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一正蒲鉾は『新規事業』の専任組織を7月1日発足、「第3の柱」に期待

■新規事業開発室を設置、新たなビジネスアイデアの発掘など 一正蒲鉾<2904>(東証プライム)は7月3日、反発相場となり、764円(16円高)まで上げた後も760円台で堅調に売買され、出直り基調となっている。7月1日付で、新たなビジネスアイデアの発掘とイノベーションの創出等を目的として新規事業開発室を設置すると同日午前に発表しており、注目が集まっている。同社では、「第二次中期経営計画に掲げながら、なかなか前に進めなかった『新規事業』の専任組織を立ち上げ、活動を加速する」として..

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パナソニックHDも高値を更新、PBR倍増方針に加えNY株高や日銀短観の改善も追い風に

■平均株価採用の主力株にも買い活発化の動き パナソニックHD(パナソニック ホールディングス)<6752>(東証プライム)は7月3日、後場も一段と強含む相場となり、14時にかけて1792.0円(38.5円高)まで上げて2日ぶりに2018年以来の高値を更新している。米国での電気自動車用電池事業に積極的で、前週末のNY株の全面高により米国の景気回復期待が再燃したこと、NY市場で上げたこと、さらに、3日朝発表の日銀短観が7四半期ぶりに改善と伝えられ、国内景気の持ち直しにも期待が出た..

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TDKが高値を更新、NY株高に加え日銀短観も改善し株価指数連動型の買いも増加

■今期も連続増益・増配を見込む TDK<6762>(東証プライム)は7月3日、一段高となり、前場3%高の5759円(192円高)まで上げて約2週間ぶりに2021年以来の高値を更新し、後場も13時30分を過ぎてほぼ高値圏の5740円前後で売買されている。直近発表のリリースとしては、伝送信号の高速インターフェース差動伝送向けのノイズ対策用コモンモードフィルタ「TCM0403Tシリーズ」(0.45mm×0.3mm×0.23mm)を開発し、2023年6月より量産を開始と6月27日に発..

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コマツが高値を更新、NY株の全面高を受け北米市場での拡大などに期待強まる

■大型ブルドーザーの遠隔操作による商用稼働をブラジルで開始 コマツ(小松製作所)<6301>(東証プライム)は7月3日、反発基調となって出直りを強め、3975円(94円高)まで上げて2取引日ぶりに2018年以来の高値を更新している。前週末のNY市場で値上がりし、米景気の持ち直しによる北米市場での拡大などに期待が強まったことや、6月中旬に大型ブルドーザーの遠隔操作による商用稼働をブラジルの鉄鉱山で開始と発表したことなどが買い材料に視されている。 前週末30日のNY株式はダウが2..

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明治HDは次世代mRNA技術を使用した新型コロナワクチンに注目集まり再び出直って始まる

■『レプリコンワクチン』欧米に先駆けて実用化へ 明治HD(明治ホールディングス)<2269>(東証プライム)は7月3日、続伸基調で始まり、取引開始後は3251円(33円高)をつけて再び出直る相場となっている。前取引日・6月30日の17時、「欧米に先駆けて実用化される初めての『レプリコンワクチン』」の国内製造販売承認申請に関して発表し、注目されている。 発表によると、同ワクチンは新型コロナウイルス感染症に対するワクチンで、米Arcturus Therapeutics Inc.社..

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ソーシャルワイヤーは企業の採用ミスマッチを減らす新サービスなど好感され再び急伸

■発表後4か月半ぶりに300円台を回復、値幅妙味強まる ソーシャルワイヤー<3929>(東証グロース)は6月30日、再び急伸し、13時にかけて15%高の310円(40円高)前後で売買されV字型の急反発となっている。2日前の28日、「企業の採用ミスマッチを減らすリファレンスチェックサービス『プルコン』を6月28日より開始し、新たに6962億円と言われる採用市場へ参入」と発表。この日、一時ストップ高(80円高の328円)となって約4か月半ぶりに300円台を回復し、その後もボラタイ..

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アイモバイルは後場一段と出直る、発行株数の5%規模の自社株買いと消却を好感

■正午に発表、期間は9月末まで約3か月間、期待強まる アイモバイル<6535>(東証プライム)は6月30日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は1218円(37円高)まで上げて出直り幅を広げている。正午に自己株式取得(自社株買い)と自己株式の消却について発表し、好感されている。 自社株買いの上限株数は自己株式を除く発行済株式総数の4.97%(100万株)。1度に発表する自社株買いとしては大規模な部類に入る。取得総額は13億円(上限)、取得期間は2023年7月4日から同年9..

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ティムスが急伸、新たな医薬品候補を公益財団・微生物化学研究会と共同研究、一時27%高

■「今後のパイプライン拡充に貢献」とし期待強まる ティムス<4891>(東証グロース)は6月30日、急伸相場となって大きく出直り、前引け間際に27%高356円(76円高)まで上げて後場も355円で売買開始。約1週間ぶりに350円台を回復している。29日付で、公益財団法人微生物化学研究会との共同研究契約の締結を発表しており、「新たな医薬品候補化合物の探索」の進展などに期待が出ている。 発表では、「微生物化学研究会が有する微生物ライブラリーや化合物ライブラリーの一部をご提供いただ..

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マーケットエンタープライズが高値を更新、京都府で初めて長岡京市がリユースプラットフォーム「おいくら」を開始、導入自治体は48になり拡大を好感

■今6月期は黒字化の期待、騰勢に弾みつく マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は6月30日、次第に上げて一段高となり、午前10時過ぎに12%高の1696円(185円高)まで上げる場面を見せて2021年3月以来の高値に進んでいる。今6月期の黒字化期待に加え、29日付で、リユースプラットフォーム「おいくら」を用いた不要品再利用システムを京都府では初めて長岡京市が導入と発表しており、「おいくら」の自治体への拡大が好感されている。 長岡京市の「おいくら」サービス導入..

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日本郵政は小高い、「楽天G株で損失800億円計上へ」と伝わるが瞬間安にとどまる

■かねて「減損処理」の必要性が言われていたようで一歩進む形に 日本郵政<6178>(東証プライム)は6月30日、反発歩調で始まり、取引開始後は1036.0円(4.0円高)まで上げる場面を見せて小高い相場となっている。「楽天G株で損失800億円計上へ、4~6月」(日本経済新聞6月30日付朝刊)と伝えられ注目されたが、瞬間的に6.5円安の1025.5円をつけただけで切り返した。 日本郵政は2021年に楽天G(楽天グループ)<4755>(東証プライム)と資本業務提携した。この頃の楽..