎには6%高の1872円(102円高)まで上げて約6週間ぶりに年初来の高値を更新している。全国の中古車会社向けにオートクレジットや「カープレミアクラブ」の各種サービスなどを提供し、今期・2024年3月期も連続最高益を見込む。逆風は金利上昇とされてきたが、6月15、16日の日銀の金融政策会合で大規模な金融緩和が据え置き..