芸能プロ倒産、過去2番目の高水準、SNS時代の地殻変動が直撃
■YouTube台頭と独立志向、芸能プロ苦境、2025年1~9月16件倒産 東京商工リサーチ(TSR)がまとめた2025年1~9月の芸能プロダクション倒産状況によると、倒産件数は16件(前年同期20件、20.0%減)だった。件数は減少したものの、2024年の過去10年最多に次ぐ過去2番目の高水準で、業界の構造変化を反映している。SNSやYouTubeなどの台頭により、タレントが事務所を介さず活動する動きが広がり、テレビ局の製作費減少も重なった。タレントの移籍や独立が相次ぐなか..