業績でみる株価一覧

NO IMAGE

南海電鉄が大きく出直る、万博景気に乗り業績予想を増額修正、増配と自社株買いも発表し好感買い先行

■3月通期の営業利益は前回予想を12%上回る見込みに見直す 南海電気鉄道<9044>(東証プライム)は7月31日、大きく出直って始まり、取引開始後は9%高の2435.0円(200.0円高)まで上げ、約3か月ぶりに2400円台を回復している。30日午後に発表した第1四半期決算(2025年4~6月)が好調で、第2四半期と3月通期の連結業績予想を増額修正し、さらに増配と発行株式総数の5%超の600万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)も発表、好感買いが先行している。 4~6月..

NO IMAGE

日産自動車が堅調に始まる、営業損益の改善など好感、自動車株が総じて軟調な中で独歩高

■第1四半期は各利益とも損失だが営業損失は前回見通しから大幅に改善 日産自動車<7201>(東証プライム)は7月31日、328.0円(11.9円高)で始まった後も堅調に推移し、自動車株が総じて朝寄り後に軟化する中で独歩高となっている。30日の夕方に発表した第1四半期決算(2025年4~6月、連結)は営業利益が791億円の損失となるなど各利益とも赤字だったが、今期初の営業利益の予想は2000億円の損失だったため、予想を上回る決算となった。 第1四半期は、グローバルの販売台数は7..

NO IMAGE

明海グループが後場一段高、第1四半期決算でホテル事業好調など好感、船舶売却益約81億円など計上

■明治海運などの持株会社、連結純利益は前年同期の3.2倍に 明海グループ<9115>(東証スタンダード)は7月30日の13時に特別利益などの計上と第1四半期決算を発表し、株価は発表後に10%高の715円(67円高)まで一段高となり、約1か月ぶりに700円台を回復している。明治海運などの持株会社。第1四半期連結決算(2025年4~6月、連結)に2隻の船舶売却による特別利益約81億円と法人税等調整額(損)27.64億円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期の3.2倍..

NO IMAGE

カンロが一段高、「グミ」第2四半期も高成長、「のど飴」も好調で営業利益13.7%増加、上場来の高値を更新

■松本工場のグミ棟を拡張、償却負担など増すが増収により吸収 カンロ<2216>(東証スタンダード)は7月30日、一段高の相場となり、8%高の1868円(142円高)まで上げた後も1850円前後で強い値動きを続け、株式分割を考慮した実質的な上場来の高値を更新している。29日の午後に発表した第2四半期連結決算(2025年1~6月・累計)の営業利益が前年同期比13.7%増加するなど好調で、「のど飴」や「グミ」が高成長としたことなどに、あらためて注目が強まっている。 1~6月・累計の..

NO IMAGE

日本航空は後場大きく持ち直す、第1四半期の税引前利益93%増加、日本発の国際ビジネス需要が想定上回る

■国内線も前年同期比で旅客数を大きく伸ばす 日本航空<9201>(東証プライム)は7月30日、朝から軟調だが、正午に第1四半期決算(2025年4~6月、連結)を発表したあと急速に値を戻し、一時2921.0円(3.5円安)まで持ち直して本日の現在高となる場面があった。税引前四半期利益が前年同期比93%増加するなど全体に大幅増益だった。 第1四半期の連結業績は、国際線が「好調なインバウンド需要が継続する中で日本発のビジネス需要が当初の見込みを上回って回復基調」(決算短信より)とな..

NO IMAGE

Aimingが急伸、主要タイトル好調で第2四半期の経常利益は予想を96%上回る

■ドラゴンクエストタクト』は「業績予想を上回る売上を達成」 Aiming<3911>(東証グロース)は7月30日の前場、25%高の300円(60円高)まで上げた後も強い値動きを続け、後場寄り後も29%高の310円前後で随意市、急伸相場となっている。29日午後に発表した第2四半期決算(2025年1~6月・累計、連結)が4月に開示した予想を経常利益で96%上回るなど大幅に予想を上振れ、好感買いが集中した。300円台は今年5月2日以来になる。 25年1~6月の売上高は前回予想を2...

NO IMAGE

サイバートラストが急伸、第1四半期の大幅増益と9月末を基準日とする株式2分割を好感

■リカーリングサービス好調で売上高、営業利益は第1四半期として最高 サイバートラスト<4498>(東証グロース)は7月30日、急伸相場となり、15%高の2970円(381円高)まで上げた後も14%高前後で売買され、約5か月ぶりに年初来の高値を更新している。29日午後に発表した第1四半期連結決算(2025年4~6月)が営業利益2.1倍になるなど大幅増益となり、同時に9月末の株式2分割も発表。好感買いが集まった。 この第1四半期は、リカーリングサービスの好調推移が牽引する形で、売..

NO IMAGE

NECが上場来高値を更新、第1四半期大幅増益で注目再燃、四半期利益など大幅な黒字に転換

■国内ITの受注は引き続き高水準を維持 NEC(日本電気)<6701>(東証プライム)は7月30日、上値を追う相場となり、7%高の4395円(305円高)まで上げる場面をみせて実質的な上場来の高値を更新しながら活況高となっている。29日午後に発表した第1四半期連結決算(2025年4~6月、IFRS)の営業利益が前年同期の7.8倍に急増し、税引前利益や親会社の所有者に帰属する四半期利益などは前年同期比で大幅な黒字に転換、注目再燃となった。 第1四半期は、Non-GAAP営業利益..

NO IMAGE

ゼンリンは大きく出直って始まる、第1四半期決算は前年同期の反動減、通期予想は増収増益の予想を継続

■季節性も強く「費用先行で推移」「第4四半期に集中」の傾向 ゼンリン<9474>(東証プライム)は7月30日、大きく出直って始まり、取引開始後は8%高の1136円(88円高)まで上げている。29日の夕方に発表した第1四半期決算が好感され、約1か月半ぶりに1100円台を回復している。 第1四半期連結決算(2024年4~6月)は、売上高が前年同期比0.4%増の141.91億円で、営業利益は3.05億円の損失(前年同期も2.74億円の損失)だった。ただ、前年同期にモビリティソリュー..

NO IMAGE

清水建設が四半期決算発表を受けて急伸、売上高10%増、営業利益は10倍、完成工事総利益の増加など寄与

■通期の連結業績予想は全体に据え置く 清水建設<1803>(東証プライム)は7月29日の13時に第1四半期決算(2025年4~6月)を発表し、株価は直後に大きく上値を追いながら8%高の1788.0円(138.5円高)まで上げ、4日ぶりに2000年以降の最高値を更新している。第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比10.2%増の4417億19百万円で、営業利益は同10.3倍の172億50百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同4.6倍の111億28百万円だった。個別決算の..