業績でみる株価一覧

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サンバイオは次第に上げて9%高、『慢性期外傷性脳損傷プログラム』今期中の承認取得を目指すなど好感

■承認後、速やかに販売開始できるよう、体制構築に向けて準備 サンバイオ<4592>(東証グロース)は9月15日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時には9%高の707円(60円高)まで上げ、再び上値を指向している。14日の15時に発表した2024年1月期・第2四半期決算で、注目の『SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム』について、「承認時期は当社で決められるものではありませんが、今期中の承認取得を目指します」(決算短信より)としたことなどが注目されている。 第2四..

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稲葉製作所は下げて始まったが持ち直す、特別配当、自己株式の消却など好感

■消却株数は90万株(消却前の発行済株式総数の5.0%) 稲葉製作所<3421>(東証スタンダード)は9月14日、5%安(80円安の1512円)で始まった後持ち直し、午前11時にかけては3%安(50円安の1542円)と出直りを強めている。物置の大手で、13日の15時に7月決算と特別配当、自己株式の消却を発表し、好感されている。同時に名物会長・稲葉明氏の代表権のない会長への就任(10月20日付)も発表、時代の流れを感じさせたようで、これが株価軟調の原因ではないかとの見方も出てい..

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スリー・ディー・マトリックスは第1四半期の売上高95%増など好感されがストップ高

■2023年5~7月、経常利益と純利益が黒字に転換 スリー・ディー・マトリックス<7777>(東証グロース)は9月14日、飛び出すような急伸相場となり、午前9時30分前にストップ高の186円(50円高、37%高)まで上げた後もほとんどストップ高買い気配を続けている。13日の15時過ぎに発表した第1四半期決算(2023年5~7月・連結)の売上高が前年同期比95%増の8億27百万円となり、経常利益と四半期純利益は前年同期比で黒字に転換、注目集中となった。 この第1四半期は、米国で..

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スマレジが急伸、第1四半期の売上高48%増など好感され4か月ぶりに2800円台を回復

■新規有料契約の増加、低解約率、価格改定など寄与 スマレジ<4431>(東証グロース)は9月14日、飛び出すように大きく出直り、一時17%高の2930円(436円高)まで上げて約4か月ぶりに2800円台を回復し、出来高も急増している。13日の15時過ぎに発表した第1四半期決算短信(2023年5~7月)の売上高が前年同期比48.4%増加し、営業、経常利益は各々2.2倍となり、注目が再燃した。 第1四半期は、•新規有料契約の増加、低解約率によるストック売上高の積上げ、クラウドサー..

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レーザーテックが出直り基調、「柱のマスク検査装置は膨大な受注残」などとされ見直される

■10月1日から225種構成銘柄に、需給に厚みつく要因 レーザーテック<6920>(東証プライム)は9月14日、2日続伸基調となり、午前9時40分にかけて5%高に迫る2万2095円(970円高)まで上げ、2日続伸基調の出直り継続となっている。このところ日米金利の上昇観測などを受けたグロース株安に埋没する相場が続いているが、12日の高輝度EUVプラズマ光源に関する開示に続き、13日には「四季報先取り」(東洋経済・四季報オンライン)で「柱のマスク検査装置は膨大な受注残の消化で活況..

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イントランスは「特別株主優待」が好感され後場急伸、再三ストップ高

■22年5月に廃止したが特別優待として実施、今後は完全復活を検討 イントランス<3237>(東証グロース)は9月13日の後場、急伸し、14時にかけてストップ高の94円(30円高、47%高)まで上げ、一時ダレたものの14時半にかけて再びストップ高で売買され、2022年5月以来の90円台に進んでいる。昼12時に特別株主優待制度を発表し、好感買いが殺到した。2023年9月末日の権利確定日に300株以上を保有する株主に「QUOカード(1000円)または同額の代替ギフト券」を、1万株以..

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アートネイチャーは配当方針の拡充・増配と海外新工場など好感され4カ月ぶりに800円台を回復

■配当は連結配当性向40%以上、現状水準を下限として実施 アートネイチャー<7823>(東証プライム)は9月13日、8%高の852円(66円高)まで上げた後も840円前後で売買され、飛び出すように大きく上げてほぼ4カ月ぶりに800円台を回復している。12日の15時30分に配当方針の拡充・増配と海外生産子会社の設立、東証スタンダード市場への上場の選択・申請などを発表。買い優勢となっている。 配当方針については、連結配当性向40%以上を基本に、現状水準(年間配当28円)を下限とし..

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阿波製紙は朝安を切り返し反発幅拡大、9月中間配当の復活など好感

■段ボールの需要増につながる案件に反応した実績あり思惑買いも 阿波製紙<3896>(東証スタンダード)は9月13日、510円(6円安)で始まった後切り返して出直りを強め、5%高の540円(24円高)まで上げて反発幅を広げている。12日の15時に未定だった9月中間配予想と新工場の建設に関する途中経過を発表し、注目が再燃した。また、ウクライナに段ボール製の無人機が供給され使われているとの報道もあり、需要増に期待する向きもある。同社株は、以前、段ボール素材の組立キットと「Ninte..

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ブリヂストンは第2四半期の売り上げ初の2兆円超、証券会社の投資判断を受け注目再燃

■JPモルガン証券が「中立」から「強気」に引き上げたと伝わる ブリヂストン<5108>(東証プライム)は9月13日、一段と出直る相場となり、5945円(189円高)まで上げた後も堅調に売買され、約5週間ぶりに5900円台を回復している。同社株の投資判断をJPモルガン証券が「中立」から「強気」に引き上げ、目標株価は600円引き上げて6600円に見直したと伝えられた。これを受け、好調な業績や円安の寄与などに注目が再燃している。 第2四半期連結決算(2023年1~6月・累計)の売上..

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三陽商会は2018年以来の高値に進む、「月次」発表から再び上値を追う

■8月の売上高11%増加、PBR向上への取組にも期待が 三陽商会<8011>(東証プライム)は9月12日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時を過ぎては5%高の2188円(103円高)まで上げて約2ヵ月ぶりにこのところの高値を更新し、2018年以来の2100円台に進んでいる。9月5日に8月の「月次業績報告」を発表したあたりから再び上値を追う相場になっており、8月の売上高が前年同月比11%増加したことなどを受け、引き続き買い優勢の展開となっている。 また、株価水準は..