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日本郵政は売買交錯、ゆうちょ銀行株の一部売却に見方分かれる、ゆうちょ銀行は堅調

■ゆうちょ銀行は自社株買いを発表、株式市場での需給悪化を吸収 日本郵政<6178>(東証プライム)は2月28日、売買交錯で始まり、取引開始後は1234.0円(4.5円高)をつけた後1221.5円(8.0円安)と一進一退になっている。27日の15時30分、保有するゆうちょ銀行<7182>(東証プライム)株式の一部売却を発表、売却株数は最大で10億8900万株になり、総額1兆円規模になるが、受け止め方は分かれているようだ。ゆうちょ銀行は取引開始後に1186円(30円高)まで上げ、..

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アイロムGは後場寄り後に急動意、京大iPS細胞研究所との「共有者実施契約」に注目集まる

■ナイーブ型ヒトiPS細胞を迅速に作製する技術を共同で独占的に実施 アイロムグループ(アイロムG)<2372>(東証プライム)は2月27日の後場、一気に堅調転換して始まり、一時1980円(46円高)まで上げて出直っている。昼12時30分に京都大学iPS細胞研究所との「共有者実施契約」の締結を発表し、注目が集まった。100%子会社の株式会社IDファーマが、京都大学iPS細胞研究所と共同でアイロムGグループの基盤技術であるセンダイウイルスベクターを用いたナイーブ型ヒトiPS細胞を..

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サイエンスアーツはAI顔認証システムとの連携による人物特定機能に期待集まりストップ高

■主サービス「Buddycom」とAI顔認証「SAFR(セイファー)」との連携を発表 サイエンスアーツ<4412>(東証グロース)は2月27日、午前10時過ぎにストップ高の890円(150円高、20%鷹)で売買されたまま買い気配を続け、後場もストップ高の買い気配で始まった。同日午前、主力サービスのライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」がリアルネットワークス株式会社(東京都渋谷区)のAI顔認証「SAFR(セイファー):登録商標」と連携し、4月..

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三協立山が高値を更新、低PBR株物色に加え仮設住宅300万人分不足の報道も買い材料視される

■南海トラフ地震を想定し提供できる住宅数は大幅に不足と伝わる 三協立山<5932>(東証プライム)は2月27日、続伸一段高となり、8%高の740円(52円高)まで上げて約4週間ぶりに今年に入っての高値を更新している。700円台は2022年1月以来の水準。住宅用アルミサッシの大手で、「南海トラフ地震、全国で300万人余の仮設住宅不足も、専門家試算」(NHKニュースWEB2月25日15時55分)などと伝えられ、仮設住宅の備蓄拡大に向けた需要増加への期待が強まっている。また、PBR..

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SEMITECは株式4分割など好感され一時11%高

■第3四半期決算も好調で営業利益は通期予想の86%を確保 SEMITEC<6626>(東証スタンダード)は2月27日、大きく出直り、取引開始後に11%高の9920円(1010円)まで上げ、その後も9%高前後で売買されている。24日の15時30分に株式4分割を発表し、好感買いが優勢になった。2023年3月31日(金曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割するとした。 第3四半期決算は2月13日に発表済みで..

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ガンホー・オンラインは自社株買い相場に「三角持ち合い」が加わり再び一段高、今年の高値を更新

■急伸後に振幅を縮めながら高下、大きな値動きの到来を期待 ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(東証プライム)は2月24日、再び一段高となり、前場に6%高の2512円(151円高)まで上げて今年に入っての高値を更新し、後場も2500円台で高値もみあいを続けている。2月14日に12月決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、翌15日に約7%高(149円高の2371円)と大きく上げ、その後は次第に振幅を縮めながら「三角持ち合い」を形成し、再び一段高となった。「三..

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ディスコは3か月ぶりに上場来高値を更新、米半導体株高を受け株式3分割の権利取りを急ぐ買いも加わる

■3月31日最終名簿の株主の所有株式を1株につき3株の割合で分割 ディスコ<6146>(東証プライム)は2月24日、再び上値を追う相場となり、8%高の4万3600円(3350円高)まで上げた後も7%高の4万3100円台で推移し、約3か月ぶりに上場来の高値を更新している。2月21日に株式3分割を発表して買い材料視されている上、23日のNY株式市場でエヌビディアが好決算の発表を受けて一時15%高の急伸と伝えられ、半導体関連株への注目が再燃、分割権利取りを急ぐ買いも加わって一段高に..

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加賀電子が上場来高値に迫る、最高益の好業績に加えオートモーティブ事業の強化などにも期待強い

■電動バイク、EVバスなどの電気自動車でも実績着々 加賀電子<8154>(東証プライム)は2月24日、再び上値を指向し、後場寄り後は一段と強含んで4810円(70円高)まで上げ、2取引日前につけた事実上の上場来高値4845円に向けてジリ高基調となっている。2月初旬に発表した第3四半期決算が4~12月としての最高益を更新し、今3月期・通期の連結業績予想のと配当予想の増額修正も発表。さらなる上振れ期待がある。また、4月1日付の組織改編では、オートモーティブ事業部に「営業推進部」を..

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モリタHDは時間とともに強含んで出直り強める、資本業務提携により消防車両のEV化を推進

■EVモーターズ・ジャパン(北九州市)への出資などに期待強まる モリタホールディングス(モリタHD)<6455>(東証プライム)は2月24日、時間とともに強含んでジリ高基調となり、午前11時にかけて3%高の1215円(34円高)まで上げて出直りを強めている。消防車両の最大手で、22日の15時に株式会社EVモーターズ・ジャパン(北九州市)の第三者割当増資を一部引き受ける資本業務提携を発表し、買い材料視されている。出資額は200百万円。消防車両のEVシャシの共同開発を進めるとした..

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植田発言を受け不動産株など一段高、金利上昇懸念が後退し三井不は2ヵ月半ぶりに2500円台を回復

■次の日銀総裁、衆議院の「所信聴取」で緩和継続方針と伝えられる 三井不動産<8801>(東証プライム)は2月24日、午前10時頃から一段高となり、3%高の2532.5円(58.5円高)まで上げ、取引時間中としては昨年12月以来、約2ヵ月半ぶりに2500円台を回復している。次の日銀総裁に内定している植田和男氏が同日午前、衆議院の「所信聴取」に出席し、「日銀の金融政策は適切」などとして現在の量的金融緩和を継続する方針を示したと伝えられ、金利上昇への懸念が後退した。三菱地所<880..