材料でみる株価一覧

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神戸鋼が高値更新、「配当性向上げ検討」と伝えられ8年ぶりに1400円台

■すでに配当利回り4%だが、値上がりも見込める高配当銘柄になる可能性 神戸製鋼所<5406>(東証プライム)は7月6日、一段高となり、取引開始後に6%高の1420.5円(75.5円高)まで上げて3日ぶりに高値を更新し、2015年12月以来の1400円台に進んでいる。このところは自動車業界での生産回復傾向や米国景気の持ち直し期待、日銀短観の景況感の7四半期ぶり改善などを受けて上値を追っているが、6日は、「神戸鋼、配当性向上げ検討、今期、年60円超の見通し」(日本経済新聞7月6日..

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環境管理センターは買い気配で始まり2日連続大幅高、原発処理水の放出後も定期的に検査を継続する方針など伝えられ期待強まる

■8月放出開始の観測、株価材料としては出尽くしの見方あったが後退 環境管理センター<4657>(東証スタンダード)は7月6日、買い気配のまま一段高となり、取引開始後は9%高の580円(50円高)で買い気配となり、昨5日のストップ高に続き2日連続大幅高となっている。引き続き、東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)の福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、放出後も定期的に検査を継続する方針などが伝えられているため、受注増などへの期待の強い相場となってい..

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ヘリオスが後場急伸、臨床試験で商用生産を念頭に置く被験製品の使用が認められたとし期待強まる

■上市後の商用生産でも大量かつ安定的に供給可能、コストも優位 ヘリオス<4593>(東証グロース)は7月5日の後場いきなり急伸し、13時にかけて21%高の324円(57円高)まで上げて約2週間ぶりに300円台を回復している。昼頃、「体性幹細胞再生医薬品『HLCM051』を用いたARDS治験において大量生産を可能とする三次元培養法による被験製品を採用」と発表しており、買い材料視されている。 発表によると、『HLCM051』を用いて肺炎を原因疾患とした急性呼吸窮迫症候群(ARDS..

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Delta-Fly Pharmaは4日続伸、臨床試験のデータ集計「1回目は7月実施」に期待強まり出直り続く

■2回目は今年11月の予定などとし株価材料として期待持続の見方 Delta-Fly Pharma<4598>(東証グロース)は7月5日の後場寄り後に6%高の1003円(56円高)をつけ、4日続伸基調となって日々次第に上げ幅を拡げながら出直りを続けている。6月30日付で、難治性又は再発の急性骨髄性白血病の患者を対象に米国で実施中の『DFP10917』の臨床第3相比較試験の中間解析の取り組みについて開示し、「データ集計を2回に分け、第1回目は本年7月に実施」などとしたことに注目と..

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環境管理センターは後場もストップ高気配、原発処理水の放出8月にもとされ連想買いの見方

■国際原子力機関の安全報告を受け放出後の検査受注に期待 環境管理センター<4657>(東証スタンダード)は7月5日の前場、取引開始後にストップ高の530円(80円高、18%高)で売買されたまま前引けまで買い気配を続け、2022年4月以来の500円台を回復した。東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)の福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、国際原子力機関(IAEA)が安全基準に合致しているとの内容の報告書を提出したと伝えられ、一部報道では「処理水8月..

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スズキが独歩高、ホンダの系列企業売却や「空飛ぶクルマ」事業など材料視

■「目標株価6000円」も出ており自動車株が安い中でしっかり スズキ<7269>(東証プライム)は7月5日、再び一段高となり、午前10時40分過ぎに5382円(162円高)まで上げて2日部売りに年初来の高値を更新し、自動車株が全体に軟調な中で独歩高となっている。インドで高シェアを占め、4日夜、ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)が自社グループの有力部品メーカー・八千代工業<7298>(東証スタンダード)をインド企業系欧州法人に譲渡と発表した事を受けて連想買いを入..

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楽天Gは小高く始まり売買交錯、「楽天証券」上場申請に注目集まるが全体相場の下げもあり伸びきれず

■3000億円規模の資金調達(5月)に続く資金確保に期待 楽天G(楽天グループ)<4755>(東証プライム)は7月5日、523.2円(6.3円高)で始まった後売買交錯に転じ、伸びきれない相場となっている。4日の夕方、子会社「楽天証券」(楽天証券ホールディングス株式会社、楽天証券HD)の株式上場申請を発表し、スマホ関連事業への資金確保などが連想され注目されたが、全体相場の下げ(日経平均200円安)もあり、このところの出直り基調は一服状態になっている。 4日の16時半に、楽天証券..

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八千代工業はホンタによるTOB発表を受け急伸、完全子会社化後議決権の81%をインド企業グループに譲渡へ

■パラダイムシフトに対応、八千代工業も賛同の意見表明を発表 八千代工業<7298>(東証スタンダード)は7月5日、買い気配で始まり、午前9時15分現在は17%高の1360円(207円高)で買い気配となっている。4日の20時過ぎ、株式の50%超を保有するホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)が八千代工業へのTOB(公開買付)について発表し、TOB価格は1株1390円としたため、これに向けて買い先行となっている。八千代工業も賛同の意見表明を発表した。5日のストップ高は..

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楽天Gは小高い、月刊誌の「非公開化の観測」を受け思惑買いの見方

■増資による資金調達の後もジリ安基調 楽天G(楽天グループ)<4755>(東証プライム)は7月4日、次第高となり、午前11時にかけて6%高の529.0円(30.2円高)まで上げる場面を見せ、再び出直っている。MBO(経営者による株式公開買付)の可能性についての記事が月刊誌『選択』(選択出版株式会社)に乗っていると伝えられ、思惑買いが先行する展開になった。 同誌のホームページには、7月号の記事として、「株価下落止まらぬ楽天の次なる一手、MBOによる非公開化の観測」が掲示されてい..

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商船三井が出直り強める、市況回復など言われ川崎汽船の先行高に対し出遅れ感も

■みずほ証券など海運大手3銘柄への評価強める傾向 商船三井<9104>(東証プライム)は7月4日、続伸基調で始まり、取引開始後は3555.0円(29.0円高)まで上げ、このところの出直り相場での高値を2日連続更新している。中国発北米向けのコンテナ運賃市況が6月中旬から強含む傾向を続けていることや、自動車の生産回復による自動車運搬船の需要回復などが言われているほか、みずほ証券が6月30日付で大手3銘柄の目標株価の引き上げを発表など、ひと頃に比べて投資判断を強める動きが出ている。..